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SJ創作話

【神様のいたずら~パラレルVer.】 1 ドンヘside


ヒチョル兄さんが妊娠した

自他共に宇宙大スターと称している兄さんの事だから

誰もがあり得ると思ったけれども、

明らかに男性である兄さんの妊娠にはメンバー全員が驚愕した


「最近ヒチョル兄さん食欲旺盛なんだよね・・少し太ってきたみたい」

そう言えばリョウクが最近こぼしていたっけ・・・

僕に対しても今まで食べなかったような甘い菓子を買ってこいと

言われて・・なんかおかしいなって思っていた矢先だった


シウォンのお父さんの知り合いの病院で

精密検査を受けたヒチョル兄さんは自分の妊娠を聞いても驚きもしていない

僕だったらあまりの事に腰抜かすかもしれないのに・・そこがヒチョル兄さんらしい


緊急ミーティングということでイトゥク兄さんがメンバーを全員あつめた


「ヒチョルが妊娠した・・・今日の精密検査の結果4カ月に入ったとこだそうだ

ヒチョルは兵役中だからスーパージュニアの活動には参加してないが

これからの事をみんなで相談しあおうと思って集まってもらった」


皆が真剣な顔をして今後の事を話し合っている横で

ヒチョル兄さんは僕の買ってきたマカロンを美味しそうに食べている

あの・・・みんな兄さんの事を相談しているんですけど・・・

と僕は思ったけど口に出せずに兄さんの顔を見つめていると

「ドンヘ~これ美味しい♪買ってきてくれてありがとう♪」

にっこりと微笑んだ兄さんはとても綺麗だった・・・ヒチョル兄さん反則だよ・・その笑顔


「トゥギ兄さん!!!!ハンギョン兄さんには連絡したんですか?」

リョウクが心配そうにイトゥク兄さんに聞いている

たしかに・・・一番連絡しなくちゃいけない人だよな・・・

「お腹の子の父親って・・・本当にハンギョン兄さんなの? もしかしてシウォンだったりして~」

キュヒョンが冗談交じりに口をはさむと

バシッ!!!!!!!

リョウクがキュヒョンの頬を叩いた・・・あまりの出来事に周囲が凍りつく

「たとえ冗談だとしても・・キュヒョンって・・サイテー」

「だって!!!!!!ハンギョン兄さん中国じゃん・・1年位会ってないじゃん・・計算合わないし」

叩かれた頬を抑えながら涙目でキュヒョンが言うと

「俺達が日本に行った時・・次の仕事も日本だったから数日日本でオフだったろう?

あの時・・・ヒチョルがすごく寂しがってハンギョンに連絡したんだ・・

ハンギョンは必死で仕事調整して、寂しがっているお姫様の所にはせ参じたんだよ」

イトゥク兄さんの説明にみんなが納得をした様子だった

僕たちが日本で仕事してたのは・・まさに4カ月前・・・計算は合ってる・・・

ハンギョン兄さん久しぶりのヒチョル兄さんに・・張り切っちゃったわけだ・・・

「で・・事務所的にもヒチョルの妊娠はトップシークレットだから

なんとか生まれるまで誤魔化さないといけないんだ・・・

みんないろいろと大変かもしれないけど・・・その辺りよろしく頼む」

イトゥク兄さんが頭を下げると、みんなが頷いた

「みんな聞いて~もう一つあんのよ~」

チョウミが言いにくそうに口を開いた


「ヒチョルのお腹の中には赤ちゃん4人いるのよね~」


え?


「4つ子なんだって・・だから生まれた後もしばらくは皆の協力が必要だわ」

4つ子・・・・


僕の頭の中では

ヒチョル兄さんにそっくりな女の子が4人僕にまとわりついてくる映像が浮かんで

思わず顔がニヤけてしまった・・・

ハッとして周囲を見回すと

シウォンも顔がヘラヘラしている・・・絶対おんなじ妄想してるんだ・・・・


顔がヒチョル兄さんで性格がハンギョン兄さん似だったら

最高の美少女になると思うんだけどな・・・


僕はこれから大変な思いをするなんて予想もつかず

他人事のようにお気楽に構えていた



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SJ創作話

【神様のいたずら~パラレルVer.2】 ギュヒョンside


ヒチョル兄さんが妊娠して僕らの周囲は慌ただしくなった

お腹の子の父親がまさかのハンギョン兄さんで、

まさかと言うのは、僕はハンギョン兄さんとは

1年以上会ってないと思ってたら、

実は僕たちが日本に仕事で行っていた間にソウルに来ていた事が判明・・

僕はそんなの知らないから、

「ハンギョン兄さんじゃなくてシウォンだったりして~」と

冗談混じりに言ったのに

マジ怒りのリョウクに頬を叩かれてしまった

サイテーと言われてムカついたけど

ソンミナまで僕の顔を見て怒っていた・・・さすがにそれには凹んだ


あの衝撃の日から数日たって、僕はチャンミンと飲みに行った


「ねぇ~ギュ・・ヒチョル兄さん元気してるの? 最近姿見ないから寂しいよ」

ああ・・そう言えばこいつは・・ひちょる信者だったっけ・・

「宿舎に行ってもいい? ヒチョル兄さんに会いたい~!!!!」

「・・・・・・」

「ギュ達はずるいよなぁ~帰ればヒチョル兄さんに会えるんだもん」

それからチャンミンはヒチョル兄さんとの笑える思い出話をし始めて

しばらくはその話題で盛り上がったけど・・・

チャンミンがあまりにもうるさいので僕はヒチョル兄さんに電話をかけた

「兄さん・・ギュヒョンです・・チャンミンがどうしても兄さんと話したいって」

チャンミンに携帯を渡す

チャンミンはすごく嬉しそうに話をしていた

ヒチョル兄さんってそんなに面白い話してんのかな? 僕はすごく気になってた

しばらく楽しそうに電話をしていたチャンミンは満足したのか

僕にニッコリ笑って、「ヒチョル兄さんが今度宿舎においでって・・ビックリする事あるからって言ってた」


おいっ!!!!!ヒチョル兄さん!!!!あんたの事はトップシークレットだろう?

同じ事務所でもバラしたらまずいんじゃないの?

僕は心の中で毒づいてからチャンミンに向かって

「へぇ~なんだろうね~僕も分からないなぁ」とひきつった笑顔で答えた




ああああああっ!!!!!!!

話したい話したい話したい話したい~!!!!!!!!

ヒチョル兄さんの秘密をみんなにバラしたい~!!!!!!!!!!!

あ゛ーっ!!!!!!!!!


でもそんな事したらソンミナに絶交されるの分かってるから

僕はぐっと我慢している


僕はいつまでがまんできるのは自信がない

くそっ!!!!!!キム・ヒチョルのバカやろ~!!!!!

なんで僕がこんな我慢しなくちゃいけないんだ!!!!!!!!



ヒチョル兄さんの赤ちゃんが無事に生まれるまでは

僕はずっと我慢する事があるんだろうか・・・・

まだまだ先は長い・・・

ソンミナも僕よりもヒチョル兄さんのおなかの赤ちゃんの事ばかり考えているし

僕は憂鬱な気分になっていった・・・・・
SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.3】 ソンミンside


ヒチョル兄さんは6カ月経ってお腹が目立ってきた

妊娠が判明してから2カ月

僕たちはヒチョル兄さんの秘密を守りながら生活している

公益勤務先には病気という事になって自宅養生中にしてもらっているが

交友関係の広い兄さんの事なので秘密保持に苦労している事も多い

どこまで教えていいのか分からないけど

トゥギ兄さんはメンバーと事務所の上層部だけの秘密になっていると言っていた



「ソンミナ~今日も勉強会あるから時間になったら集合ね~」

チョウミの呼びかけに僕は笑顔で答える

「ミミヒョン♪今日は沐浴の実習だって~ミーミオンニがお人形持ってきてたよ」

リョウクがニコニコしながら僕のところに来る


勉強会はチョウミが中心となって、育児に関しての勉強をしている

「ママさん教室」とでも言うのかな

僕とリョウクは毎回楽しみでワクワクしながら勉強している

他のメンバーも時間があれば参加していて

特にドンヒなんかは真剣に勉強しているので

「婚約者がいると取り組み方違うよね~」ってからかったら

マジ顔で「ヒチョル兄さんの子供で練習させてもらう」と言ってた・・・



「赤ちゃんの耳を左手の親指と小指を使ってふさいで・・お湯が入らないようにね

そして首も支えながら・・もう片方の手で体をやさしく洗ってあげるのよ」

チョウミが出際良く赤ちゃんの人形を使って沐浴させる


僕も「女子力」あるって皆に言われるけど・・・

チョウミには負けるな・・・・チョウミは家事全般オールマイティだもん・・・

「ほら・・ヒチョルオンマ!!!!!ボケッとしてないでやってごらんなさい」

ヒチョル兄さんはめんどくさそうに人形を手にして体を洗う

兄さんは指がすごく長いから、赤ちゃんの耳をふさぐのは簡単にやってるけど

片手で耳を押さえながら首も支えて・・・なんてなかなか難しい

僕もリョウクも人形だけど何度も溺れさせてしまっていた

「ミミヒョン・・・なんか難しいね・・でも頑張って練習しなくちゃね」

「確かに・・・赤ちゃん4人もいたら僕らに1人ずつあてがわれるのは確かだもんね」

そんな事言ったけど

赤ちゃんの世話が出来るのかと思うと

なんかドキドキして・・・・・・すごく楽しみ

最近僕が赤ちゃんの事ばかり考えているせいかギュヒョンが焼きもちをやいている

それがちょっと嬉しかったりする


ヒチョル兄さんが奇妙な顔をしている・・・どうしたのかなと見ていると

「ヒチョル兄さん~お腹の赤ちゃん動いてるの?」リョウクが聞いてきた

え? 赤ちゃんが動いてる?

僕はリョウクの言葉を聞いてヒチョル兄さんを見つめた

「う・・・ん・・・なんかぐるぐるしてる・・変な感じだな・・・・

ソンミナ~リョウガ~触ってみるか?」

「え?いいの?」僕とリョウクは先を争うようにヒチョル兄さんのお腹に耳をあてた


ごにょごにょ・・・なんか動いてる!!!!!!

僕はびっくりしてリョウクと顔を見合わせた


「もう少ししたらもっと動くようになるんだってさ~」

ヒチョル兄さんは僕たちが不思議そうな顔をしてるのが面白いのか

けらけら笑いながら言った


最近のヒチョル兄さんは以前にもまして綺麗になったと思う

母親になるっていろんな面でいろんな変化があるんだなぁ・・・

僕はヒチョル兄さんを見ながら感じていた

SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.4】 イェソンside


「四つ子・・・どんな子供が生まれるんだろう」

イェソンは自分の部屋で本を読んでいた

リョウクは育児書だとばかり思っていたら

「遺伝の法則」と表紙に書いてある


「兄さん・・・そんな難しい本読んでるの?」

眉間にしわを寄せて真剣に本を読んでいるイェソンにリョウクが尋ねた



「生まれてくる子が四つ子だろう・・・

リョウクも生物の授業でやっただろう?メンデルの遺伝の法則・・・」


リョウクはイェソンが何を言いたいのか分かって微笑む

「あのエンドウマメで皺のあるのと無いのとでかけ合わせてどうの・・って奴ね」

「そう」

「ハンギョン兄さんとヒチョル兄さんの遺伝子がどこでどれだけ子供に反映されるかってこと?」


「すごく気になってね・・・今勉強中」


(そんなの生まれちゃえば分かっちゃうのに・・・本当に兄さん面白いな)

リョウクは真面目に考えているイェソンの顔を見ながらニコニコしていた

「映画みたいな事ってあるんだな・・・」イェソンがぼそりと呟く

「え?」


「シュワルツネッガーが妊娠する映画みてさ・・これは映画だからって思ったのに

ヒチョルが妊娠したんだもんな・・・」

「うん・・でもヒチョル兄さんなら・・・なんかみんな納得しちゃうんだよね

すごく不思議な事なのに」

リョウクがイェソンを見ながら小さく笑った


イェソンは真面目な顔のままリョウクに向かって

「子供生まれたら・・・リョウクすごく大変になると思う

俺もできる事は手伝いたいと思ってるけど・・・・

でもヒチョルの為にもハンギョンの為にも・・・リョウク頼りにしている」

(兄さんはあまり興味ないのかと思ってたけど・・・・

やっぱり気にしてたんだね・・・それに僕の心配までしてくれたんだ)


イェソンのあまり感情を表に出さない性格を十分に分かっていたつもりだった

でも、周囲が浮かれ気味なのに対して一歩引いた態度のイェソンを見て

関心がないのかな・・・ともリョウクは思っていた

だからイェソンの気持ちがすごく嬉しい・・・やはり家族なんだ・・僕たちは・・


「じゃあさぁ~午後からあるミーミオンニの勉強会に出てね」

「うっ・・・・」

イェソンがひきつった笑顔でリョウクを見る

リョウクはニコニコしながら

「今日はお人形を使ってのおしめの交換の仕方だって・・・・

赤ちゃん四人も生まれるんだから・・おしめはみんな出来るようになってほしいな」

「・・・・・・・」

「ドンヒ兄さんなんてやる気満々だよ~ヒチョル兄さんの赤ちゃんを練習台にして

自分の子供に備えるって言ってた」


くすっ・・・

イェソンがシンドンの話を聞いて笑った


「そうだな・・・俺も・・・いつかの為に練習しとくか・・・」



赤ちゃんが生まれる・・・その事でメンバーみんなの気持ちが優しくなっていくようだ


リョウクはイェソンの背中に抱きついて嬉しさを表していた・・・
SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.5】 イトゥクside


(ヒチョルのお腹がずいぶん大きくなっているな・・・

四つ子だから産み月前には入院が必要だと医者がいってたっけ・・・


それにしてもなんで俺があいつのダンナの代わりしてんだろうな・・・

昔から変わった奴だったけど・・・妊娠までするとは・・・人間超えたな)



イトゥクはため息をつくと頭を抱えた

SJとしての活動に自分の個人の活動

間近に迫っている兵役の事など抱えている問題は多い

そこに加えてトップシークレット扱いのヒチョルの妊娠

相手のハンギョンは中国だから、身近な自分がヒチョルの世話をしている事になる



(でも・・・ハンギョンとの愛の結晶ができて良かったな・・・)


イトゥクはハンギョンが帰国した後のヒチョルの状態を思い出す

あの時は本当にひどい状態だった

精神的にも限界にきていて仕事もせず食事もせず

毎日泣いて暮らしていたのだ

(鬱にまでなって・・・・そこまで愛した人の子供を宿す事ができたんだから

今は幸せ・・・・そうなんだろうな・・・・)



(ヒチョルとは腐れ縁だな・・こうなったら入隊まではなんとか力になってやるか・・・)


イトゥクはキッチンの冷蔵庫から水を取り出すと何気なくリビングを見た


げっ!!!!!!!


ヒチョルが大きな瞳から涙をこぼしている・・・そして目が合った


「ジョンス・・・・」

イトゥクの顔を見て涙をぽろぽろとこぼすヒチョル・・・・

「ヒチョル・・・どうした? なんで泣いてるの?」

「トゥギ兄さん・・・・」

「ふぇ~ん」

ヒチョルの両隣でソンミンとリョウクも泣いている

どうやら三人はドラマを見ていて泣いているようだった


三人はボロボロ泣きながらテレビの画面に視線を戻した


(ヒチョル・・・変わったな・・・

昔はよっぽどの事がないと人前では泣かなかったのに・・・

最近はすぐに泣くし・・・マタニティブルーってのか?

散々俺の事からかっていたのが別人のようだな)

イトゥクが三人を見つめながら物思いにふけっていると



「あっ・・動いた」ヒチョルが突然さけんだ

「え?」

「ほんと?」


ヒチョルのお腹にリョウクとソンミンが頬を当てる

「うわぁ~中でグニグニ動いてるよ~」

「なんか・・・足? けっとばしてる?」

リョウクとソンミンは顔を見合わせて笑っている


「こん中にガキが四人もいてさ~勝手に動き回るからさ~俺さいきん寝不足なんだ」

「兄さんうつ伏せで寝られないでしょ・・・結構辛いかも~」

 「僕もうつぶせ寝してるから・・・できないの辛いよね~」

3人でワイワイと楽しく話をし始める

さっきまでボロボロ泣いていたのがウソのようだ



その様子をイトゥクは微笑みながら眺めている



ヒチョルの入院と出産がそろそろ近づいてきていた




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