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2012.05.30 借り物競走
SJ妄想話 パラレルおバカVer.

【借り物競走】



今日はSMの大運動会

SMタウンなみの豪華な出演者にチケットの売れ行きは秒殺ものだった


ヒチョルは昔の交通事故の後遺症のために

運動会的なものは出演していない


今日もV.I.P席にて城東区長やソウル市長の接待をしている

イ・スマン会長も同じテーブルで談笑をしている


ヒチョル1人では大変だろうと言う事でBOAも一緒に接待していた

「ヒチョラ~あんた結局一つも出ないで今年も終わるの?」

「そういうBOAこそ・・・競技でんのかよ?」

「あたしは一つだけ出るんだ~楽しみ~」

スーパージュニアのメンバーは頑張って得点を稼いでいる


「今年もこの調子だと俺達が優勝かな~」ヒチョルはニヤリと笑うと

競技場のメンバーに向かって手を振った


「いよいよ次はラスト!!!!借り物競走です」とアナウンスがあると


「私の出番だわ~」BOAがいそいそとスタート地点へ行く



ヒチョルは区長や市長とともに楽しそうに応援していた・・・すると

最後のレースになってランナーのシウォンやユンホ・・BOAにイトゥクまでが自分に向かって走ってきた

「な・・・なんだ????」

みんなおのおの手に紙きれを持っている

「ヒチョル兄さん!!!!!僕と行きましょう」とシウォンが言うと

「待った!!!!!ヒチョル兄さんは俺と行くんだ」とユンホ

「ダメよ~私がヒチョル貰ったから!!!!!!」 BOAが叫ぶ

大騒ぎしている隙を狙ってイトゥクが

「俺と行こう・・・今のうちに1位とれば優勝だぜ」


「ちょっと待て!!!!!紙になんて書いてあんだ? 俺の体は一つしかねーぞ」

ヒチョルがみんなを睨んで叫ぶと

「今まで会った中で一番綺麗な人」とシウォン

「初恋の人」とユンホ

「一番の喧嘩相手」とBOA

「今まで会った中で一番変な奴」とイトゥク


はぁ~???????


「とにかく早くゴールしましょう!!!!」

シウォンがヒチョルを背中に背負うと

他の3人もワラワラとあとをついていく


「ヒチョルくーん」

市長達の目の前で拉致られたヒチョルはひきつった笑顔で

連れ去られていった



「ヒチョル・・・デビューしてから初めて競技に出たのがこれか・・

初体験だな・・・・」

段々と遠くなるヒチョルの姿をみながらイ・スマン会長は感無量に呟いた


「いや~ヒチョルくん中々の人気者ですなぁ~やはりラジオは続けて欲しかったな」

ソウル市長の言葉に

「じゃあ・・月一でもいいですから「市長の部屋」のMCに使って下さいよ」

城東区長はこう切り返す


おじさん2人がお互いの腹の探り合いをしている間に

シウォンに背負われたヒチョルはゴールにたどり着いた

ゴールにはメンバーがみんな集まっている


「わーいヒチョル兄さんも今年は参加できたね~」リョウクがニコニコ笑うと

ドンヘが手に持っている封筒をヒチョルに見せる

「お前・・それって借り物競走の封筒・・・・」

「ちょっと偽造してみました」ドンヘはいたずらっ子のように笑う

「あんた!!!いつもは鋭いくせに・・こういう時は鈍いわね」BOAが苦笑いをしている

ヒチョルはまだ合点がいかずにキョトンとしている


「ヒチョル兄さんはいつも運動会は怪我の後遺症で参加できないじゃないですか?

だからみんなで作戦ねって・・借り物競走の借り物として参加してもらいました」

ユンホが真面目な顔で説明をする


「みんなお前と一緒に参加したかったんだよ・・・あっちでおじさん達の相手ばかりしてるから」

イトゥクが笑いながら付けくわえた


「あ・・・・」

見るとメンバーみんなニコニコしながらヒチョルを見ている

ヒチョルはメンバーの気持ちが良く分かって鼻の奥がツンとしてきた

涙を見せるのは嫌いだから、わざと素っ気なく

「俺さまの参加で、SUPERJUNIORの優勝が決まりだな」

「うん・・・兄さん賞金もらえるよ」ソンミンも笑顔で答える


「それよりもシウォン!!!!!お前~早くおろせ~!!!!!」

「せっかく兄さんを背中で感じられる環境にいるので・・しばらくは降ろしません」

シウォンの返事に

「バカ~!!!!!バカ馬~さっさとおろせ~!!!!!」

2人のやりとりにメンバーは大爆笑となった

この年のSM大運動会はヒチョルにとって特別な思い出になった・・・・









sakoさんの大事なおじさん2人お借りしました・・・
わたしもちょっと出演してもらいたくなったので・・・


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【ボム事件その後~大学編 15】


「お~い!!!!ジェイ~!!!!!」

大学キャンパスを1人で歩いていたジェイは突然後ろから呼びとめられた

「おおっウィチョルじゃん~!!!元気~?」

ジェイは自分よりも背の高いウィチョルの頭をはたいて親愛の情をしめす

「いてぇなぁ~俺・・お前よりも背が高くなったからって、その腹いせやめろよ~」

「昔は俺の方が背が高かったのに!!!!バスケのせいか? 何かムカつく」と言ってジェイは笑う


ジェイとウィチョルは小学校の同級生だった

ウィチョルが中学に上がる時に引っ越しをしたために離れてしまったが

大学でまさかの再会をして、それ以来また友情を深めている

「お前のバンド・・T-LUCKYだったっけ? ライブがあんだってな? 明日か?

明日は練習ないから聞きに行ってやるよ」

「おうっ!!!!今回はドラムのお披露目も兼ねてるからな!!!ヨロシク」

ジェイはふとウィチョルを見ると・・

「そう言えばお前・・コサン高校のハンギョンって知ってるか?」

「ハンギョン? ああ・・ソウル市の選抜チームで一緒だったし

俺達仲いいよ~なんで?そんな事聞く? あいつもこの大学だったよな・・」

不思議そうな顔をしてウィチョルがジェイに答えた

「ちょっと・・あってさ・・どんな奴? たとえば・・性格とか・・・」

「ん? バスケの才能はすごい・・大学で続けないのは残念だけど・・・

あと・・すっげー女にもてた・・とっかえひっかえ女が違ってた・・でも

すぐに飽きて振ってたな・・女の方から言い寄ってくるからな・・・」

「女にだらしないのか?」

「うーん・・ちょっと違う・・本当の恋を知らなかったみたいだね」

そこまで言うとウィチョルは思いだし笑いをして

「最近・・あいつの心を射止めた子がいてさ・・・今までのあいつとは全く違って

品行方正な生活してるってさ・・この間の試合でみんなに交際宣言してた」

(それって・・・この間の試合か・・あいつ・・ヒチョルを公表したのか・・)

「なんで?ジェイがハンギョンの事知りたがるんだ?」

「ん・・じつは・・・今度お披露目のドラムの子がさ・・・」




ジェイは昨夜、ジョンモとヒチョルとハンギョンと

4人で食事をした時の事を話した

ヒチョルを間にジョンモとハンギョンの暗黙のバトルに

すごく気を使ってヘトヘトになった事などをウィチョルに言った


「ククククク・・・ハンギョンの苦虫つぶしたような顔・・

想像できる・・・・大変だったね~ジェイ~!!!!」

「ジョンモもさ・・横取りしようとは思ってないけど

ハンギョンが嫌そうな顔をするのが面白いみたいでさ・・・

わざとヒチョルにちょっかい出すんだ・・ハンギョンの前で・・

間に入る俺の身にもなってほしいよ」

ウィチョルが大笑いをしていると、

2人の視線の前方をヒチョルとハンギョンが歩いているのが見えた

2人はしっかりと手をつないでいる

その様子をウィチョルは微笑みながら見つめて

「ハンギョン・・・すごくいい奴だよ・・ヒチョルをすごく大事にしている

昔は嫌みな所があったけど・・大学で再会してから別人のようによくなってた・・

すごくお似合いの2人だと思うな・・・お前のトコのギターには悪いけどね」

「そうだな・・・明日のライブでカッコイイとこ見せるからな!!!こいよ!!!!」

「おうっ!!!!!楽しみにしてるからなっ!!!!」

ウィチョルとジェイはお互いにハイタッチしてその場を離れた



T-LUCKYのライブは明日に迫っていた










2012.05.27 in Japan
SJ妄想話

【in Japan】

ソウルはスーパージュニアのアンコールコンサートで沸いていた

東京ドームで大成功を収め、その後ロスでSMタウンを成功させて

意気揚々としているメンバーを横目に、ヒチョルは一緒には喜べない気分だった

同じ宿舎で寝起きをしているため、ヒチョルはその気分を押し隠してメンバー達を見送る

「明日はいけないけど、2日目にはユノと行くから・・」

「ヒチョル兄さん!!!!今日のリハから頑張ります~♪」

リョウクが可愛い笑顔で部屋を出ていった・・・



昔から他人の仕事には関心は薄い方だった

自分の単独の仕事が多かったからかもしれない・・・・


でも今は・・・兵役中とはいえ公益勤務は空き時間が多い・・余計な事を考える時間もふえる

ヒチョルはむなしい気持ちを抑えるようにweiboを覗いてみる・・・と・・


「はぁ? なんだ~ハンギョン!!!!!お前・・・」

ハンギョンは 「in Japan」という写真とともに今日本でMVの撮影中と呟いていた


ヒチョルを心配して先週わざわざ会いに来たハンギョン・・(「月夜」参照)

その時の事を思い出して嬉しくなったヒチョルは、今度は自分が驚かしてやろうと考えた

「日本か・・・あいつが詳しいな・・・」

ヒチョルはニコっと笑うと誰かに電話をかける



「ヒチョル兄さん久しぶりです~!!!!全然会えなくてすみません!!!!」

「ソギ~元気か? 前置きは抜かして・・お前に相談があるんだけど」

電話を受け取ったグンソクはヒチョルの相談を受けてニヤリと笑う

「ドッキリですか~俺も参加したかったなぁ~

日本にパシリにぴったりの奴がいますから使って下さい!!!!!

俺の日本事務所のスタッフで、そいつは韓国語しゃべれますから

そいつに連絡入れておきます・・あとホテルも押さえておきますね・・

MVの撮影だったら・・・どこらへんでやっているかも、そいつに調べさせますから

ヒチョル兄さんは身一つで日本に行ってください」

グンソクはいたずらの手伝いをするかのように楽しそうに話している

「サンキュ♪やっぱソギは頼りになるなぁ~」

「でしょ~ホンギよりも何倍も役立ちますから♪ お礼は今度のーこーなポッポでいいですよ」

「う・・・それは・・考えさせてくれ・・・」

グンソクと再会を約束して電話を切った

「さて・・・今からハンギョンへドッキリだ」





ソウル発の最終便で羽田に着いたヒチョルは、少し太めの男性が迎えに立っているのを見つけた

(こいつか・・・ソギにいいように使われている可哀そうな日本のスタッフは・・)

「あっ・・キム・ヒチョルさんですね・・プリンスに言われて・・あっ

グンソクに言われてきました・・・イ・ソンギといいます」

ヒチョルはニッコリと微笑んで「よろしく」と言うと

ソンギはぽーっとした顔をしてヒチョルを見つめている

「うちのプリンスも綺麗な顔してますが・・ヒチョルさんも美人ですね」

褒めているつもりか・・汗をふきふき一生懸命おべっかを使っている

「ソギとは仲良くしてますが・・・あいつ我儘だからスタッフさんは大変でしょうね」

ヒチョルのねぎらいのひと言で、ソンギはすっかりヒチョルに好感をもった


グンソクにいじめられてはいるが信頼もされているソンギは

ものすごく優秀なスタッフだった

ヒチョルの知りたかった事を全て調べ上げてくれていて

挙句の果てには、ハンギョンが泊っているホテルと同じホテルまで手配してくれていた

ヒチョルはソンギの優秀さに驚くとともに

スタッフに「プリンス」と呼ばせているグンソクを想って苦笑する

「今・・ちょうど・・東京タワーあたりにいます・・早速向かいましょう・・」

ヒチョルは帽子と伊達メガネという軽い変装をして車に乗り込んだ


東京タワー周辺の芝公園はすっかり夜になっている

人通りのないその場所で機材を積んだトレーラーが停まっている

少しは見物人の人垣が出来ているが

どうもただの野次馬のようだった・・・・・

ヒチョルもその野次馬に紛れて撮影を覗いていた

(ああ・・なんかカッコイイ・・ハンギョンお前金髪にしたんだ・・・

アクションシーンなんて最高にカッコいいよな・・・・)

ハンギョンを見つめてぽーっとしていると後ろの方から囁き声が聞こえた

「よこやま・・」「よこやま・・」

何だろうと思いソンギに聞くと

「日本のアイドルグループの横山なんとかって子と間違えられてますね」

「そいつ・・どんなやつなの?」

「関西JUNIORというグループで関西弁を話します」

「関西弁か・・・俺・・関西弁話せば・・ヨコヤマに見えるかな」ヒチョルはちょっと笑うと

ソンギを相手に知っている単語だけのエセ関西弁を話してみた






「ハンクン・・ここでの収録は終わりだ・・夜中まわっちゃったな・・

ホテルに戻って・・後は明日だな」

「それにしても騒がしいな・・見学者の中に誰かいるのかな?」

「日本のジャニーズの子が見ているみたいですよ・・テレビにも出てるから

僕でも顔知ってる関西弁の子・・興味津々に見てましたね」

韓国語のわかる日本人スタッフの言葉を聞いて

ハンギョンは観客の方を向いた・・・

「!!!!!!!!!!!!」

ハンギョンは心臓が止まりそうなくらい驚いたが

その動揺を必死に隠してマネージャーに話しかける

「リー悪いけど・・もう解散でいいんだよね・・ホテルに戻るわ・・俺」

「ああ・・明日の撮影も早いから・・ホテルまで送ろうか?」

「大丈夫・・タクシーで戻るから」

ハンギョンはスタッフ1人1人に丁寧に挨拶をし終わると

野次馬に向かって歩いてきた


ソンギはビックリしてヒチョルの方をむくと

ヒチョルはいたずらがばれた子供のように小さく舌をだして笑っている

ハンギョンは黙ってヒチョルの手を握るとずんずんと歩いていく

ソンギはあわてて2人の後ろを追っかけて行った


人気のない所までくると

「なんでヒチョルがいるんだよっ!!!!!!」

「え? 俺って分かった? みんな日本人はジャニーズのヨコヤマと間違っていたよ」

ハンギョンはヒチョルを抱きしめると

「心臓が止まるかと思った・・俺がヒチョルを分からないわけないでしょ」

「俺・・・明後日はスパショ見に行かなきゃならないんだ・・ユノと・・

だから一日しかいられない・・・」

「うん・・・でも会いに来てくれてありがとう・・これで明日一日頑張れる」

ハンギョンはヒチョルの髪を愛おしそうになでると

ヒチョルの唇に自分の唇を重ねる・・・・


「!!!!!!!!!!!!!!」

ソンギは目の前で濃厚なラブシーンが始まったのでビックリして目を見開いている


ヒチョルはソンギに気付いてハンギョンに耳うちをした

「ヒチョルが世話になりました。ありがとうございます」

ハンギョンが丁寧にソンギにお礼を述べると

「いえ・・うちのプリンスこそヒチョルさんにすごくお世話になってますから」

「プリンス?」ハンギョンが不思議そうな顔をすると

「ソギの日本事務所のスタッフなんだ・・すごく優秀だってソギのお勧めの人なんだよ」

ヒチョルの言葉にソンギは照れて赤くなった

「ヒチョルさんのホテルもハンギョンさんと同じなので

今からタクシーで送ります」

「ヒチョル・・・同じホテルなんだ・・・」

「うん・・・」ヒチョルが恥ずかしそうにうなずくと

ハンギョンがヒチョルの耳元に何かを囁いた

「・・・ば・・・か・・・」


うわぁ~ヒチョルさんってうちのプリンスよりも何倍も色っぽくなるんだ・・

ソンギは生唾を飲み込むと、あわててタクシーを拾いに道路にとびだし

2人をホテルへ送り届けた





翌日ソンギはヒチョルに呼び出されて

スカイツリーの近くのソラマチや浅草を案内させられ

羽田までお見送りをさせられた・・・

そして事務所に戻ると本来の仕事であるスタッフの顔に戻り

彼の主のプリンスへ向けて

ヒチョルの動向のレポートを作成してメールで送ったのだった・・・・


それにしても我がプリンスは、いろんな人の弱みを握ってどうするんだろう・・

あのヒチョルさんだったらこれ位は弱みにはならないとは思うけど・・・




ソウルに無事戻ったヒチョルは何事もなかったかのように

ユノと一緒にスパショを観に行ったのだった・・・・

SJ妄想話

【大切な人 番外編】


月の綺麗な夜だった

イトゥクはドンヘに頼まれた楽譜を探しに

納戸かわりにつかっている部屋にやってきた

月の光が部屋に注いでいるので照明もつけずに探し物をしていると

誰かが部屋に入ってくる気配がした

イトゥクは楽器の後ろ側にいたのでその人に気付かれていない


ん? ヒチョル?


入ってきたのはヒチョルだった

月のよく見える場所に座って月を眺めている

イトゥクの場所からだとヒチョルの横顔が良く見えた

寂しそうな表情が美しさを際立てている・・・


声をかけようかと悩んでいると

また誰かが部屋に入ってくる

今度はハンギョンだった


イトゥクは別に悪い事をしているわけではないのに

何となく出そびれてしまってそのまま楽器の陰に体をかくす・・・・







ドンヘはイトゥクが楽譜を探しに行ったまま戻ってこないので不思議に思い

納戸代わりの部屋に向かう

すると部屋からヒチョルとハンギョンが出てきた

2人はドンヘに気付かずに腕を組んでいる

今までと同じようにラブラブモード全開だった



(ヒチョル兄さん・・・ハンギョン兄さんの記憶が戻ったんだね・・・良かった・・・)

ドンヘは嬉しそうなヒチョルの様子を眺めて

胸が熱くなってきていた・・ヒチョルの笑顔に涙が出そうになる

2人はドンヘに背を向けたまま、ヒチョルの部屋に入って行った


(トゥギ兄さん? どこ? まさかここにはいないよね・・・)

ドンヘは部屋をのぞくと・・・・・いた・・・


楽器の後ろに隠れるように座っていたイトゥクは必死に涙を拭いている

「トゥギ兄さん? どうしたの?

 まさか・・・ヒチョル兄さん達の仲直りシーンを覗き見してたとか・・・」

イトゥクはムスっとして言う

「覗き見してないよ・・・俺の方が部屋に先にいたし・・・

でも・・ハンギョンの記憶が戻るのを見た・・」

「何がきっかけで? 記憶が戻ったの?」

ドンヘは気になって尋ねるとイトゥクはニヤっと笑いながら

「ハグとキス」と答える


ドンヘはキョトンとすると

「ハグとキスでヒチョル兄さんへの思いがよみがえったの?・・・・

さっさとキスすればよかったのに・・・ヒチョル兄さんあんなに泣かずにすんだのに」

「まあな・・・ヒチョルへの思いはハンギョンの体中に刻み込まれていたんだろうな」


これからますますパワーアップされたヒチョルとハンギョンの

熱々ぶりを目の当たりにしなければならない事に気付き、

ドンヘとイトゥクは顔を見合わせて苦笑いをする


「ヒチョル兄さんは笑顔でいてくれるのが一番いいや・・・」

ドンヘのその言葉にイトゥクは「そうだな」と笑顔で答えたのだった

2012.05.26 大切な人 Last
SJ妄想話

【大切な人 Last】


今夜は月がきれいだ・・・

ハンギョンは月明かりに誘われるように

楽器などを置いて納戸代わりにしている部屋に向かった

この部屋からだと月が良く見える


部屋に入るとすでに先客がいた


「ヒチョル・・・・」

ハンギョンの気配にヒチョルは振り向いて苦笑いをする

「お前~まだ俺の事思い出してねぇんだろ?

俺・・お前の事たくさんいじめたからな・・だから無意識に拒否してんだろう」

ヒチョルの悲しそうな微笑みをみてハンギョンは胸が痛んだ

「隣・・・すわっても・・いい?」

ハンギョンはそう言うとヒチョルの隣にすわって窓から月をながめた

ヒチョルは黙ったまま一緒に月を見ている


あれ?

この感じ・・・知っている・・

そうだ・・故郷が恋しくなった時・・・母親が恋しくなった時

ここで月を見ていた・・そして隣にはいつも誰かいた

(この月は中国でも見ているよ・・お前の母さんも見ているよ・・)

そう言われた・・・あれは誰?

ハンギョンは一生懸命に思い出そうとするが

頭の中にモヤがかかっているように思い出せない・・・・


隣のヒチョルは月を見たままハンギョンの方を向こうとしないが

月光をあびたヒチョルの横顔はとても美しかった

ハンギョンはその横顔を眺めながら・・・

(俺は・・・こんなヒチョルも知っている・・・)

ヒチョルの瞳から涙が一粒ながれた

ドキン・・・ハンギョンの胸がうずく

「ヒチョル・・俺またヒチョルを泣かせた?」

ハンギョンの口からこぼれた言葉にヒチョルは驚く

(え? 「また」って・・・)


(ヒチョル兄さん変なプライド捨ててハンギョン兄さんにぶつかって行きなよ・・・)

ソンミンの声がヒチョルの中でよみがえる

(ハンギョン兄さんは・・今またヒチョル兄さんを愛し始めているよ・・)

リョウクの声もよみがえる


ヒチョルは意を決すると横に座っているハンギョンの胸に顔をうずめた

「ヒチョル・・・・」

ハンギョンは壊れ物を扱うように・・そっとヒチョルを抱きしめた

(俺は・・・そうだ・・・いつもヒチョルを抱きしめていた・・・)

ハンギョンは体中がヒチョルへの愛おしさで溢れそうになる

腕の中のヒチョルを見つめて

「今・・わかった・・・俺はヒチョルを愛していたんだろう?」と呟いた

「ハンギョン・・」ヒチョルは大きな瞳に涙を浮かべてハンギョンを見つめると

ハンギョンはヒチョルの唇に自分の唇を重ねた


ああ・・・この唇を俺は知っている・・・愛おしい・・・俺の・・・

俺の大切なヒチョル・・・・


やさしく触れるだけの口づけから恋人への激しいものに変わった

(ハンギョン・・・やっと・・思い出してくれたんだね・・俺のこと・・)

唇が名残惜しそうに離れるとハンギョンはヒチョルにむかって囁く

「ヒチョル・・・ごめん・・・やっと思い出した・・俺の大切な人を」

「俺は・・・ヒチョルを愛していた・・そして今も愛している」

その言葉を聞いたヒチョルは涙でぐしゃぐしゃの顔をしている

「俺は・・・いつもヒチョルを泣かせている・・・ごめん・・・」

ヒチョルは頭を左右に振ると

「俺が悪いんだ・・・あんなひどい事を言ってハンギョンを傷つけた」

ハンギョンはふふふと笑うと

「ヒチョルの本心じゃない事くらい分かっているよ

俺の愛する人はいつも心と違う事を言う・・へそ曲がりだって言う事をね」

「そうだよ・・俺は扱いが大変なお姫様なんだからな」

「そんな所も全て好きだ・・・もう離さないから」

「俺のハンギョン・・・お前も俺の一番大切な人だって・・

今回すごくよく分かった・・・・俺もお前を愛している」

ヒチョルの言葉にハンギョンは幸せに満ち足りていく

何回出あっても・・・俺はヒチョルを愛するだろうな・・・

ハンギョンはヒチョルを抱きしめながら幸せで顔が綻んでいる

そんなハンギョンの顔を見つめてヒチョルもまた幸せな気持ちに包まれていくのだった





Fin
2012.05.25 大切な人 4
SJ妄想話

【大切な人 4】


「リョウク~何作ってるの? ヒチョル兄さんのご飯?」

リョウクが台所でガタガタしている所にソンミンがやってきた

「ミミヒョン・・うん・・ヒチョル兄さんずっと部屋に閉じこもって

ご飯全然食べてないみたいなの・・だから・・今から持っていくの」

それを聞いたソンミンは少し悲しそうな顔をして

「ハンギョン兄さんの記憶・・まだ戻ってないもんね・・」

リョウクもすごく心配そうな顔になる

「きっとヒボムもご飯食べてないと思うから・・僕も一緒に行くね」


2人はトレーに食事をのせてヒチョルの部屋を訪れた

「ヒチョル兄さん・・・リョウクが作ったの食べて元気出して・・

ヒボムにも何にも食べさせてないでしょ・・・ほらヒボムおいで」

「にゃあ~」

ソンミンがヒボムに声をかけるとお腹をすかせていたようで

一声泣いてやってきた

ヒボムが一生懸命に餌を食べている姿をヒチョルはぼーっと眺めている

「ヒチョル兄さん・・元気出して下さい」リョウクがヒチョルの手にスプーンを握らせる

「あ・・ああ・・リョウガ・・サンキュ・・うまそうだな・・」

ヒチョルは笑顔を作っているが元気はない

一口食べて・・・手が止まってしまっている

ヒチョルとリョウクのやりとりを見ていたソンミンがぼそりと言った

「ヒチョル兄さん・・いつまでも逃げてないでぶつかったらどうですか?」

「・・・・・・・・」

「変なプライド捨ててハンギョン兄さんにぶつかったらいいじゃないですか?」

「あいつ・・俺との事すっかり忘れてるんだ・・・今更そんな・・・」

「行動しないで後悔するよりも行動してから後悔した方がいいと・・・

僕はヒチョル兄さんを見て学習しました・・・その兄さんがこんなんじゃ・・・」

ソンミンは強い口調でヒチョルに言う・・・・ヒチョルはソンミンから目をそらした

ソンミンの瞳から涙が溢れてくる・・・・

「ヒチョル兄さんのバカ!!!!一生このままでいればいいんだ!!!!!みんな心配してるのに!!!!」

そう叫ぶと部屋を飛び出した

「ミミヒョン~!!!!」リョウクが心配そうに叫んだがソンミンには聞こえなかった

ヒチョルはリョウクが用意した料理を黙って見ている


「ヒチョル兄さん・・・ミミヒョンの言うとおりだよ・・・

ハンギョン兄さんに気持ちを伝えた方がいいよ・・・」

「俺の事だけ全く覚えてないんだぜ・・・きっと拒否される・・」

ヒチョルのその言葉を聞いてリョウクはニコっと微笑みヒチョルの手を握った

「ヒチョル兄さんの事・・完全にリセットされていても大丈夫だと思う

だって・・・ハンギョン兄さんは・・・またヒチョル兄さんを愛し始めているから」


え?


「見てれば分かるよ・・・

ハンギョン兄さんはヒチョル兄さんを今また愛し始めている・・・

だから大丈夫・・・」


「リョウク・・・」

ヒチョルの瞳から涙が落ちてくる

リョウクは優しくヒチョルを抱きしめると

「大丈夫・・大丈夫・・」と呪文のように何度も囁いた
2012.05.23 大切な人 3
SJ妄想話

【大切な人3】


ハンギョンは階段から落ちてしばらく入院していたが

その間にもメンバーの1人をどうしても思い出せないでいた

他の事はすべて覚えているのにその人物だけは名前も覚えていない


なのにすごく気になって仕方ない

ヒチョルと呼ばれたその人物からハンギョンは目を離せないでいた

ハンギョンが見つめているとヒチョルは悲しそうな顔をして

顔をそむけてどこかに行ってしまう・・


ヒチョルの姿が見えないと胸にぽっかり穴があいたようだった


なんなんだろう・・・・この気持ち・・・


ヒチョルがメンバーと楽しそうに笑っている

そんな姿を見ていると胸が痛くなってくる


(ハンギョン・・・)

ヒチョルが自分だけに向けた笑顔がふと脳裏を横切る

それをきっかけにいろんな表情のヒチョルが思い浮かんできた

悲しい顔のヒチョル

怒った顔のヒチョル

笑った顔のヒチョル

甘えた顔のヒチョル


俺は・・ヒチョルを知っている・・・・

メンバーとして?

いや違う・・・・・

それ以上思い出そうとすると頭が割れそうに痛くなる


ハンギョンは思い出せそうで思い出せない・・・そんな自分にいらだっていた


2012.05.23 大切な人 2
SJ妄想話

【大切な人 2】


転落事故から一週間過ぎて

ハンギョンはようやく仕事に復帰してきた

軽傷だったヒチョルは入院することもなく

すぐに仕事に復帰できたが

ハンギョンがヒチョルの事だけ思い出せないでいる事が

ヒチョルの精神的なダメ―ジとなっていた


「ハンギョン兄さん・・まだヒチョル兄さんの事思い出せないでいるよ」

ソンミンがリョウクに囁く

「面白いよね・・・ダンスの振り付けや歌・・他の人の事は覚えているのに

一番大事な人の事を思い出せないでいるって・・・」

「ヒチョル兄さん・・・健気に頑張っているね」

2人の会話を横で聞いていたイトゥクは

「もしかしたら転落事故の直前に2人に何かあって

ハンギョンはその事を思い出したくなくて・・・

記憶のどこかにブレーキがかかってるとか」と、ぼそりと呟いた


「たしかに・・みんな楽屋で休憩中だったのに・・

2人だけ舞台の階段の上にいたって変だよね・・・」ソンミンが考え込むように言うと

「ヒチョルを呼び出して聞いてみよう・・解決の糸口くらいにはなるかもな」

イトゥクは早速ヒチョルを呼び出してきた


ヒチョルはわずか一週間しか経っていないのに

ひどいやつれようだった・・・

リョウクは辛そうなヒチョルから思わず顔をそらす


「あの事故の時・・なんでお前たちはあそこにいたんだ?

なんで階段から落ちたんだ?」

ヒチョルはイトゥクの顔を見るとぽつりと言った

「多分・・・天罰なんだよ・・」

え?

三人はヒチョルの言った意味が良く分からない

普段からは考えられない位、憔悴しきったヒチョルは

あの場所にいた理由をぽつりぽつりと話し始めた



ハンギョンから思われて

自分もハンギョンが好きになって

お互いの気持ちが通じ合うようになったけど

ハンギョンの優しさに溺れてしまう自分が怖くなっていた

そんな時、ヒチョルのライブパフォーマンスに

嫉妬したハンギョンから呼び出されてあの場所に行った


売り言葉に買い言葉で言い争いになり・・・・

「一度や二度お前に抱かれただけで自分のものと思うな!!!!!

俺は誰のものでもない!!!!恋人面するんじゃねぇ!!!!!」

「俺の事なんかさっさと忘れて、他の奴とヨロシクやればいいじゃんか」

思ってもいない言葉を吐き出してしまい・・・

涙で前が見えなくなって足を滑らせて階段から落ちかけた・・その瞬間

ハンギョンが自分をかばって、自分を抱きかかえたまま階段から転げ落ちた・・・


「ハンギョンが俺の記憶をなくしたのは・・・神様からの天罰なんだ・・・

俺はあいつをボロボロに傷つけた・・・・」


ヒチョルの言葉を聞いて三人は何も言えなかった


ヒチョルは静かに涙を流す・・・・


ヒチョル兄さんは・・・まだハンギョン兄さんを愛しているんだ・・・

ソンミンはヒチョルの涙を見てなんとかしないと・・と思った
2012.05.22 大切な人 1
SJ妄想話

【大切な人1】 

「うわぁ~」

ダダダダダーン

ものすごい音と共に階段から人が転がり落ちてきた

テレビ局でのリハーサルの最中の出来事で

その場にいた人達はあわてて音のした場所までかけていった


階段の下にはSUPERJUNIORのハンギョンとヒチョルが倒れている

「おいっ!!!!大丈夫か!!!!」

2人は意識が戻らないまま病院に搬送された



「ここは?」

目が覚めたヒチョルは最初どこにいるのか理解できず

しばらくぼんやりしていた

「ヒチョル兄さん!!!!目が覚めましたか?」

リョウクが心配そうに顔をのぞいている・・・

「俺・・どうした? 体中痛いんだけど」

「多分・・・あのセットの階段から落ちたらしい・・・ハンギョンと」

イトゥクが状況を説明してくれた


ハンギョン?

ヒチョルは階段から落ちる前の事を思い出してベットから飛び起きる

「ハンギョンは? あいつは? どうした?」

「まだ意識は戻ってないよ・・・」

イトゥクがヒチョルの隣を指さして呟いた・・・

ヒチョルの寝かされていた部屋は三人部屋で

隣にハンギョンが寝かされている

あいたペットのあたりに心配そうなメンバーが座っていた

「何寝てんだよ~!!!!ハンギョン!!!てめぇ!!!!」

ヒチョルが殴りかけるような勢いでハンギョンの体を掴もうとする

「ヒチョル兄さん!!!!」

ドンヘがヒチョルに抱きついてそれを止める


ヒチョルがドンヘと揉めていると

「ハンギョン兄さん!!!!大丈夫?」

リョウクがハンギョンの意識が戻った事を皆に知らせる

「ハンギョン大丈夫か?」

イトゥクがハンギョンに声をかける

他のメンバーもみんなハンギョンのベットの周囲にあつまってきた


「・・・・・・・・・」

ハンギョンはぼーっとしたままメンバーの顔を見つめる

「頭を強く打ったようだけど内出血とかは見えなかったって」

イトゥクの説明もぼんやりと聞いている

「ハンギョン兄さん・・僕たちのこと分かる?」

ソンミンが心配そうに言うと

「ソンミン・・・リョウク・・・イトゥク・・・」

その場にいたメンバーの名前を次々にあげていって・・・・最後に

「・・・・・・・」

ヒチョルの顔を見ると名前が出ないでいる

思い出そうとしているが頭を抱えて

「ごめん・・・誰だっけ?」

ふざけているわけではなく本当に思い出せないでいる

ヒチョルは下唇を強くかんで必死に感情を押し殺していた

ハンギョンが本当に自分の事を記憶から消してしまっていると分かると

自分の手に刺さっていた点滴を引き抜き、病室を飛び出して行った・・・・

「ヒチョル兄さん!!!!!!!!!」

ドンヘの制止を振り切って出ていったヒチョルは病院の待合室の隅で1人うずくまる


バカ野郎・・・・

本当に俺の事忘れやがって・・・

ハンギョン・・・バ・・カ・・・



涙が後から後から溢れてくる



俺は・・・どうしたらいいんだよ・・・


【ボム事件その後~大学編 14】


ヒチョルが参加しているバンド「T-LUCKY」のライブが数日後に迫ってきていた

今日もメンバーは遅くまで練習室で練習をしている


「ヒチョル・・・だいぶ仕上がってきたな・・この調子でやれば大丈夫だ・・」

ジョンモが優しい瞳でヒチョルを見つめる

「ヒチョル頑張ったもんね・・・ここにきての上達がすごいよ」

ジェイが2人にペットボトルを配りながら言うと

「うん・・・サンキュ・・・まだまだ拙いけど本番頑張る」

ヒチョルは、はにかんだ笑顔を2人に向けた


ドキン・・・・

ジョンモもジェイもその笑顔に胸がドキドキする・・・


一時ヒチョルのドラムの音は荒れていた

それはハンギョンとの仲が上手くいっていない時で

悲しみの音であふれていた

今では仲直り出来たうえに以前よりも深くつながり合った分

嬉しさにあふれた音となり

そのピートは聴く人を幸せにするようなオーラを放っている



今度のライブは大丈夫だな・・・ジョンモは心の中で確信すると

ヒチョルの頭をくしゃくしゃとなでて

「今日は終わりにしよう・・・久々に夕飯でもみんなで食べるか?」と言った

「俺・・・別に良いけど・・・ジョンモとジェイが嫌じゃなければ・・」

ヒチョルが申し訳なさそうに呟く


あ!!!!!

しまった・・・ヒチョルにはドーベルマン並みのボディガードがついているんだった

ジェイが思わず心の中で呟くとそれに気付いたジョンモが

「別に俺達は構わないよ・・・ヒチョルのSPが俺達と同席を拒まなければね」

ジョンモの挑戦的と思える言葉にジェイは問題を起こさないでほしいと願うしかなかった



「ハンギョン♪今終わったよ・・みんなでご飯食べる事になったんだ・・・

ん? なんで? お前ずっと図書館で俺の事待ってたじゃん・・・ご飯食べてないじゃん

嫌だ・・・そんなの俺嫌だ・・・ジョンモ達とも食べるけど・・・

俺・・・お前と食べたい!!!!! うん・・・分かった・・・バカハンギョン・・

練習室の前に来てね・・・バカ・・絶対だよ・・」


「どうだった?」

ヒチョルが電話を切るとジェイが心配そうに聞いてくる

「最初・・あいつ・・食事終わった頃に迎えに来るって言ったから・・嫌だって言ったんだ

そしたら一緒に食べるって言ってくれた」ニコニコしながらヒチョルが言う

ジョンモは何も聞こえないかのように黙々と機材を片付けている



今日の食事は・・・どうなるんだろう・・・ジョンモもライブ前で気が高ぶっているし・・

ヒチョルはジョンモの気持ち全く分かってないし・・・

ハンギョンはジョンモの気持ちに気付いているから余計にややこしいよな・・・


ジェイは何事もないように・・・と神様に祈りながら練習室の後片付けに加わったのだった

2012.05.19 月夜
SJ妄想話

【月夜】


終わった・・・・

最後までキムヒチョルでいたかったから

制服なんて脱いでやった・・・


本当にアンチと俺の戦いって終わりがないんだな



ため息をつきながらヒチョルは城東区庁を後にして帰路に着く


公益勤務のくせに顔の出るラジオでチャラチャラしている・・・

ヒチョルへの悪意の書き込みが区庁へのホームページに書かれる

苦情も区庁に届いている・・・・全てアンチからだった

「キム・ヒチョル」という宇宙大スターが認知され始めてきたとはいえ

まだまだヒチョルの言動をあれこれいう輩は多い

区長を始めとする管理職はヒチョルに対して好意的な対応をしてくれた

しかし・・・

今回の事はヒチョルは自分から決めて降板することにした・・・


何となく疲労感の残る体を引きずって戻ってきた宿舎は静かだった

メンバーは誰もいない


「あ・・・SMTでLAに行ったのか・・・日本から戻ったばかりだというのにな」

1人でいる時間もふえて、慣れてきたとはいえ

さすがに今日は1人は辛かった

SMのライブだからテヨンやジョンモたちもいない・・・・

1人の食事を終えるとヒチョルは車を走らせてある場所に行く


今日は月が良く見える・・・ヒチョルは高台の公園で1人ベンチに座って空を見ていた

周囲には誰もいない・・・夜になると誰もいなくなるこの公園は意外に穴場だった


ヒチョルの携帯が鳴る

見るとミスラからだった

「おうっ・・除隊したんだよな~なかなか会えずに悪ィなぁ~」

「ヒチョル・・俺こそ会えなくてごめん・・・大丈夫か?」

「何が?」

「久々に下界に降りてきたらさ・・お前相変わらずアンチと闘ってて・・」

「へーきだよ・・慣れてるよ・・・お前も知ってんだろ? アンチあっての俺だって」

ミスラの心配を吹き飛ばすように、ヒチョルは声を出して笑う

しばらく話をして電話を切った・・・

「バカミスラ・・・サンキュ・・」

鼻の奥がツンとしてくる・・・涙を我慢するかのようにヒチョルは空を仰ぐ

今日は月が綺麗だ・・・

あの月はハンギョンの所でも見えてんだろーな・・・ハンギョン・・・


またヒチョルの携帯が鳴る

見るとハンギョンからだった・・・・

え? テレパシーでも伝わったかな・・

ヒチョルはドキドキしながら電話に出た

「ヒチョル~元気してた?」

相変わらずのぽわぽわした韓国語が懐かしい

ちょうどハンギョンに会いたいと思っていたから

思わず涙が出そうになる


「ヒチョルいま大丈夫?」

「う・・うん・・お前忙しいのによく電話してきたな」

「ヒチョルが俺の声聞きたいっていう天の声がしたから」

え?

「ヒチョル・・泣いてるの? 」

「ば・・ばかっ!!!!泣いてなんかねぇーよ!!!!!」

「うそだ・・泣いてるじゃん」

「うるせぇ~お前電話じゃ見えねーだろっ!!!!!」


「ほら・・泣いてるじゃん」

ヒチョルの後ろから聞こえてきた声・・・

思わずヒチョルが振り向くとハンギョンが携帯を片手に立っている

「・・う・・そ・・・」


「俺ねぇ~台湾から北京に戻る途中なの・・・ちょっと仁川経由してみた」

ハンギョンはヒチョルに向かってニッコリと微笑む

「台湾から北京に戻るのに・・・わざわざソウル経由するって・・

お前・・・バカじゃん・・・・」

ヒチョルの瞳は涙が溢れてハンギョンの顔が見えない

「いつも言ってるじゃん・・・俺・・ヒチョルの為ならバカになれるって」

「バカ・・・バカ・・・お前・・・大バカ野郎だよ・・・」

ヒチョルの言葉が終わらないうちにハンギョンはヒチョルを優しく抱きしめる

「強がってるけど・・・またヒチョルの心傷ついちゃったね・・・・

いつまでたってもアンチと闘っているんだね・・・・」

ハンギョンがヒチョルの耳元で優しく囁くと

我慢していたヒチョルの気持ちがプツっと切れた

「ハンギョン・・・ハンギョン・・・・」

ハンギョンの胸に顔を埋めてヒチョルは静かに涙を流した・・・・



しばらくして・・・・

「今更だけど・・・なんでお前ここにいるんだよ・・」

ハンギョンの肩に頭を預けてヒチョルは尋ねた

「先週ネットみてたらさ・・ヒチョルがアンチに叩かれているの読んだ

あれだけ楽しみにしていた区庁のラジオ・・今日で打ち切りって知った

だから・・・絶対ヒチョル辛いと思って・・無理してきた」

ハンギョンの気持ちがすごく嬉しい


「そ・・そうなんだ・・・サンキュ・・・でもなんでここ分かった?」

ハンギョンは何でそんな事聞くのかという顔をして

「ヒチョル・・辛い事あるといつもここに来てたじゃん・・だから

仁川からここまでタクシーとばしてきた」

「俺がここにいなかったらどうするつもりだったんだ?

お前本当にバカだなぁ・・・」


「あ・・・ほんとだ・・・ヒチョルいなかったら・・困った」

ハンギョンが今ごろ気がついたという風に言ったので

ヒチョルは思わず吹き出した

ヒチョルの笑顔を見てハンギョンはやっと安心した・・・・そして

「俺・・・飛行機もうないの・・・だから・・泊めてくれる?」

「またジョンスに言われそうだな・・・メンバーみんなロスに行ったよ

だから・・・今夜は俺しかいない・・・」

ヒチョルはそう言うとハンギョンの首に手をまわして自分から口づけをする

ハンギョンは嬉しそうにヒチョルを抱きしめ返した


月の光に照らされた恋人たちは、いつまでも再会の喜びを確かめ合っていた




SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.8】


ヒチョルの産んだ四つ子は未熟児だったために

ヒチョルに遅れて一カ月後にようやく退院してきた


リョウクやソンミン、チョウミの手を借りて

子供たちをやっと寝かしつけたヒチョルは

ぐったりしてリビングのソファで横になっている


「ヒチョル~お疲れ・・・それにしても1人が泣くと次々と泣きだすから凄いよな・・」

イトゥクが気の毒そうに声をかけるが、それに返事する気力もない


「ちょうど今からビデオ鑑賞会なんだ~一緒に見る?」

「はぁ? 何の?」

「シウォンが撮影したお前の出産ビデオ・・・・

みんな感動して泣いたって言ってたけど俺・・仕事で立ち会えなかったじゃん

だから・・立ち会えなかったメンバーで今から鑑賞会するんだよ」

イトゥクが言い終わらないうちにヒチョルはソファから飛び起きて

テレビの前でビデオをつないでいるシウォンに向かって怒鳴る


「シウォナ~!!!!てめぇ~人の許可とらないで何やってんだよ!!!!」

「あの感動の出産シーンを是非みんなで見てもらいたいと・・兄さんも見ますか?」

「はぁ~? お前なぁ~!!!!!!」

今にも殴りそうなヒチョルの手をチョウミが掴むと

「はいはい・・本当に立ち会えなくてごめんなさいね~ヒチョルはあっちの椅子に座って

シウォン~準備できたかしら? は~い!!!!今から始めるわよ~」

チョウミに言われて、ヒチョルは不貞腐れた顔をして皆から少し離れて座った

「みなさんいいですか?始めますよ~」シウォンの合図で鑑賞会が始まった





「ううっ・・・いたい・・」

「ヒチョル・・ヒチョル・・頑張って・・」

必死で陣痛に耐えているヒチョルの手を握ってハンギョンが励ます

しばらくそんな様子が撮影されていたが

突然映像は天井が映った・・・・

「赤ちゃん押し出さないでくださいね~ここから呼吸法ですよ~」

看護師の声がする・・・が画面は天井だ

ヒチョルの呼吸法が聞こえる ヒィヒィフゥ~ヒィヒィフゥ~

ソンミンとリョウクのヒィヒィフゥ~も聞こえる

が・・・画面は天井のまま・・・

どうやら撮影者のシウォンはテンションが上がってしまい

カメラをのぞかずに撮影していたのが原因のようだった

おまけに大きな声で ヒィヒィフゥ~ヒィヒィフゥ~というシウォンの声まで入っている


「なんだ・・これ?」

テレビ画面を見ていたメンバーはみんな驚く

そのうち・・・


おぎゃあ~!!!!!

赤ちゃんの産声がして

リョウクとソンミンの泣き声も入っている・・が天井が映ったままだ

そのうち

「ヒチョル兄さん~うわぁ・・・・生まれた~うぉ~」

シウォンの号泣が入っていた・・・が天井が映ったまま・・・


ガサゴソと音がすると画面がやっと正常に戻ってヒチョルの顔が映る

「ヒチョル兄さん・・・おめでとうございます」

「シウォナ・・・」ヒチョルがニッコリ微笑んだ

その場にいた人々が綺麗な笑顔に魅了された



出産ビデオと言っておきながら

ほとんど天井しか映っていなかったので

シウォンは観客の罵声をあびていた


「なによ!!!!このビデオ・・シウォン全然だめじゃないの!!!!」

チョウミにダメだしされて苦笑いのシウォン

ヒチョルは出産シーンが映ってなかったのでホッとしていた

(あんなもん写してどーすんだよ・・映ってなくてよかった・・・)


イトゥクは天井しか映ってなかったビデオでも泣いている

「トゥギ兄さん・・・感動してくれたんですね・・・良かった・・・」

「うん・・・音は入ってたから・・・すごく臨場感が伝わった」

みんなでワイワイ大騒ぎしている中

シウォンは四つ子が寝かされいる部屋に逃げ出してきた


そして

「ヒシカ」と命名されたヒチョルの面影を持った赤ちゃんの寝顔を優しく見つめる


ヒシカちゃん・・・早く大きくなって・・・ずっと見守り続けるから

この思いを遂げるまで・・・君が大人になるまで待っているから・・・・



シウォンの長期計画はいまやっとスタートしたばかりだった・・・









お付き合いいただきありがとうございました

神様のいたずら パラレルシリーズは一応終わりにします

四つ子は沢山のママとパパに囲まれてすくすくと育っていくことでしょう

コメント、拍手ありがとうございます

励みやヒントにさせていただいています♪

2012.05.16 お願いです♪
いつも遊びに来て下さっている方々ありがとうございます

宗文の妄想にお付き合いいただき感謝しています

「神様のいたずら パラレルVer.」の話ですが

無事に四つ子が生まれました


そこでなんですが・・・

四つ子に名前をつけなくてはならなくて・・・

宗文・・・全く思い浮かびません・・・

なので

名前を募集いたします

私の代わりに名前を付けて欲しいのですが・・・・

イェソン兄さんがメンデルの法則を勉強していた通りに四つ子は生まれました←?

a ハンギョンに似た男の子

b ヒチョルに似た男の子

a` ハンギョンに似た女の子

b` ヒチョルに似た女の子


四卵生四つ子です・・・


みなさまヨロシクお願いいたします

コメントでも拍手コメでもかまいません



力を貸して下さい!!!!!!!私は名前が浮かびません~(泣)
SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.7】


陣痛室で必死に痛みに耐えているヒチョルの横で

ハンギョンは世間の旦那と同様に

どうしてやる事もできず、ひたすら手を握り背中をさすっていた

「・・・い・・・た・・い・・・」

「ヒチョル・・ヒチョル・・・もうすぐだから・・頑張れ」

ハンギョンの励ましに小さく頷くヒチョル

横で時間を計っていた看護師が「そろそろ分娩室に移動かな」と言って

ヒチョルを着換えさせた

「どなたが立ちあいするんですか? 立ちあう人はこれに着替えて下さい」

使い捨て白衣を手にした看護師がハンギョン達に声をかける

ソンミンとリョウクがお互いの顔を見つめあいながら頷くと

「僕たち2人分下さい」

「ミミヒョン・・ミーミオンニが仕事でいないから

僕たちでヒチョル兄さんを見守ってあげないと」リョウクが必死な顔でソンミンに言った

ハンギョンも白衣を渡されてそれを着ていると・・・

「はい!!!!もう1枚ください」

シウォンが手をあげて白衣をもらう・・・手にしているのはビデオカメラだった

廊下で待機する事になったドンヘは思わず・・・

「ビデオって・・・普通旦那さんが回すんだよな・・・」と呟くと

「うん・・・シウォン・・・ちょっと違う気がする・・・」とウニョクが答えた





「あ゛ーっ」

「痛いー」

分娩室からヒチョルの声がする

廊下で待っているメンバー達もその痛そうな声に顔が引きつるばかりだった

産婦人科の医師が分娩室に入って行くと

分娩台に乗せられたヒチョルに話しかけていく

「はい・・今日は何日ですか? 答えて下さい」

「きょ・・きょう・・は・・・○がつ・・・○に・・ち・・」

「はいそうですね~」

「あなたのお名前は?答えてください」

うううっ・・・・痛みに耐えながらヒチョルは

「キ・・・ム・・・ヒ・・チョル・・で・・・す・・」


「はい赤ちゃんが降りてきましたよ・・お母さんはあまり力まないでくださいね」

「む・・り・・・出・・る・・」

「赤ちゃんまだ押し出さないでくださいね~はいここで呼吸法ですよ」

看護師がヒチョルに向かって呼吸法の指示をする

ヒィヒィフゥ~ヒィヒィフゥ~

ヒチョルの手を握っているハンギョンも ヒィヒィフゥ~ヒィヒィフゥ~

横で見守っているソンミンとリョウクも ヒィヒィフゥ~ヒィヒィフゥ~

ビデオを回しているシウォンまで ヒィヒィフゥ~ヒィヒィフゥ~


「まだ力まないでくださいね~そうですよ~力抜いて下さいね~」



廊下で待っているドンヘとウニョクはオロオロしっぱなしで

ふたりで廊下をうろうろしている

「どうしよう!!!!!ヒチョル兄さんのあんな苦しそうな声・・こっちまで苦しくなるよ」

ドンヘが泣きそうな顔でウニョクに助けを求める

ウニョクはニコって笑うと「ヒチョル兄さん頑張ってるじゃん・・・俺達はただ待ってるしか出来ないよ」

分娩室からヒチョルのうめき声がする

2人は落ち着かず「どうしよう」とオロオロするばかり

するとずっと考え事をしていたイェソンがポツリと言った

「こんな時は・・・ヒィヒィフゥ~だ」

廊下の3人は ヒィヒィフゥ~ヒィヒィフゥ~と必死で呼吸法を行っている



そんな中・・・


おぎゃぁ~!!!!!!!!


「生まれた~!!!!!」「やった~!!!!」ドンヘとウニョクは抱き合って喜んでいる

分娩室のソンミンとリョウクも抱き合って泣いていた


「ヒチョル兄さん~」ビデオを回しながらシウォンも泣いている

次々に産声をあげて4つ子はこの世に生を受けた

4人目を産んだ後、涙でぐちゃぐちゃになったヒチョルの顔を

ハンギョンは優しく拭いてあげた

「ハンギョン・・・」ヒチョルはハンギョンを見つめると微笑む

その微笑みが聖母マリアのようにハンギョンには見えた

(ヒチョル・・・すごく綺麗だよ・・・)

「ヒチョル・・・ありがとう・・俺達の子供を・・」

ハンギョンは涙が溢れてとまらない

「うん・・・」ヒチョルは満足そうに微笑んだ

「ヒチョル・・・俺の最愛の人は最高の人だ・・愛しているよ」

ハンギョンはヒチョルの耳元で囁くとおでこに優しくキスをする

「俺も・・・あいしている・・・」



生まれた4つ子は綺麗に沐浴されて新生児室に並んで寝かされていた

ガラス張りの部屋の廊下側からメンバーがみんなで赤ちゃんを見つめる

仕事で病院にこられないメンバーにリョウクは一斉送信でメールを送った


赤ちゃんを中心にメンバーの中に幸せの時が流れていった


SJ妄想話

【ニューヨークに行きたいか?】 パラレルおバカVer.


ある日の出来事

ヒチョルは昼近くまで寝ていてやっと起き出してきた

メンバーはみんな海外公演中で誰もいない


兵役・・・といっても現役ではない公益勤務のヒチョルは

自宅から公益勤務先の区庁に出勤しているので普段は気付かないが

海外公演などに行かれると、自分は今兵役中なんだな・・・と寂しく思う


まかないの叔母さんが作り置きしてくれた食事を冷蔵庫から出して暖め

ぼんやりとテレビのニュースを見ながら1人の食事をとっていた


最近やっと1人の時間に慣れてきた

最初のうちは寂しくて寂しくて仕方なかったけど、今ではそうでもなくなっている


ニュースキャスターの読み上げたニュースがヒチョルの耳に残る


『アメリカのオバマ大統領は、個人的な考えだとしたうえで、

「同性のカップルが結婚できるようにすべきだと明言することが重要だと考えた」と述べて、

同性間の結婚を支持する立場を初めて表明しました』


え?

アメリカの大統領が・・・シウォンがツイでフォローしているオバマ大統領が・・・

同性愛の結婚を認めた・・・て・・マジ?


ヒチョルは食事中の手を止めてニュースを真剣に見だした



って事は・・

アメリカに行けば・・・俺・・ハンギョンと結婚できるの?


ニュースキャスターはその話題を話続け

ニューヨーク州を含む6州で同性婚を法律で認めていると語った




ニューヨークに行ったら・・・ハンギョンと結婚できる・・・


ヒチョルの頭の中はその事ばかりがずっと繰り返されていた


食事をさっさと切り上げるとヒチョルは休暇をどうやってとるかに悩み

だいたい目星を付けるとハンギョンに電話をする


ハンギョンも珍しくヒチョルと同じあたりに休みが取れるようだった

「じゃあハンギョン!!!!ニューヨークで会おうな」


詳細は何も説明せずに一方的に電話を切るヒチョル・・・


「ニューヨークで何があるんだろう????まあ久々にヒチョルに会えるからいいか」

ハンギョンは頭の中はハテナマークだらけだったけど

いつもヒチョルの我儘に振り回されていた昔を思い出して、嬉しくなっていた



一週間後

ニューヨークケネディ空港に着いたヒチョルは待ち合わせ場所に急ぐ

ハンギョンが先に到着して約束のカフェテラスの前で待っていた

「ヒチョル♪久しぶりだね・・・今日はどうしたの?」

「うん・・とりあえずどっかの役所に行こう」

ハンギョンはヒチョルが何を言い出すのかとビックリして

とりあえずお茶でも飲もうとカフェテラスの席にすわらせた


「ねえ・・・元気だった?とか会いたかったとかの台詞の前に役所って・・・

ヒチョル・・・何考えてるの?」

ハンギョンを驚かそうと思っていたヒチョルだったが

しぶしぶとあきらめ顔で話し始めた

「オバマ大統領がさ・・・」

「ん? アメリカの大統領がどうしたの?」

「同性婚を認める発言して・・・ニューヨーク州だともう法律でも認められているって・・

ニュースで見て」

ハンギョンは優しく微笑みながらヒチョルを見つめる

ヒチョルは凄く恥ずかしそうに

「俺・・・お前と・・・結婚できるって思って・・・それでニューヨークにきた」

ハンギョンはビックリしてヒチョルの顔を見つめ、すぐに困ったように優しく言った

「あのね・・・ヒチョル・・・ヒチョルの国籍ってどこ?」

「俺? 韓国・・・」

「俺は中国だよね」

「そんなの知ってるよ!!!!!だから何なんだよ!!!!」

「同性婚を認めてもらうにはアメリカの国籍を取得して、

認めている州に住んで(住まなくても大丈夫の時も)

それから結婚式をあげて・・そこでやっと役所に書類提出して結婚できるんだよ」

「え?」

「ヒチョル・・・ちゃんと調べなかったの?」

ハンギョンはくすくすと笑うと恥ずかしがって下を向いてしまったヒチョルの手を握る

そこまでして自分と結婚したいと思ったヒチョルが凄く愛おしく思えてくる

「俺は・・そのニュース見て・・・ちゃんと調べたよ」

「ハンギョン・・・」

「ヒチョル・・・ありがとう・・・俺その気持ちだけでも嬉しいよ」

「お前も・・・俺と同じ気持ちだったの?」

ふふふと笑うハンギョンをみてヒチョルは胸がドキドキし始めた

「俺・・・」

何か言いかけようとしたヒチョルの唇をハンギョンが塞ぐ

カフェテリアで男同士がキスをしているのに周囲は誰も関心を表さない

さすが同性婚が認められている街だけある


久々のハンギョンからの口づけにヒチョルは目眩を覚える位感じていた

「結婚はできないけど、せっかく二人でニューヨークに来たんだから

ハネムーン並みの濃厚な甘い時間を過ごそうね」

ハンギョンのその言葉にヒチョルは心が甘く疼いた

「バカ・・・」


2人はティファニー宝石店に入るとお揃いの指輪を購入し

写真館で結婚写真をとることにした


さすがゲイが認められている街だけあって

貸衣装も男性が着られるドレスも用意されている


最初は恥ずかしがってタキシードで写真を撮ったヒチョルだったが

写真館の人の「女性よりも美しいのにドレス着ないのもったいない」とのひと言で

ウェディングドレスも着る事になった

シンブルだけど上品なデザインのマーメイド型のドレスを着て

薄くメイクをしてもらった姿はどこから見ても美しい女性だった


ハンギョンはもう嬉しくて目じりが下がりっぱなし

デレデレ顔で写真をとったハンギョンは

「ヒチョル・・・綺麗だよ・・・もう我慢できない」


写真は後日送ってもらうように手続きして

2人はチェックインしていたホテルに向かった


部屋に着くなりハンギョンはヒチョルを強く抱きしめ

その唇に自分の唇を重ねる

ヒチョルはその甘い口づけに自分の力が抜けていくのを感じた


ああ・・・ハンギョン・・愛してる・・

結婚できなかったけど・・幸せだ・・俺・・・ニューヨークに来てよかった


その晩はとっても濃厚な甘い夜をすごした


翌朝

ハンギョンの腕の中で眼をさましたヒチョルは

昨夜の事を思い出して恥ずかしさにほほを赤く染める


ハンギョンがあまりにも激しく自分を求めてきていたので

俺・・・女だったら・・・絶対に今日妊娠したな・・・

4回だったから・・・4つ子になったかもな・・・

そんな事を考えながらハンギョンの温もりに包まれて

幸せそうに再び眠りに落ちていった・・・・







アメリカの結婚事情は詳しくないので間違っていたら笑ってスルーして下さい・・・
SS4に参戦してきました

すっごく楽しかったです

でも

ヒチョルとハンギョンの不在が・・・・

特に古い曲の時にその不在にすごく悲しくて悲しくて

ヒチョルのパートを他のメンバーが歌ってて・・・はぁ・・・って感じ

表ブログでもクレームもらってしまい・・・

自分の文章力のなさを痛感しています

なんでそんな風にとらえるんだろう・・・どうして? みたいな・・・

気に入らないブログあったらスルーすればいいのに・・・みたいな・・


なのでここでちょっと違う話を書きます

今精神的にダメージ受けているので超おバカな話ですが・・・笑ってスルーして下さい・・
SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.6】


4つ子という事でヒチョルは予定日よりもはやく病院に入院させられた

今日も特別室でヒマを持て余し

我儘放題で周囲を困らせているヒチョル

さすがにお世話係のソンミンも困り果ててリョウクを捕まえた


「リョウク・・・ハンギョン兄さんっていつ来るの?」

ソンミンがリョウクに耳打ちすると

「連絡しているんだけど・・あっちの仕事をなんとか片して来るって・・・」

リョウクも小声で答える


「うわーん!!!!!!なんで俺こんな目にあわなきゃなんねーんだよ~」

ベットの中からヒチョルは枕やクッションを手当たり次第に投げている

マタニティブルーに、体が思うように動かないというイライラもあって

ヒチョルは最近やたらと周囲に当たり散らしている


赤ちゃん4人分のお腹は、かなり大きくなっていてベットで横になったままだ



「ヒチョル兄さん!!!!!今、ギャラリア百貨店で美味しいケーキ買ってきましたよ」

シウォンがケーキの箱を見せながら部屋に入ってきた


「!!!!!」

ヒチョルがニッコリ微笑んでシウォンを見つめる

さっきまでイライラ大騒ぎしていたのが嘘のように

ニコニコしながらケーキを食べる姿を見て

周囲のメンバーはホッとする


あれ?

リョウクがヒチョルの変化に気付いてソンミンに耳打ちした

「ヒチョル兄さん・・・今お腹痛いんじゃないの? 我慢してない?」

「確かにさっきも我慢してる感じだったよ・・・もしかして陣痛?」

普通だったら痛い時に痛いと言って、痛くない時には大人しくしているのに

ヒチョルはもともと人一倍痛みには我慢強い・・・しかし我儘・・なので

陣痛の来ている時にはだまって耐えて、治まると我儘言って騒ぎまくっていた


なんか普通の人とは反対だよな~ リョウクはそう思いながら時間を計り始めた

「ミミヒョン・・・10分間隔・・・看護師さんに連絡した方がいいよね」



「ヒチョル!!!!!」

ハンギョンが息を切らせて部屋に飛び込んできた

ハンギョンが中国からソウルに来たのは1カ月ぶりだった

ちょうどヒチョルは陣痛に耐えて大人しくなっている時で

ハンギョンの姿を見ると「おせーんだよ!!!!バカ!!!!」と小さく呟く

「ヒチョル・・・ごめんね・・仕事やっと片付けてきた・・しばらく一緒にいられるよ」

ハンギョンがにっこりとヒチョルに微笑むと

ヒチョルの緊張が解けたのか「痛い・・ハンギョン・・・痛い・・」

ヒチョルの瞳から涙が一筋流れる

さっきまで1人で痛みに耐えていたヒチョルもハンギョンの顔を見た途端に

痛みを訴えるようになった

ハンギョンはどうしてやる事も出来ずに、左手でヒチョルの手を握り右手で背中をさする

「ヒチョル・・・大丈夫? ヒチョル・・・・」

ヒチョルは小さくうなずくとハンギョンの手を強く握り返した


「キム・ヒチョルさん・・・大丈夫ですか? 陣痛室に移動しますね」

リョウクの呼んできた看護師達にベットのままヒチョルは移動させられた

ハンギョンはずっと手を握ったままヒチョルに寄りそう


「ミミヒョン・・どうしよう・・もうすぐ生まれるんだよね」

リョウクが動揺してソンミンの腕を掴んで言った

ソンミンもおろおろし始めた・・・・


「ヒチョル兄さんが陣痛室に移動したと、メンバーにメールしましたから」シウォンが2人に言うと

3人は陣痛室のある部屋に向かった


廊下を歩いている看護師を捕まえるとシウォンは

「すみません・・・今運ばれたキム・ヒチョルの家族ですが・・・

産まれるのは・・・いつぐらいになりますか?」と聞いてみた


「ヒチョルさん? あと半日くらいかかるかな? もしかしたら帝王切開になるかもしれないわね」


あと半日・・・・

あの痛みと共にあと半日も過ごすヒチョル兄さん・・・

3人はあまり痛くないようにしてあげて欲しいと神様に祈っていた・・・



SJフィクション

【83ラインの とある一日】 *表ブログにあげた話を加筆修正したものです



仕事から戻ってきたイトゥクは疲れ切っていた・・・・

イトゥクの疲労の原因を知っているシンドンとウニョクは

そっとしてあげた方がいいと12階からさっさと姿を消した



自室から出てきたヒチョルが

リビングで憔悴しきって座っているイトゥクの姿を見て声をかけた


「珍しいな~ジョンスのそんな姿~・・・何か失敗したの?」

ヒチョルに気付いて

「今日さ・・・・収録に行ったら・・・姉貴がいた・・・」

弱弱しく笑いながらイトゥクは言う


ゲホッ・・・


冷蔵庫から水を出して一口飲んでいたヒチョルは

思わずむせながらイトゥクを見つめた

「でさ・・・やっぱり・・・姉貴はじけまくっちゃってさ・・・俺恥ずかしかった・・」

「今日って強心臓か? あの姉ちゃんだったら・・・ホドン先輩大喜びでいじっただろう?」


イトゥクの女装にとてもよく似た面影のイニョンをヒチョルは思い浮かべて・・・

すごく気の毒そうにイトゥクを見つめた

「姉貴はさ・・・ずっと語学留学しててさ・・・留学からもどってきて・・・急に女優になる・・って」

「ジョンスは小さい時から姉ちゃんに頭上がらなかったの?」

「いや・・・あの人はずっと留学してて俺は練習生になったりして10年以上ほとんど会わなかったな」

「ふーん・・・俺んちよりいいじゃん・・・俺んちの姉ちゃん史上最強だから・・・・」

ヒチョルは、今ここに存在しない姉に対して少しビビりながら話をしていた

ヒチョルの姉 ヒジンは男を上回る気の強さで、弟をいつも泣かせていたのだった


イトゥクはヒジンの強くたくましい姿を思い出していた・・・・

あんな姉さんに鍛えられたヒチョルは、やはり少々の事では凹まない


「姉貴がさ・・・芸能界で生きて行くのは勝手だけどさ・・・・

俺の名前使ったりして欲しくないな・・・・」

「でもさ・・・ジョンスの姉ちゃんも好きで使ってるんじゃないと思うよ・・・・

イトゥクの姉ってバレた時点で芸能界で生き抜くために・・・・必要に迫られて使ってんだよ」

「ヒチョルやギュがうらやましいな・・・ギュの姉貴はバイオリニストだっけ・・・」


「まあな~同じ世界で兄弟一緒はちょっと大変かもな・・・・」

ヒチョルは気の毒そうにイトゥクの顔を見ながら言った


そう言えば・・・・


ヒチョルはちょっと言いにくそうに顔をゆがめながらぼそりと言った

「この間・・・おじい様の法事で姉ちゃんに会った時に言われたんだけど・・・・・

ウチの姉ちゃん・・・・・シュジュヌナ会・・・みたいなの作ったって・・・」

え?????????

「ジョンスとヒョクチェとギュのとこの姉ちゃん達と連絡とりあって・・・・・たまにご飯食べてるって」

え゛ーっ


「ジョンス・・・・姉ちゃん達に勝とうなんて思わないことだよ・・・・・

長年パシリさせられている俺が言うんだから・・・・間違いないよ」

はああああああああ・・・・・イトゥクはため息しか出なくなっていた・・・・


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



後日

イトゥクの姉が弾けまくった番組が放送されると・・・

その明るいキャラクターとイトゥクの姉というネームパリュ―と

英語に堪能であるというスキルも手伝って

レポーターの仕事をゲットすることができた


イトゥクが実家に送金していたお金を使って自由にしていた姉に対して

これで独り立ちして欲しいと切に願ってやまないのであった・・
SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.5】 イトゥクside


(ヒチョルのお腹がずいぶん大きくなっているな・・・

四つ子だから産み月前には入院が必要だと医者がいってたっけ・・・


それにしてもなんで俺があいつのダンナの代わりしてんだろうな・・・

昔から変わった奴だったけど・・・妊娠までするとは・・・人間超えたな)



イトゥクはため息をつくと頭を抱えた

SJとしての活動に自分の個人の活動

間近に迫っている兵役の事など抱えている問題は多い

そこに加えてトップシークレット扱いのヒチョルの妊娠

相手のハンギョンは中国だから、身近な自分がヒチョルの世話をしている事になる



(でも・・・ハンギョンとの愛の結晶ができて良かったな・・・)


イトゥクはハンギョンが帰国した後のヒチョルの状態を思い出す

あの時は本当にひどい状態だった

精神的にも限界にきていて仕事もせず食事もせず

毎日泣いて暮らしていたのだ

(鬱にまでなって・・・・そこまで愛した人の子供を宿す事ができたんだから

今は幸せ・・・・そうなんだろうな・・・・)



(ヒチョルとは腐れ縁だな・・こうなったら入隊まではなんとか力になってやるか・・・)


イトゥクはキッチンの冷蔵庫から水を取り出すと何気なくリビングを見た


げっ!!!!!!!


ヒチョルが大きな瞳から涙をこぼしている・・・そして目が合った


「ジョンス・・・・」

イトゥクの顔を見て涙をぽろぽろとこぼすヒチョル・・・・

「ヒチョル・・・どうした? なんで泣いてるの?」

「トゥギ兄さん・・・・」

「ふぇ~ん」

ヒチョルの両隣でソンミンとリョウクも泣いている

どうやら三人はドラマを見ていて泣いているようだった


三人はボロボロ泣きながらテレビの画面に視線を戻した


(ヒチョル・・・変わったな・・・

昔はよっぽどの事がないと人前では泣かなかったのに・・・

最近はすぐに泣くし・・・マタニティブルーってのか?

散々俺の事からかっていたのが別人のようだな)

イトゥクが三人を見つめながら物思いにふけっていると



「あっ・・動いた」ヒチョルが突然さけんだ

「え?」

「ほんと?」


ヒチョルのお腹にリョウクとソンミンが頬を当てる

「うわぁ~中でグニグニ動いてるよ~」

「なんか・・・足? けっとばしてる?」

リョウクとソンミンは顔を見合わせて笑っている


「こん中にガキが四人もいてさ~勝手に動き回るからさ~俺さいきん寝不足なんだ」

「兄さんうつ伏せで寝られないでしょ・・・結構辛いかも~」

 「僕もうつぶせ寝してるから・・・できないの辛いよね~」

3人でワイワイと楽しく話をし始める

さっきまでボロボロ泣いていたのがウソのようだ



その様子をイトゥクは微笑みながら眺めている



ヒチョルの入院と出産がそろそろ近づいてきていた



SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.4】 イェソンside


「四つ子・・・どんな子供が生まれるんだろう」

イェソンは自分の部屋で本を読んでいた

リョウクは育児書だとばかり思っていたら

「遺伝の法則」と表紙に書いてある


「兄さん・・・そんな難しい本読んでるの?」

眉間にしわを寄せて真剣に本を読んでいるイェソンにリョウクが尋ねた



「生まれてくる子が四つ子だろう・・・

リョウクも生物の授業でやっただろう?メンデルの遺伝の法則・・・」


リョウクはイェソンが何を言いたいのか分かって微笑む

「あのエンドウマメで皺のあるのと無いのとでかけ合わせてどうの・・って奴ね」

「そう」

「ハンギョン兄さんとヒチョル兄さんの遺伝子がどこでどれだけ子供に反映されるかってこと?」


「すごく気になってね・・・今勉強中」


(そんなの生まれちゃえば分かっちゃうのに・・・本当に兄さん面白いな)

リョウクは真面目に考えているイェソンの顔を見ながらニコニコしていた

「映画みたいな事ってあるんだな・・・」イェソンがぼそりと呟く

「え?」


「シュワルツネッガーが妊娠する映画みてさ・・これは映画だからって思ったのに

ヒチョルが妊娠したんだもんな・・・」

「うん・・でもヒチョル兄さんなら・・・なんかみんな納得しちゃうんだよね

すごく不思議な事なのに」

リョウクがイェソンを見ながら小さく笑った


イェソンは真面目な顔のままリョウクに向かって

「子供生まれたら・・・リョウクすごく大変になると思う

俺もできる事は手伝いたいと思ってるけど・・・・

でもヒチョルの為にもハンギョンの為にも・・・リョウク頼りにしている」

(兄さんはあまり興味ないのかと思ってたけど・・・・

やっぱり気にしてたんだね・・・それに僕の心配までしてくれたんだ)


イェソンのあまり感情を表に出さない性格を十分に分かっていたつもりだった

でも、周囲が浮かれ気味なのに対して一歩引いた態度のイェソンを見て

関心がないのかな・・・ともリョウクは思っていた

だからイェソンの気持ちがすごく嬉しい・・・やはり家族なんだ・・僕たちは・・


「じゃあさぁ~午後からあるミーミオンニの勉強会に出てね」

「うっ・・・・」

イェソンがひきつった笑顔でリョウクを見る

リョウクはニコニコしながら

「今日はお人形を使ってのおしめの交換の仕方だって・・・・

赤ちゃん四人も生まれるんだから・・おしめはみんな出来るようになってほしいな」

「・・・・・・・」

「ドンヒ兄さんなんてやる気満々だよ~ヒチョル兄さんの赤ちゃんを練習台にして

自分の子供に備えるって言ってた」


くすっ・・・

イェソンがシンドンの話を聞いて笑った


「そうだな・・・俺も・・・いつかの為に練習しとくか・・・」



赤ちゃんが生まれる・・・その事でメンバーみんなの気持ちが優しくなっていくようだ


リョウクはイェソンの背中に抱きついて嬉しさを表していた・・・
SJ創作話

【神様のいたずら パラレルVer.3】 ソンミンside


ヒチョル兄さんは6カ月経ってお腹が目立ってきた

妊娠が判明してから2カ月

僕たちはヒチョル兄さんの秘密を守りながら生活している

公益勤務先には病気という事になって自宅養生中にしてもらっているが

交友関係の広い兄さんの事なので秘密保持に苦労している事も多い

どこまで教えていいのか分からないけど

トゥギ兄さんはメンバーと事務所の上層部だけの秘密になっていると言っていた



「ソンミナ~今日も勉強会あるから時間になったら集合ね~」

チョウミの呼びかけに僕は笑顔で答える

「ミミヒョン♪今日は沐浴の実習だって~ミーミオンニがお人形持ってきてたよ」

リョウクがニコニコしながら僕のところに来る


勉強会はチョウミが中心となって、育児に関しての勉強をしている

「ママさん教室」とでも言うのかな

僕とリョウクは毎回楽しみでワクワクしながら勉強している

他のメンバーも時間があれば参加していて

特にドンヒなんかは真剣に勉強しているので

「婚約者がいると取り組み方違うよね~」ってからかったら

マジ顔で「ヒチョル兄さんの子供で練習させてもらう」と言ってた・・・



「赤ちゃんの耳を左手の親指と小指を使ってふさいで・・お湯が入らないようにね

そして首も支えながら・・もう片方の手で体をやさしく洗ってあげるのよ」

チョウミが出際良く赤ちゃんの人形を使って沐浴させる


僕も「女子力」あるって皆に言われるけど・・・

チョウミには負けるな・・・・チョウミは家事全般オールマイティだもん・・・

「ほら・・ヒチョルオンマ!!!!!ボケッとしてないでやってごらんなさい」

ヒチョル兄さんはめんどくさそうに人形を手にして体を洗う

兄さんは指がすごく長いから、赤ちゃんの耳をふさぐのは簡単にやってるけど

片手で耳を押さえながら首も支えて・・・なんてなかなか難しい

僕もリョウクも人形だけど何度も溺れさせてしまっていた

「ミミヒョン・・・なんか難しいね・・でも頑張って練習しなくちゃね」

「確かに・・・赤ちゃん4人もいたら僕らに1人ずつあてがわれるのは確かだもんね」

そんな事言ったけど

赤ちゃんの世話が出来るのかと思うと

なんかドキドキして・・・・・・すごく楽しみ

最近僕が赤ちゃんの事ばかり考えているせいかギュヒョンが焼きもちをやいている

それがちょっと嬉しかったりする


ヒチョル兄さんが奇妙な顔をしている・・・どうしたのかなと見ていると

「ヒチョル兄さん~お腹の赤ちゃん動いてるの?」リョウクが聞いてきた

え? 赤ちゃんが動いてる?

僕はリョウクの言葉を聞いてヒチョル兄さんを見つめた

「う・・・ん・・・なんかぐるぐるしてる・・変な感じだな・・・・

ソンミナ~リョウガ~触ってみるか?」

「え?いいの?」僕とリョウクは先を争うようにヒチョル兄さんのお腹に耳をあてた


ごにょごにょ・・・なんか動いてる!!!!!!

僕はびっくりしてリョウクと顔を見合わせた


「もう少ししたらもっと動くようになるんだってさ~」

ヒチョル兄さんは僕たちが不思議そうな顔をしてるのが面白いのか

けらけら笑いながら言った


最近のヒチョル兄さんは以前にもまして綺麗になったと思う

母親になるっていろんな面でいろんな変化があるんだなぁ・・・

僕はヒチョル兄さんを見ながら感じていた

SJ創作話

【神様のいたずら~パラレルVer.2】 ギュヒョンside


ヒチョル兄さんが妊娠して僕らの周囲は慌ただしくなった

お腹の子の父親がまさかのハンギョン兄さんで、

まさかと言うのは、僕はハンギョン兄さんとは

1年以上会ってないと思ってたら、

実は僕たちが日本に仕事で行っていた間にソウルに来ていた事が判明・・

僕はそんなの知らないから、

「ハンギョン兄さんじゃなくてシウォンだったりして~」と

冗談混じりに言ったのに

マジ怒りのリョウクに頬を叩かれてしまった

サイテーと言われてムカついたけど

ソンミナまで僕の顔を見て怒っていた・・・さすがにそれには凹んだ


あの衝撃の日から数日たって、僕はチャンミンと飲みに行った


「ねぇ~ギュ・・ヒチョル兄さん元気してるの? 最近姿見ないから寂しいよ」

ああ・・そう言えばこいつは・・ひちょる信者だったっけ・・

「宿舎に行ってもいい? ヒチョル兄さんに会いたい~!!!!」

「・・・・・・」

「ギュ達はずるいよなぁ~帰ればヒチョル兄さんに会えるんだもん」

それからチャンミンはヒチョル兄さんとの笑える思い出話をし始めて

しばらくはその話題で盛り上がったけど・・・

チャンミンがあまりにもうるさいので僕はヒチョル兄さんに電話をかけた

「兄さん・・ギュヒョンです・・チャンミンがどうしても兄さんと話したいって」

チャンミンに携帯を渡す

チャンミンはすごく嬉しそうに話をしていた

ヒチョル兄さんってそんなに面白い話してんのかな? 僕はすごく気になってた

しばらく楽しそうに電話をしていたチャンミンは満足したのか

僕にニッコリ笑って、「ヒチョル兄さんが今度宿舎においでって・・ビックリする事あるからって言ってた」


おいっ!!!!!ヒチョル兄さん!!!!あんたの事はトップシークレットだろう?

同じ事務所でもバラしたらまずいんじゃないの?

僕は心の中で毒づいてからチャンミンに向かって

「へぇ~なんだろうね~僕も分からないなぁ」とひきつった笑顔で答えた




ああああああっ!!!!!!!

話したい話したい話したい話したい~!!!!!!!!

ヒチョル兄さんの秘密をみんなにバラしたい~!!!!!!!!!!!

あ゛ーっ!!!!!!!!!


でもそんな事したらソンミナに絶交されるの分かってるから

僕はぐっと我慢している


僕はいつまでがまんできるのは自信がない

くそっ!!!!!!キム・ヒチョルのバカやろ~!!!!!

なんで僕がこんな我慢しなくちゃいけないんだ!!!!!!!!



ヒチョル兄さんの赤ちゃんが無事に生まれるまでは

僕はずっと我慢する事があるんだろうか・・・・

まだまだ先は長い・・・

ソンミナも僕よりもヒチョル兄さんのおなかの赤ちゃんの事ばかり考えているし

僕は憂鬱な気分になっていった・・・・・
SJ創作話

【神様のいたずら~パラレルVer.】 1 ドンヘside


ヒチョル兄さんが妊娠した

自他共に宇宙大スターと称している兄さんの事だから

誰もがあり得ると思ったけれども、

明らかに男性である兄さんの妊娠にはメンバー全員が驚愕した


「最近ヒチョル兄さん食欲旺盛なんだよね・・少し太ってきたみたい」

そう言えばリョウクが最近こぼしていたっけ・・・

僕に対しても今まで食べなかったような甘い菓子を買ってこいと

言われて・・なんかおかしいなって思っていた矢先だった


シウォンのお父さんの知り合いの病院で

精密検査を受けたヒチョル兄さんは自分の妊娠を聞いても驚きもしていない

僕だったらあまりの事に腰抜かすかもしれないのに・・そこがヒチョル兄さんらしい


緊急ミーティングということでイトゥク兄さんがメンバーを全員あつめた


「ヒチョルが妊娠した・・・今日の精密検査の結果4カ月に入ったとこだそうだ

ヒチョルは兵役中だからスーパージュニアの活動には参加してないが

これからの事をみんなで相談しあおうと思って集まってもらった」


皆が真剣な顔をして今後の事を話し合っている横で

ヒチョル兄さんは僕の買ってきたマカロンを美味しそうに食べている

あの・・・みんな兄さんの事を相談しているんですけど・・・

と僕は思ったけど口に出せずに兄さんの顔を見つめていると

「ドンヘ~これ美味しい♪買ってきてくれてありがとう♪」

にっこりと微笑んだ兄さんはとても綺麗だった・・・ヒチョル兄さん反則だよ・・その笑顔


「トゥギ兄さん!!!!ハンギョン兄さんには連絡したんですか?」

リョウクが心配そうにイトゥク兄さんに聞いている

たしかに・・・一番連絡しなくちゃいけない人だよな・・・

「お腹の子の父親って・・・本当にハンギョン兄さんなの? もしかしてシウォンだったりして~」

キュヒョンが冗談交じりに口をはさむと

バシッ!!!!!!!

リョウクがキュヒョンの頬を叩いた・・・あまりの出来事に周囲が凍りつく

「たとえ冗談だとしても・・キュヒョンって・・サイテー」

「だって!!!!!!ハンギョン兄さん中国じゃん・・1年位会ってないじゃん・・計算合わないし」

叩かれた頬を抑えながら涙目でキュヒョンが言うと

「俺達が日本に行った時・・次の仕事も日本だったから数日日本でオフだったろう?

あの時・・・ヒチョルがすごく寂しがってハンギョンに連絡したんだ・・

ハンギョンは必死で仕事調整して、寂しがっているお姫様の所にはせ参じたんだよ」

イトゥク兄さんの説明にみんなが納得をした様子だった

僕たちが日本で仕事してたのは・・まさに4カ月前・・・計算は合ってる・・・

ハンギョン兄さん久しぶりのヒチョル兄さんに・・張り切っちゃったわけだ・・・

「で・・事務所的にもヒチョルの妊娠はトップシークレットだから

なんとか生まれるまで誤魔化さないといけないんだ・・・

みんないろいろと大変かもしれないけど・・・その辺りよろしく頼む」

イトゥク兄さんが頭を下げると、みんなが頷いた

「みんな聞いて~もう一つあんのよ~」

チョウミが言いにくそうに口を開いた


「ヒチョルのお腹の中には赤ちゃん4人いるのよね~」


え?


「4つ子なんだって・・だから生まれた後もしばらくは皆の協力が必要だわ」

4つ子・・・・


僕の頭の中では

ヒチョル兄さんにそっくりな女の子が4人僕にまとわりついてくる映像が浮かんで

思わず顔がニヤけてしまった・・・

ハッとして周囲を見回すと

シウォンも顔がヘラヘラしている・・・絶対おんなじ妄想してるんだ・・・・


顔がヒチョル兄さんで性格がハンギョン兄さん似だったら

最高の美少女になると思うんだけどな・・・


僕はこれから大変な思いをするなんて予想もつかず

他人事のようにお気楽に構えていた



神様のいたずら

なんとか完結しました
自分の文章力のなさを痛感してます

最後までお付き合い頂きありがとうございました

この話は珍しくラストが決まっていて
ラストに向けて始まった・・・そんな感じです

ヒチョルの赤ちゃんを産んでほしいというリクエストがありました
今回の話とは違ってパラレルになるのかな・・・
とりあえず頑張って書いてみます

拍手メッセやコメントもありがとうございます
いつも励みにしています

ヒチョルは昨日ソウル市長と対談してましたね
その姿がすごく凛々しくて美しかったです
永久保存したいくらい綺麗でした

その姿を妄想の糧に頑張ります(すみません~!!!)

SJ創作話

【神様のいたずら Last】


ヒチョルの怪我は順調に回復していき

来週から公益勤務先へ復帰できる予定となっていた


あの事件から半年が過ぎマスコミの熱もさめてきて

ヒチョル達の周囲も静かになってきた所だった


「いつの間にか冬になってんだな・・・・空の色が灰色だ」

宿舎の窓から外を見ていたヒチョルがぼそっと呟く


「ヒチョル兄さん・・お茶入れましたよ」リョウクが声をかけると

「おうっ・・・サンキュ♪ リョウクは気がきくね~」


ヒチョルが妊娠していた記憶をなくした・・ふりをしていた事を知ってから

リョウクは今まで以上にヒチョルを心配して、彼の世話をするようになっている


「リョウク・・・あの三カ月ってなんだったんだろう・・」

え?

リョウクは驚いてヒチョルの顔を見つめた

「俺のお腹に・・チビがいただろ? あの三ヶ月間だよ」

「ヒチョル兄さん・・・・」

「ハンギョンがさ・・俺が刺された時にチビの夢を見たんだって

パパとママの子供に生まれたかったのに・・出来なくなった・・でも

ママの命は助けたから・・・ってチビが言ったって

チビは俺の命を助けるために俺のお腹に入ったんだろうって・・・

ハンギョンは言ってた・・・」


「俺・・・本気で産むつもりだったんだ・・・・産んだ後にどんな大騒動になろうと

そんな事関係ない・・・俺とハンギョンできちんと育ててやろうって覚悟してたのに」

リョウクは黙ってヒチョルの話をきいている


「リョウク・・・これ覚えてる?」

ヒチョルがポケットから取り出したのは、リョウクとチョウミが編んでいた赤ちゃんの靴下だった

まだ片方しか完成してなかった靴下・・・色違いで一足ずつある・・・

「僕がミーミオンニと一緒に編んでいた靴下・・・」

「これ貰うから・・チビが俺のお腹にいたっていう思い出にとっとくよ」

ヒチョルが靴下を片手にリョウクに微笑む

「ヒチョル兄さん・・・・」リョウクの瞳から涙があふれてくる


「ありがとな・・リョウク・・鬱の時もお前に助けてもらったし

今回もお前が全て知ってて黙ってくれているの・・・助かってたよ」


突然リョウクはヒチョルにしがみついた

「うわっ!!!!何だよ~リョウガ~!!!!!重いんだよ~」

ヒチョルが照れて大声を出すと


「ヒチョル兄さん・・・大好き・・・僕もチビちゃんの事忘れないです・・・」

「ああ・・・リョウクありがとな・・・」

ヒチョルは穏やかな笑顔でリョウクを見つめる



この人はいろんな困難を乗り越えて行く度に

どんどん人間的にも魅力的になってくる・・・・ヒチョル兄さん・・

僕は貴方の弟でいられて幸せです・・・兄さん大好きです


「チビちゃんはどっち似だったんでしょうね」リョウクが聞くと

「俺の夢に出て来たときはハンギョンに似てたな~

まあどっちにしても宇宙大スターと13億の奇跡の遺伝子継いでるから~

超イケてただろうな」

「ヒチョル兄さんらしい答え!!!!!」

リョウクが思わず噴き出すと、ヒチョルもつられて笑った

ふたりの間には優しい空気が流れていた



ママ・・・ママの笑顔が見られて僕うれしい・・・

今度また神様が僕をママのお腹に入れてくれる事あったら

ママ達の子供として生まれてくるね・・・ママありがとう・・・




The end

SJ創作話

【神様のいたずら 7】 リョウクside


薬物中毒の男に刃物で刺されたヒチョル兄さんは

出血多量で一時危篤状態になったが

ホンギさん達の緊急輸血のおかげもあり

なんとか危篤状態から持ち直した


しばらくは集中治療室で治療を受け

状態が安定したということで特別室に移動した

その間兄さんはずっと目覚めなかったが

今朝がたやっと目をあけた・・・・・


「お・・おれ・・死ななかったの?」

うつろな瞳で僕たちの事を見た兄さん・・・・

ヒチョル兄さんのお腹はぺっちゃんこになっている

産婦人科でかかりつけしていた病院だったので

状態が安定して、意識が戻る前に産婦人科へ連絡が入り

すぐに産婦人科の医師団も来てあれこれ検査していったが

お腹には赤ちゃんがいた形跡が全くなくなっているとの事だった


妊娠事態が摩訶不思議な事だったので

かかわった人間はみんな唖然としたが一番心配だったのは

ヒチョル兄さんが目覚めたらどうなるかだった




目覚めたヒチョル兄さんは僕たちの顔を見ると

「あの女の子は? ソルリは? 大丈夫だったの?」と聞いてくる

ミミヒョンが 「子供たちはみんな大丈夫だったよ

犯人はミーミオンニの回し蹴りでぶっ倒れて捕まったよ」と伝えると


「うん・・・良かった・・・俺? どのくらい寝てたんだ?」

「事件が起きてから一週間過ぎた・・・ヒチョル・・お腹は大丈夫か?」

トゥギ兄さんが辛そうな顔をしてヒチョル兄さんに聞くと

「お腹? なんだ? 俺・・・背中刺されたと思ったけど? 腹だっけ?」キョトンとして聞き返す

「兄さんのお腹の赤ちゃん・・・」ドンヘ兄さんがボソリと呟くと

「はぁ~? 俺の赤ちゃん? なんだそれ?俺・・・女と付き合ってねぇぞ・・隠し子いないぞ」

「兄さんお腹に赤ちゃんいたじゃん・・その赤ちゃん消えちゃったって」ドンヘ兄さんが声を荒げて言うと

「お前らバカかぁ? なんで俺が妊娠するんだよ・・俺・・・男じゃん・・ありえねぇーし・・」

ヒチョル兄さんが呆れたように言っているのを見て、みんなは・・・



兄さんはショックのあまり一時的に記憶をなくしているらしい・・・

妊娠が判明してからの三カ月の記憶がなくなっているようだと認識した


それ以来兄さんの妊娠の話はタブーとなり数日が過ぎていく

ヒチョル兄さんは病室で以前のように我儘でうるさかった

僕はそんな兄さんが心配で世話係を自分から志願して毎日病室に通っていた


危篤状態から安定状態に入ってハンギョン兄さんは一度中国に戻り、

兄さんの意識が戻ったと聞いて病院に今日やってきたのだった


「ハンギョン・・・俺・・死ななかったみたいだよ・・悪運強いんだな~」

ハンギョン兄さんの顔をみてヒチョル兄さんはニヤリと笑う

「お前~今、映画撮影で忙しいんだろ? こんなトコにいていいの?」

「ヒチョルの顔見に来たの・・いいじゃん・・減らず口たたけるまで回復したんだね」

ハンギョン兄さんはヒチョル兄さんが妊娠中の記憶をなくしている事を知っている

だから・・指し障りのない話をし始めた・・・

「僕・・コーヒー買ってきますね~ハンギョン兄さんごゆっくり・・」



病院のカフェテリアでコーヒーを買って病室のドアの所まで来ると・・・

中から泣き声が聞こえてきた・・

「ハン・・ギョン・・・ごめん・・・・」

ヒチョル兄さんが泣いている・・・

「ヒチョル・・・・」

「俺・・・お前との子・・・産んであげられなかった・・大事にしてたのに・・・」



ヒチョル兄さんは・・・記憶をなくしたんじゃなかった・・・

記憶をなくしたふりをしていたんだ・・・・

それは?・・僕たちみんなに気を使って?


病室からヒチョル兄さんのすすり泣く声がする・・・

僕は流れ出る涙を止める事が出来ずに病室の扉の前でしゃがんで一緒に泣いていた





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