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SJ妄想話

【ニューヨークに行きたいか?】 パラレルおバカVer.


ある日の出来事

ヒチョルは昼近くまで寝ていてやっと起き出してきた

メンバーはみんな海外公演中で誰もいない


兵役・・・といっても現役ではない公益勤務のヒチョルは

自宅から公益勤務先の区庁に出勤しているので普段は気付かないが

海外公演などに行かれると、自分は今兵役中なんだな・・・と寂しく思う


まかないの叔母さんが作り置きしてくれた食事を冷蔵庫から出して暖め

ぼんやりとテレビのニュースを見ながら1人の食事をとっていた


最近やっと1人の時間に慣れてきた

最初のうちは寂しくて寂しくて仕方なかったけど、今ではそうでもなくなっている


ニュースキャスターの読み上げたニュースがヒチョルの耳に残る


『アメリカのオバマ大統領は、個人的な考えだとしたうえで、

「同性のカップルが結婚できるようにすべきだと明言することが重要だと考えた」と述べて、

同性間の結婚を支持する立場を初めて表明しました』


え?

アメリカの大統領が・・・シウォンがツイでフォローしているオバマ大統領が・・・

同性愛の結婚を認めた・・・て・・マジ?


ヒチョルは食事中の手を止めてニュースを真剣に見だした



って事は・・

アメリカに行けば・・・俺・・ハンギョンと結婚できるの?


ニュースキャスターはその話題を話続け

ニューヨーク州を含む6州で同性婚を法律で認めていると語った




ニューヨークに行ったら・・・ハンギョンと結婚できる・・・


ヒチョルの頭の中はその事ばかりがずっと繰り返されていた


食事をさっさと切り上げるとヒチョルは休暇をどうやってとるかに悩み

だいたい目星を付けるとハンギョンに電話をする


ハンギョンも珍しくヒチョルと同じあたりに休みが取れるようだった

「じゃあハンギョン!!!!ニューヨークで会おうな」


詳細は何も説明せずに一方的に電話を切るヒチョル・・・


「ニューヨークで何があるんだろう????まあ久々にヒチョルに会えるからいいか」

ハンギョンは頭の中はハテナマークだらけだったけど

いつもヒチョルの我儘に振り回されていた昔を思い出して、嬉しくなっていた



一週間後

ニューヨークケネディ空港に着いたヒチョルは待ち合わせ場所に急ぐ

ハンギョンが先に到着して約束のカフェテラスの前で待っていた

「ヒチョル♪久しぶりだね・・・今日はどうしたの?」

「うん・・とりあえずどっかの役所に行こう」

ハンギョンはヒチョルが何を言い出すのかとビックリして

とりあえずお茶でも飲もうとカフェテラスの席にすわらせた


「ねえ・・・元気だった?とか会いたかったとかの台詞の前に役所って・・・

ヒチョル・・・何考えてるの?」

ハンギョンを驚かそうと思っていたヒチョルだったが

しぶしぶとあきらめ顔で話し始めた

「オバマ大統領がさ・・・」

「ん? アメリカの大統領がどうしたの?」

「同性婚を認める発言して・・・ニューヨーク州だともう法律でも認められているって・・

ニュースで見て」

ハンギョンは優しく微笑みながらヒチョルを見つめる

ヒチョルは凄く恥ずかしそうに

「俺・・・お前と・・・結婚できるって思って・・・それでニューヨークにきた」

ハンギョンはビックリしてヒチョルの顔を見つめ、すぐに困ったように優しく言った

「あのね・・・ヒチョル・・・ヒチョルの国籍ってどこ?」

「俺? 韓国・・・」

「俺は中国だよね」

「そんなの知ってるよ!!!!!だから何なんだよ!!!!」

「同性婚を認めてもらうにはアメリカの国籍を取得して、

認めている州に住んで(住まなくても大丈夫の時も)

それから結婚式をあげて・・そこでやっと役所に書類提出して結婚できるんだよ」

「え?」

「ヒチョル・・・ちゃんと調べなかったの?」

ハンギョンはくすくすと笑うと恥ずかしがって下を向いてしまったヒチョルの手を握る

そこまでして自分と結婚したいと思ったヒチョルが凄く愛おしく思えてくる

「俺は・・そのニュース見て・・・ちゃんと調べたよ」

「ハンギョン・・・」

「ヒチョル・・・ありがとう・・・俺その気持ちだけでも嬉しいよ」

「お前も・・・俺と同じ気持ちだったの?」

ふふふと笑うハンギョンをみてヒチョルは胸がドキドキし始めた

「俺・・・」

何か言いかけようとしたヒチョルの唇をハンギョンが塞ぐ

カフェテリアで男同士がキスをしているのに周囲は誰も関心を表さない

さすが同性婚が認められている街だけある


久々のハンギョンからの口づけにヒチョルは目眩を覚える位感じていた

「結婚はできないけど、せっかく二人でニューヨークに来たんだから

ハネムーン並みの濃厚な甘い時間を過ごそうね」

ハンギョンのその言葉にヒチョルは心が甘く疼いた

「バカ・・・」


2人はティファニー宝石店に入るとお揃いの指輪を購入し

写真館で結婚写真をとることにした


さすがゲイが認められている街だけあって

貸衣装も男性が着られるドレスも用意されている


最初は恥ずかしがってタキシードで写真を撮ったヒチョルだったが

写真館の人の「女性よりも美しいのにドレス着ないのもったいない」とのひと言で

ウェディングドレスも着る事になった

シンブルだけど上品なデザインのマーメイド型のドレスを着て

薄くメイクをしてもらった姿はどこから見ても美しい女性だった


ハンギョンはもう嬉しくて目じりが下がりっぱなし

デレデレ顔で写真をとったハンギョンは

「ヒチョル・・・綺麗だよ・・・もう我慢できない」


写真は後日送ってもらうように手続きして

2人はチェックインしていたホテルに向かった


部屋に着くなりハンギョンはヒチョルを強く抱きしめ

その唇に自分の唇を重ねる

ヒチョルはその甘い口づけに自分の力が抜けていくのを感じた


ああ・・・ハンギョン・・愛してる・・

結婚できなかったけど・・幸せだ・・俺・・・ニューヨークに来てよかった


その晩はとっても濃厚な甘い夜をすごした


翌朝

ハンギョンの腕の中で眼をさましたヒチョルは

昨夜の事を思い出して恥ずかしさにほほを赤く染める


ハンギョンがあまりにも激しく自分を求めてきていたので

俺・・・女だったら・・・絶対に今日妊娠したな・・・

4回だったから・・・4つ子になったかもな・・・

そんな事を考えながらハンギョンの温もりに包まれて

幸せそうに再び眠りに落ちていった・・・・







アメリカの結婚事情は詳しくないので間違っていたら笑ってスルーして下さい・・・
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2012.05.19 月夜
SJ妄想話

【月夜】


終わった・・・・

最後までキムヒチョルでいたかったから

制服なんて脱いでやった・・・


本当にアンチと俺の戦いって終わりがないんだな



ため息をつきながらヒチョルは城東区庁を後にして帰路に着く


公益勤務のくせに顔の出るラジオでチャラチャラしている・・・

ヒチョルへの悪意の書き込みが区庁へのホームページに書かれる

苦情も区庁に届いている・・・・全てアンチからだった

「キム・ヒチョル」という宇宙大スターが認知され始めてきたとはいえ

まだまだヒチョルの言動をあれこれいう輩は多い

区長を始めとする管理職はヒチョルに対して好意的な対応をしてくれた

しかし・・・

今回の事はヒチョルは自分から決めて降板することにした・・・


何となく疲労感の残る体を引きずって戻ってきた宿舎は静かだった

メンバーは誰もいない


「あ・・・SMTでLAに行ったのか・・・日本から戻ったばかりだというのにな」

1人でいる時間もふえて、慣れてきたとはいえ

さすがに今日は1人は辛かった

SMのライブだからテヨンやジョンモたちもいない・・・・

1人の食事を終えるとヒチョルは車を走らせてある場所に行く


今日は月が良く見える・・・ヒチョルは高台の公園で1人ベンチに座って空を見ていた

周囲には誰もいない・・・夜になると誰もいなくなるこの公園は意外に穴場だった


ヒチョルの携帯が鳴る

見るとミスラからだった

「おうっ・・除隊したんだよな~なかなか会えずに悪ィなぁ~」

「ヒチョル・・俺こそ会えなくてごめん・・・大丈夫か?」

「何が?」

「久々に下界に降りてきたらさ・・お前相変わらずアンチと闘ってて・・」

「へーきだよ・・慣れてるよ・・・お前も知ってんだろ? アンチあっての俺だって」

ミスラの心配を吹き飛ばすように、ヒチョルは声を出して笑う

しばらく話をして電話を切った・・・

「バカミスラ・・・サンキュ・・」

鼻の奥がツンとしてくる・・・涙を我慢するかのようにヒチョルは空を仰ぐ

今日は月が綺麗だ・・・

あの月はハンギョンの所でも見えてんだろーな・・・ハンギョン・・・


またヒチョルの携帯が鳴る

見るとハンギョンからだった・・・・

え? テレパシーでも伝わったかな・・

ヒチョルはドキドキしながら電話に出た

「ヒチョル~元気してた?」

相変わらずのぽわぽわした韓国語が懐かしい

ちょうどハンギョンに会いたいと思っていたから

思わず涙が出そうになる


「ヒチョルいま大丈夫?」

「う・・うん・・お前忙しいのによく電話してきたな」

「ヒチョルが俺の声聞きたいっていう天の声がしたから」

え?

「ヒチョル・・泣いてるの? 」

「ば・・ばかっ!!!!泣いてなんかねぇーよ!!!!!」

「うそだ・・泣いてるじゃん」

「うるせぇ~お前電話じゃ見えねーだろっ!!!!!」


「ほら・・泣いてるじゃん」

ヒチョルの後ろから聞こえてきた声・・・

思わずヒチョルが振り向くとハンギョンが携帯を片手に立っている

「・・う・・そ・・・」


「俺ねぇ~台湾から北京に戻る途中なの・・・ちょっと仁川経由してみた」

ハンギョンはヒチョルに向かってニッコリと微笑む

「台湾から北京に戻るのに・・・わざわざソウル経由するって・・

お前・・・バカじゃん・・・・」

ヒチョルの瞳は涙が溢れてハンギョンの顔が見えない

「いつも言ってるじゃん・・・俺・・ヒチョルの為ならバカになれるって」

「バカ・・・バカ・・・お前・・・大バカ野郎だよ・・・」

ヒチョルの言葉が終わらないうちにハンギョンはヒチョルを優しく抱きしめる

「強がってるけど・・・またヒチョルの心傷ついちゃったね・・・・

いつまでたってもアンチと闘っているんだね・・・・」

ハンギョンがヒチョルの耳元で優しく囁くと

我慢していたヒチョルの気持ちがプツっと切れた

「ハンギョン・・・ハンギョン・・・・」

ハンギョンの胸に顔を埋めてヒチョルは静かに涙を流した・・・・



しばらくして・・・・

「今更だけど・・・なんでお前ここにいるんだよ・・」

ハンギョンの肩に頭を預けてヒチョルは尋ねた

「先週ネットみてたらさ・・ヒチョルがアンチに叩かれているの読んだ

あれだけ楽しみにしていた区庁のラジオ・・今日で打ち切りって知った

だから・・・絶対ヒチョル辛いと思って・・無理してきた」

ハンギョンの気持ちがすごく嬉しい


「そ・・そうなんだ・・・サンキュ・・・でもなんでここ分かった?」

ハンギョンは何でそんな事聞くのかという顔をして

「ヒチョル・・辛い事あるといつもここに来てたじゃん・・だから

仁川からここまでタクシーとばしてきた」

「俺がここにいなかったらどうするつもりだったんだ?

お前本当にバカだなぁ・・・」


「あ・・・ほんとだ・・・ヒチョルいなかったら・・困った」

ハンギョンが今ごろ気がついたという風に言ったので

ヒチョルは思わず吹き出した

ヒチョルの笑顔を見てハンギョンはやっと安心した・・・・そして

「俺・・・飛行機もうないの・・・だから・・泊めてくれる?」

「またジョンスに言われそうだな・・・メンバーみんなロスに行ったよ

だから・・・今夜は俺しかいない・・・」

ヒチョルはそう言うとハンギョンの首に手をまわして自分から口づけをする

ハンギョンは嬉しそうにヒチョルを抱きしめ返した


月の光に照らされた恋人たちは、いつまでも再会の喜びを確かめ合っていた




2012.05.27 in Japan
SJ妄想話

【in Japan】

ソウルはスーパージュニアのアンコールコンサートで沸いていた

東京ドームで大成功を収め、その後ロスでSMタウンを成功させて

意気揚々としているメンバーを横目に、ヒチョルは一緒には喜べない気分だった

同じ宿舎で寝起きをしているため、ヒチョルはその気分を押し隠してメンバー達を見送る

「明日はいけないけど、2日目にはユノと行くから・・」

「ヒチョル兄さん!!!!今日のリハから頑張ります~♪」

リョウクが可愛い笑顔で部屋を出ていった・・・



昔から他人の仕事には関心は薄い方だった

自分の単独の仕事が多かったからかもしれない・・・・


でも今は・・・兵役中とはいえ公益勤務は空き時間が多い・・余計な事を考える時間もふえる

ヒチョルはむなしい気持ちを抑えるようにweiboを覗いてみる・・・と・・


「はぁ? なんだ~ハンギョン!!!!!お前・・・」

ハンギョンは 「in Japan」という写真とともに今日本でMVの撮影中と呟いていた


ヒチョルを心配して先週わざわざ会いに来たハンギョン・・(「月夜」参照)

その時の事を思い出して嬉しくなったヒチョルは、今度は自分が驚かしてやろうと考えた

「日本か・・・あいつが詳しいな・・・」

ヒチョルはニコっと笑うと誰かに電話をかける



「ヒチョル兄さん久しぶりです~!!!!全然会えなくてすみません!!!!」

「ソギ~元気か? 前置きは抜かして・・お前に相談があるんだけど」

電話を受け取ったグンソクはヒチョルの相談を受けてニヤリと笑う

「ドッキリですか~俺も参加したかったなぁ~

日本にパシリにぴったりの奴がいますから使って下さい!!!!!

俺の日本事務所のスタッフで、そいつは韓国語しゃべれますから

そいつに連絡入れておきます・・あとホテルも押さえておきますね・・

MVの撮影だったら・・・どこらへんでやっているかも、そいつに調べさせますから

ヒチョル兄さんは身一つで日本に行ってください」

グンソクはいたずらの手伝いをするかのように楽しそうに話している

「サンキュ♪やっぱソギは頼りになるなぁ~」

「でしょ~ホンギよりも何倍も役立ちますから♪ お礼は今度のーこーなポッポでいいですよ」

「う・・・それは・・考えさせてくれ・・・」

グンソクと再会を約束して電話を切った

「さて・・・今からハンギョンへドッキリだ」





ソウル発の最終便で羽田に着いたヒチョルは、少し太めの男性が迎えに立っているのを見つけた

(こいつか・・・ソギにいいように使われている可哀そうな日本のスタッフは・・)

「あっ・・キム・ヒチョルさんですね・・プリンスに言われて・・あっ

グンソクに言われてきました・・・イ・ソンギといいます」

ヒチョルはニッコリと微笑んで「よろしく」と言うと

ソンギはぽーっとした顔をしてヒチョルを見つめている

「うちのプリンスも綺麗な顔してますが・・ヒチョルさんも美人ですね」

褒めているつもりか・・汗をふきふき一生懸命おべっかを使っている

「ソギとは仲良くしてますが・・・あいつ我儘だからスタッフさんは大変でしょうね」

ヒチョルのねぎらいのひと言で、ソンギはすっかりヒチョルに好感をもった


グンソクにいじめられてはいるが信頼もされているソンギは

ものすごく優秀なスタッフだった

ヒチョルの知りたかった事を全て調べ上げてくれていて

挙句の果てには、ハンギョンが泊っているホテルと同じホテルまで手配してくれていた

ヒチョルはソンギの優秀さに驚くとともに

スタッフに「プリンス」と呼ばせているグンソクを想って苦笑する

「今・・ちょうど・・東京タワーあたりにいます・・早速向かいましょう・・」

ヒチョルは帽子と伊達メガネという軽い変装をして車に乗り込んだ


東京タワー周辺の芝公園はすっかり夜になっている

人通りのないその場所で機材を積んだトレーラーが停まっている

少しは見物人の人垣が出来ているが

どうもただの野次馬のようだった・・・・・

ヒチョルもその野次馬に紛れて撮影を覗いていた

(ああ・・なんかカッコイイ・・ハンギョンお前金髪にしたんだ・・・

アクションシーンなんて最高にカッコいいよな・・・・)

ハンギョンを見つめてぽーっとしていると後ろの方から囁き声が聞こえた

「よこやま・・」「よこやま・・」

何だろうと思いソンギに聞くと

「日本のアイドルグループの横山なんとかって子と間違えられてますね」

「そいつ・・どんなやつなの?」

「関西JUNIORというグループで関西弁を話します」

「関西弁か・・・俺・・関西弁話せば・・ヨコヤマに見えるかな」ヒチョルはちょっと笑うと

ソンギを相手に知っている単語だけのエセ関西弁を話してみた






「ハンクン・・ここでの収録は終わりだ・・夜中まわっちゃったな・・

ホテルに戻って・・後は明日だな」

「それにしても騒がしいな・・見学者の中に誰かいるのかな?」

「日本のジャニーズの子が見ているみたいですよ・・テレビにも出てるから

僕でも顔知ってる関西弁の子・・興味津々に見てましたね」

韓国語のわかる日本人スタッフの言葉を聞いて

ハンギョンは観客の方を向いた・・・

「!!!!!!!!!!!!」

ハンギョンは心臓が止まりそうなくらい驚いたが

その動揺を必死に隠してマネージャーに話しかける

「リー悪いけど・・もう解散でいいんだよね・・ホテルに戻るわ・・俺」

「ああ・・明日の撮影も早いから・・ホテルまで送ろうか?」

「大丈夫・・タクシーで戻るから」

ハンギョンはスタッフ1人1人に丁寧に挨拶をし終わると

野次馬に向かって歩いてきた


ソンギはビックリしてヒチョルの方をむくと

ヒチョルはいたずらがばれた子供のように小さく舌をだして笑っている

ハンギョンは黙ってヒチョルの手を握るとずんずんと歩いていく

ソンギはあわてて2人の後ろを追っかけて行った


人気のない所までくると

「なんでヒチョルがいるんだよっ!!!!!!」

「え? 俺って分かった? みんな日本人はジャニーズのヨコヤマと間違っていたよ」

ハンギョンはヒチョルを抱きしめると

「心臓が止まるかと思った・・俺がヒチョルを分からないわけないでしょ」

「俺・・・明後日はスパショ見に行かなきゃならないんだ・・ユノと・・

だから一日しかいられない・・・」

「うん・・・でも会いに来てくれてありがとう・・これで明日一日頑張れる」

ハンギョンはヒチョルの髪を愛おしそうになでると

ヒチョルの唇に自分の唇を重ねる・・・・


「!!!!!!!!!!!!!!」

ソンギは目の前で濃厚なラブシーンが始まったのでビックリして目を見開いている


ヒチョルはソンギに気付いてハンギョンに耳うちをした

「ヒチョルが世話になりました。ありがとうございます」

ハンギョンが丁寧にソンギにお礼を述べると

「いえ・・うちのプリンスこそヒチョルさんにすごくお世話になってますから」

「プリンス?」ハンギョンが不思議そうな顔をすると

「ソギの日本事務所のスタッフなんだ・・すごく優秀だってソギのお勧めの人なんだよ」

ヒチョルの言葉にソンギは照れて赤くなった

「ヒチョルさんのホテルもハンギョンさんと同じなので

今からタクシーで送ります」

「ヒチョル・・・同じホテルなんだ・・・」

「うん・・・」ヒチョルが恥ずかしそうにうなずくと

ハンギョンがヒチョルの耳元に何かを囁いた

「・・・ば・・・か・・・」


うわぁ~ヒチョルさんってうちのプリンスよりも何倍も色っぽくなるんだ・・

ソンギは生唾を飲み込むと、あわててタクシーを拾いに道路にとびだし

2人をホテルへ送り届けた





翌日ソンギはヒチョルに呼び出されて

スカイツリーの近くのソラマチや浅草を案内させられ

羽田までお見送りをさせられた・・・

そして事務所に戻ると本来の仕事であるスタッフの顔に戻り

彼の主のプリンスへ向けて

ヒチョルの動向のレポートを作成してメールで送ったのだった・・・・


それにしても我がプリンスは、いろんな人の弱みを握ってどうするんだろう・・

あのヒチョルさんだったらこれ位は弱みにはならないとは思うけど・・・




ソウルに無事戻ったヒチョルは何事もなかったかのように

ユノと一緒にスパショを観に行ったのだった・・・・

2012.07.07 七夕伝説
【七夕伝説】パラレルおばかver.


「ヒチョル織姫さま~今日の天気は雨みたいですよ~」

侍女のソンミンが織姫の読み散らかした雑誌をまとめながら言った

「ヒチョル織姫さま~お茶がはいりました~」

侍女のリョウクが笑顔でお茶を運んでくる

「うわ~いい香り~リョウク~このお茶ってミーミオンニの?」

「はい!!!!ミーミオンニの特製のハーブティです~」

侍女の2人がきゃっきゃっと騒いでいる横で

ヒチョルが物憂げな表情で、窓から外を眺めている


なんで・・なんでいつも雨なんだよ・・・バカ・・・


ヒチョル織姫は合コンで一目ぼれした人がいた

相手も自分に一目ぼれしてくれていて

2人は一気に盛り上がり愛し愛される関係となった

しかし2人はひと時も離れることができずに

毎日いちゃついてばかりの生活に溺れてしまっていた

そして父親である天の神の怒りを受けてしまい

2人は離れ離れの生活を強いられた

愛する人と離ればなれになった織姫は毎日泣いて暮らしていた

ヒチョル織姫のあまりの悲しみにさすがの父神も

一年に一度だけ会う事を許してくれた



それが七月七日・・・今日だった


雨が降ると2人の住んでいる間を流れる天の川の水かさが増し

わたりづらくなる・・・そして何故か最近は2人の再会を邪魔する輩も現れてきた


「ヒチョルさま~彦星さまとは何時のお約束ですか?」

「ん・・10時に橋の所で待ち合わせ・・それから映画みて食事して・・」

「毎年代わり映えしないですね~」ソンミンがヒチョルの着ものを取り出して並べながら

「今日はどれをお召しになりますか? 私はこのオレンジ系が合うと思います」

「この薄紫も似合うと思います~」リョウクが横から口出しをする

「なんでもいいよ・・お風呂入ってくるから・・コーディネイトしておいて」

ヒチョル織姫はそう言い放つとお風呂場に向かって行った

「なんか元気ないね~」「そうだね~」

「最近、橋の番人のカササギウニョクの悪い噂聞いたわ」

突然2人の侍女の話に割り込んできたものがいた

「ミーミおんに~♪」「おかえりなさい~♪」

チョウミが偵察から戻ってきたのだった

「再会を邪魔する人達って分かりましたか?」

「天候を司るところのシウォン神がどうやら織姫に懸想したようだわ」

「そういえば・・姫様のところにディナーの御誘いがありましたね」

「そしてカササギウニョクを買収して、彦星の足止めを企んでいるようね」

「え~橋が渡れなかったら2人は再会できないじゃないですか~」

ガタン・・・

風呂から上がったヒチョル姫は三人の話を偶然に聞いてしまった

「会わせないつもりなんだ・・・こっちにも考えはある・・・」

ヒチョル姫は電話を取り出すとどこかに電話をかけた





「どうして橋が通行止めなんですか」

ハンギョン彦星が橋のふもとで押し問答をしていた

「今日は工事中だから誰も渡れないんだよ」

あきらかに嘘と思われる言いわけにハンギョンはブチ切れた

約束の時間に間に合わなくなる・・・ヒチョル姫はへそを曲げるだろうか

それとも悲しそうに泣いているだろうか

「ヒチョル姫~待ってて下さい!!!!必ず会いに行きます!!!!!」


ハンギョンは橋を渡るのを諦めて

川幅の一番せまそうな場所まであるいてきた

こうなったら泳いで渡るしかない・・・・

途中で足がつっては大変と念入りに準備運動をしていた時だった



バララバララ・・・・


空から凄い音が聞こえてきた

ハンギョン彦星が空を見上げるとヘリコプターがこっちに向かっている

「ハンギョーン」

ヘリコプターを操縦しているのはヒチョル織姫だった

「そのロープにつかまって~!!!!!」


ハンギョン彦星はヘリから下がっているロープにつかまると

腕の力を頼りに本体まで登ってきた

その間ヘリコプターは同じ場所でホバリング中だ

ハンギョンが助手席に落ち着くとヘリコプターは上昇をはじめた


「ヒチョル姫・・あなたがヘリを操縦するとは・・驚きです」

「ここ2年間かけて操縦免許を取得したわ・・・この日の為に・・・」

ヒチョル織姫は美しい笑顔をハンギョン彦星に向けると

「やっと会えた・・・」

ハンギョンは操縦の邪魔にならないようにヒチョル姫の手を握る

「私も会いたかったです・・・愛してます・・・」

「ハンギョン・・・私の為に全てを捨てることはできる?」

「え?」

「このまま全てをすてて2人で駆け落ちでもする?」

「ヒチョル・・・私はあなたのためだったら何でもできます」


ハンギョンの言葉にヒチョルは満足げに微笑むと

ヘリコプターをまだ見ぬ知らない遠国にむけて方向転換をしたのだった







川のほとりにいたヒチョル姫の3人の侍女たちは


「ひちょるさま・・・本当に行っちゃった~」

「駆け落ちするためにヘリの操縦を習っていたなんて・・」

「姫様~最高~!!!!!!」

ヘリコプターが見えなくなるまで手を振り続けていた・・・・・




おしまい


去年の7月7日はM&D活動でしたね・・・唯一のテレビパフォーマンス・・・
一年って早いです・・・・


【中秋節のまぼろし】おバカver.


中秋節の休みを利用してハンギョンは韓国に来ていた

今回はある目的があっての秘密の渡韓だった


仁川に着いてどこかにメールをすると

見つからないように帽子を深くかぶりなおし

顔のサングラスを確認する



♪~♪~♪

メール着信の音を聞くとハンギョンはポケットから携帯を取り出す

メールを確認すると地下の駐車場に向かって歩いて行った







「今日はVIP連れてくるから店貸し切りにしろよ」

数日前にヒチョルから突然電話をもらったコンヒ

貸し切りにしろって言っても予約の客はたくさんいる

自分の美容院をオープンして数カ月

ヒチョルの友達と言う事で宣伝をしなくても客はたくさんやってくる

それはすごくありがたい事だとコンヒは思う

なので予約客を切ってまで貸し切りにすることは出来なかった


仕方ないのでスタッフの休息室を

今日だけは特別にVIPルームとして改造し

ヒチョルの到着を待っていたのだった


「オーナーヒチョルさんが来ましたよ」

スタッフの1人が扉の向こうから声をかけた


「コンヒ~貸し切りにしろって言ったのに・・・」

ヒチョルが文句を言いながら入ってきた

「お前・・突然そんな事言ったって

無理なものは無理なんだよ」

コンヒは苦笑いしながらヒチョルをむかえる

「おうっ入れよ・・特別室作ってくれたってさ」


ヒチョルの後から入ってきた人物をみて

コンヒは息が止まるほど驚いた・・・


「ハンギョン・・・」


SJを脱退して中国でソロ活動をしているはずのハンギョンがそこにいた


「コンヒ~お前初めてだっけ・・こいつと会うの」

「は・・初めまして・・コンヒです・・・」

「ハンギョンです・・今日はヨロシクお願いします」

ハンギョンは、13億の奇跡といわれたその美貌でコンヒに微笑む

(うわっ・・ヒチョルも美人だけど・・生のハンギョンも綺麗な人だ)

ヒチョルはハンギョンを鏡の前の椅子にすわらせると

「コンヒ~こいつさ・・中国に帰ったとたんに超ダサくなってさ

もう俺・・・耐えられないくらい・・お前の腕で昔みたいにカッコ良くしてよ」

そう言ってハンギョンの帽子をとる


中途半端な刈上げ風な金髪の頭がそこに現れた

「すみません・・ヒチョルがこのままだと絶交するって言うから

仕事を調整して・・なんとかソウルにきました・・

ヒチョルに絶交されると困るので、なんとかしてください」

ぽわぽわした韓国語でニコニコしながらハンギョンが話す


(へえ・・・この人って歌っている時と全く違って・・ほっこりしてる人なんだ)


「お前ほんとにダッせ―な!!!!!なんでこの髪型で金髪なんだよ」

「ヒチョル仕方ないだろ・・あっちでは後ろ刈上げが流行りなんだから」

ヒチョル達が長年連れ添った夫婦の様に口げんかし合っている間

コンヒは真剣に髪型を考えていた・・・


!!!!!


「俺に任せてもらえるんだろうな」

「俺のハンギョンをカッコ良くしなかったらコンヒ殺す」

ヒチョルの物騒な言葉に苦笑しながらコンヒは仕事にとりかかった






外出していたヒチョルが戻った頃

コンヒの仕事も終わり近くとなっていて

ドライヤーで最後の仕上げをしていた



「ハンギョン~♪♪♪」

ヒチョルの嬉しそうな声が聞こえてハンギョンは顔を上げる

鏡越しに見えるヒチョルの笑顔をみて

ハンギョンは無理してソウルまで来てよかったと思った


「コンヒ~サンキュ・・俺のハンギョンが戻ってきた~」

ヒチョルはあまりの嬉しさにコンヒに抱きつく

その瞬間コンヒは背中に殺意を感じて恐る恐る振り向いた

そこには今までとは別人のような

怖い形相のハンギョンがコンヒを睨んでいる

「ひ・・ヒチョル・・睨んでるから離れて・・」

ヒチョルの耳元でコンヒが囁くと

ヒチョルはニヤリと笑いながら

「ふん・・少しは焼きもちやかせてやるんだ」と答える


(うわっ・・やっぱヒチョルの恋人って大変だ・・友達で十分だ)


「ヒチョル・・」

ハンギョンがヒチョルの腕を掴んで自分の方に引き寄せた

「どうだ・・お前の好みになったか」低い声でささやく

その怒った様子をみてヒチョルは楽しそうに微笑んだ

「ハンギョン・・カッコいいよ・・カッコ良すぎて中国に戻したくない」

そう言うとハンギョンの胸に顔を埋める

その言葉を聞いてハンギョンは満足げに微笑んで

ヒチョルの唇に自分の唇を重ねた

遠距離恋愛中の恋人たちはすぐに2人の世界に入り込む



コンヒは幼馴染の見た事のない姿にどぎまぎしながら


「しばらくここはお前らの貸し切りにしてやるから・・・

用事おわったら下の店に言いに来いよな」


そう言い残すと静かに部屋をあとにした・・・

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