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2013.03.03 幼馴染 1
今回はある写真をヒントに浮かんだお話です

ハンチョルベースではありますが
私にしては初めてのハンギョン以外の人とヒチョルの話となります

コンチョル応援し隊の隊員として初めての活動となります
(ハンチョル主義の私は幽霊部員でしたが←笑)


【幼馴染】1


「ねぇヒチョル・・ほんとにここに住むのよね・・・

いつもみたいに休みで遊びに来て、ソウルに戻る事ないのよね・・」


ヒチョルの姉のヒジンが

つまらなそうにヒチョルの手をとって歩いている


今までソウルに住んでいたヒチョル達は

親の都合で自然豊かな江原道に移り住んできた


江原道は祖父たちの家があるので

休みの度に遊びに来ていたが

まさかここにずっと住むとは思わなかった


一つ違いの姉のヒジンの中学入学にあわせて

一家は引っ越してきたのだった


引っ越し荷物の整理が大変で子供らは邪魔だと

近所を散策してこいと母親に言われ

2人であてもなくふらふらと歩いていたのだった


しばらくすると子供たち相手の駄菓子屋みたいなお店があった

小学生位の男の子達がたむろしていた


ヒチョルの姉は男顔負けの所があり、負けん気も強くて

今も平気で男子の中に混じって行く


「あれ? お前ら見た事ない顔してるけど・・・」

男の子が1人ヒチョル達に気付いて声をかけてくる

上着に「原州小学校5年2組 オ・ジェオン」と書かれた名札が付いていた

それに気付いたヒジンは

「来週から新学期始まるけど・・あんた6年生になるの?」と少年に声をかける

「うん・・まだクラス分からないけど・・あっ!!名札つけたままだった」

恥ずかしそうに笑うジェオンにヒジンは

「この子・・原州小学校の6年生のクラスに転校するから」

と自分の後ろに隠れていたヒチョルの腕をひいて

男の子たちの前に引き出した




うわっ・・・なんて綺麗な子なんだ・・・・


色白で瞳が大きく髪の毛も肩まで長いヒチョルを見つめて

その場にいたジェオン達は固唾をのんだ


地元の子供たちは髪型も後ろを刈り上げた「坊ちゃん刈り」に

毛玉の付いているようなよれよれのセーターを着ていて

どの子どもも薄汚れた雰囲気のなか

ヒチョルはテレビドラマに出てくる子役の様な綺麗な服を着ている


ジェオンは今買ったばかりのトッポギの皿をヒチョルに向けて

「これあげる・・・」と呟いた

大きな瞳でジェオン達を見つめていたヒチョルが

「ありがとう・・」と微笑んだ


今まで見てきたどの女の子よりも綺麗なヒチョルに

男子達はみんな舞い上がっていた



しばらく一緒に遊んで意気投合したジェオン達とヒチョル


一週間後にクラスメートとして再会をするのだった



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2013.03.04 幼馴染 2
【幼馴染】2

ソウルから江原道に引っ越して1年

すっかり地元に溶け込んだヒチョルは

仲良くなったジェオン達と地元の中学校に進学した


地元の公立中学である眞光中学は

近辺の小学校3校の卒業生を受け入れている


真新しい中学の制服を身につけた新入生は

それぞれ同じ小学校同士でかたまっている

これから始まる新しい中学生活に不安と期待いっぱいの表情で

クラス分けが発表されるのを待っていた


「ヒチョル~また同じクラスだ!!!よろしくな!!!」

ジェオンがすばやく自分とヒチョルの名前を見つけ出し

ヒチョルの肩をポンと叩く

「け゜ーっ またお前と一緒かよ・・俺飽きたし~」と

嬉しそうにヒチョルも答える




あれ・・・誰? 同じ地球人?

じゃれあっているヒチョル達から少し離れたところにいたコンヒは

初めて見るヒチョルに心を奪われていた

「あいつら原州小だってさ・・・女みたいな奴だよな」

コンヒの隣の友達が耳元でささやいた


あれ・・・おんなのこだよ・・・何かの間違いで男子の制服きてんじゃないの・・

コンヒは心の中でそう思った



同じクラスのどの女の子よりも輝いているヒチョル

コンヒ以外にも初めて見る男子はみんな眩しそうにヒチョルを見つめていた


女の子の様な顔をしていても

中身はとっても男前。そして我儘でとても大変な奴だと

コンヒは同じクラスで友達になってから気付くのだった



コンヒの人生にヒチョルが大きく関わってくるなんて

この時のコンヒには予想もつかなかった・・・・・
2013.03.05 幼馴染 3
【幼馴染】3

コンヒは中学でヒチョルと同じクラスになった

ヒチョルはクラスのムードメーカー的な役割で

いつもいろんな意味で目立っていた


コンヒはどうしてもヒチョルと友達になりたくて

いつもヒチョルの横にいるジェオンと仲良くなり

そして教師たちが眉をひそめる「やんちゃ軍団」の仲間になったのだった




やんちゃ軍団は遊んでばかりで勉強はしない

たまに授業の邪魔となってきつくお灸をすえられたりするが

基本「楽しい事」を追求してばかり・・・

コンヒはヒチョルの我儘に振り回されても

側にいられるので楽しい毎日を過ごしていた



眞光中学の文化祭

クラスの出し物としてやんちゃ軍団は「ミスコン」を提案する

もちろんヒチョルを女装させてミス眞光にしようと

ジェオンが提案したのだった



クラスの女子も自分よりも綺麗な男の子の女装が見れるからと

衣装制作などに積極的に協力をしてくれた


文化祭当日

メイクは担任の女の先生がしてくれると言うので

ヒチョルは家庭科室に呼ばれて行った


だれよりもヒチョルの女装を楽しみにしていたコンヒは

最初にその姿を見ようとして抜け駆けをして家庭科室に向かった




途中の人気のない廊下に人影を見つけて

コンヒは物蔭に隠れて様子をみると

お姫様のドレスに綺麗にメイクをされたヒチョルと

王子の衣装を着たジェオンが話しをしている


うわっヒチョル・・綺麗だ・・・

その姿を見ているだけなのに

コンヒの心臓は破裂しそうなほどバクバクいっている


「お前・・本当に綺麗だな・・」

ジェオンはそう言うとヒチョルの唇にキスをした


「うわっ!!!!なんだよ!!!!」

ヒチョルは驚いてジェオンから数歩離れて口を押さえる


「ほんとに残念だよな~お前が女だったら

ぜーったいに俺の彼女にするんだけどなぁ・・・・

男なんだもん・・・もったいないなぁ・・・・」

ジェオンは残念そうな顔をして

「会場でみんな待ってるからいくよ」と声をかける


「あ・・あ・・ちょっと先に行っててくれ・・」

ヒチョルは下をむいたままそう言うとその場にしゃがみこんだ


(ほーんと残念だよな~お前が女だったら

ぜーったいに俺の彼女にするんだけどな・・・・もったいないな・・)

ジェオンの言った何気ない一言がヒチョルの心を傷つけた


「俺だって・・・好きでこの顔に生まれたんじゃない・・・」



物蔭から見ていたコンヒは泣いてるのかと思うくらい

ヒチョルは元気がなく見える


コンヒは離れた場所にそっと移動すると

わざとバタバタと足音を立てながら

「ヒチョル~もう支度出来た~?」と大声で叫んだ


コンヒに気付いたヒチョルは下唇をぐっと噛みしめると

「おうっ!!!!お前~俺超美人だぞ~驚くなよ~」と明るく返事をする


目の前で見たヒチョルは本当に美しかった

あまりの美しさにコンヒは口をあけたまま見とれてしまっていた


そんなコンヒの様子にヒチョルは笑いながら

「俺に惚れちゃ~いけねぇぜ~俺男だし~」と言う

「ヒチョルはヒチョルだよ世界で一番の美人だよ」

コンヒの言葉にヒチョルは満足し

「よし会場に行って俺の美しさでみんなをノーサツしてやるか」




ミスコンで優勝したのはもちろんヒチョル

初代ミス眞光に選ばれたヒチョルは凄く輝いていた

笑顔で手をふるヒチョルの心は

たくさん傷ついていて涙を流しているんだと

コンヒは今日気付いてしまった



ずっとヒチョルの側にいて支えてあげたい

コンヒは心に強く誓ったのだった






2013.03.08 幼馴染 4
【幼馴染】4


「あんた・・・本当に勉強してないのね・・・

通知表もあまり良くなかったけど・・・ため息しかでないわ」


眞光中学での三者面談の帰り路

ヒチョルの母親は高校進学の件で担任に言われた事に

少なからずもショックを受けていた






「ヒチョル君は今の成績では

普通高校は無理ですね・・・内申点が低すぎます」

「先生・・・俺・・・普通高校に行きたい」

「当日の試験の出来が良かったとしても・・・ちょっと苦しいかな」

「・・・・・・・」

「この成績だったら・・原州工業高校を受験することを勧めます」







「あんた地元の工業高校だってさ・・・今更後悔しても遅いけどね」

母親の嘆きがヒチョルの胸に余計に響いた・・・・


自業自得・・・その言葉を嫌という程身にしみて感じたヒチョル

楽しい事ばかりを追求してて勉強を全くしてなかった

やんちゃ軍団はジェオン以外は実業高校に進学を決める

ヒチョルは自分達と遊んでいたと思っていたジェオンが

実は影で勉強をしていた事を知り少なからずショックを受けていた


(あいつは・・いつも調子がいい・・・)

ヒチョルは文化祭でキスされた事を思い出して

腹がたつ・・・・所詮あいつは調子がいいだけなんだ・・・


コンヒも成績は良くなかったので

ヒチョルと同じ高校に進学することになった




地元の原州工業高校に進学したヒチョルは

授業がそれ程きつくない事をいいことに

やはり楽しい事ばかりを追求していた

人並みに大学進学はしたいと思っていたので

今回はそこそこ勉強はすることにした


ヒチョル達の高校は女子がいなかった

なので女子よりも美しい男子のヒチョルが

ここでもちやほやされる


そしてコンヒの「中学の文化祭でのミス眞光のヒチョルの美しさ」の話しから

お姫様みたいに美しい→シンデレラ姫→レラ様 と

いつの間にかヒチョルのあだ名はレラとなっていた


中学の頃、あれだけ一緒にいたジェオンは普通高校に進学して

大学進学のための勉強にいそしんでいるため

最近はヒチョル達とつるむ事はなくなっている


「俺達って・・いわゆる落ちこぼれなんだな・・・」

ジェオンに遊びの誘いを断られたヒチョルは

寂しそうにコンヒに呟く


「ヒチョル・・そんなことはないよ・・・・

学校の勉強が出来なくたって、それぞれの道で一番になればいいんだよ

ヒチョルはそれだけ綺麗なんだから・・・モデルとか芸能人になれるよ」

コンヒの一生懸命なフォローにヒチョルは微笑む


「こんな田舎にいて・・・芸能人になれるのかな」


そんな話をした一年後

高校の友人達とソウルに遊びに出かけたヒチョルは

芸能スカウトに声をかけられて事務所のオーディションを受ける事になった


1人で不安だったのでコンヒに付いてきてもらう


コンヒは芸能事務所に初めて入ってビックリする

まだデビュー出来ない研究生達でも綺麗な顔をした子ばかりだった


(でもヒチョルが一番綺麗だよ・・・大丈夫・・・受かるから・・・)


ヒチョルは20歳の時オーディションに合格して芸能人の卵になった

自宅が江原道だったので、ソウルの宿舎に入る事になった


コンヒは大学生になって

周囲のみんなと同じように大学を休学し

「韓国男子の義務である兵役」についた



中学時代の友人達も大体が兵役についていた頃

デビューにむけてLessonの日々を送っていたヒチョルは

ある人物と出会う



中国でオーディションに合格したハンギョンが

ヒチョル達の宿舎にやってきたのだった


2013.03.10 幼馴染 5
【幼馴染】5


「新しく研究生となったハンギョンだ・・・中国でのオーディションに受かって

お前達の仲間になったから・・・今日から同じ宿舎で生活するからよろしくな」


マネージャーがヒチョル達に向かって1人の青年を紹介した


あれ?

ヒチョルはハンギョンの顔をみてどこかで会った事があるような気がして

ずーっと顔を見つめていた


「ハンギョンです・・よろしくお願いします」

たどたどしい韓国語で挨拶をするハンギョンを見て

研究生達はその整った顔に思わず見とれてしまう


ヒチョルがずっと凝視していたので

気付いたハンギョンはニッコリとヒチョルに向かって微笑んだ



あっ!!!!!こいつ!!!!!ジェオンに似ているんだ!!!!!


ヒチョルはやっと胸のつかえが取れたように

ほっと息を吐くとハンギョンに微笑む



ドキン


ハンギョンはヒチョルの微笑みにドキドキと胸の鼓動を覚えた



一度似ていると思うと

気になってずっとハンギョンの様子を観察してしまうヒチョル

横顔は似ているけど・・・笑顔はそうでもないな・・・

こいつの方が子供っぽい・・・あいつは抜け目ない奴だったからな・・・・



それは幼馴染のジェオンに似ている・・・から始まった・・・

ハンギョンを意識し始めたヒチョル

いつの間にかハンギョンの努力する姿や性格などにも魅かれ始め

いつも側にいるようになり韓国語のサポートもするようになった


女性の様に綺麗なヒチョルにずっと見られている事に気付いていたハンギョンも

いつの間にかヒチョルに魅かれ始めていた

お互いにお互いが必要と感じ始めたのは

ヒチョルが交通事故で重症を負った時だった


「俺は男とか女とか関係なしにヒチョルの事が好き」

ハンギョンの告白にヒチョルの胸は高鳴る

かつて「お前がおとこなんて・・・残念だ・・」と

自分が女じゃないと言うだけで否定された事を思い出して

ヒチョルは苦笑する・・・

同じような顔をしているけど中身は全然違う・・・


「うん・・・俺もお前が好きだ・・大好きだ」

ハンギョンの隣にいると不思議と素直になれる・・・

ヒチョルは自分を包み込んで愛してくれるハンギョンに夢中になった

恋をしているヒチョルはますます美しくなっていく

ドラマや歌番組の司会など仕事もどんどん増えて来ていた


除隊して一般市民に戻ったコンヒは

しばらく会わないうちにヒチョルが手の届かないスターになっていたのを

寂しく思いながらも、その活躍ぶりを自分の事のように喜んでいた

たまに電話で話すくらいで目の回る位忙しいヒチョルと会う事はなかなかできない


コンヒはヒチョルを支えていきたいという気持ちをまだ持っていたので

ヒチョルと関われる職業を考えていた



勉強は苦手だけど手先が器用で

ファッションにも興味があったコンヒは美容師になる決意をする

この仕事だとスターとの接点も多々あるし

腕が良ければヒチョルの専属にさせてもらえるかもしれない


そんなことを考えたコンヒは美容師を選んだのだった



ヒチョルがハンギョンとの恋愛にまっしぐらだった頃

コンヒはいつかヒチョルを支えるためにと

美容師になる決心をしていた

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