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ハンチョルSF話

【時のはざまの中で 6】

ヒチョルは自分の身に起きた事を整理しようと道端に座り込んだ


ここは・・・ソウル・・・たぶんちょっと昔・・・

ハンギョン達は俺の事・・・見つけられるかな?

俺・・・何も持ってないぞ・・それにこのダサい実習着のまま過ごすのか?

お腹空いたな・・・・今朝ハンギョンといちゃついてたから食べる時間なくなっちゃったし・・・

くそっ・・・俺がお腹空いたのはハンギョンが悪いんだ・・・

ハンギョンのバカ・・・・バ・・カ・・・バカ・・会いたいじゃん・・・

ヒチョルの瞳から涙が一滴流れる・・・・

あいつの事だから絶対に俺を見つけてくれる・・・それまでなんとかしないと・・

泣いてたって仕方ない・・・あいつを信じて待つしかないし・・・・

涙をぐいっとぬぐいヒチョルはこれからの事を考えようとしていると・・


「お姉さん・・どうかしたんですか?」

ヒチョルが顔を上げると・・・目の前に少年が心配そうな顔をして立っている


俺の事? ああ・・・女に見えるからお姉さんか・・・

ヒチョルはニッコリと微笑むと少年に向かって

「うん・・・ちょっと迷子になっちゃって困ってるんだ」

「どこから来たんですか?僕で分かる事なら言って下さい」

「うん遠くから来たんだ・・・連れが迎えにくるまで待ってるの」

「ずっとここで待つんですか? すぐに来てくれるんですか?」

「いや・・・いつきてくれるか分からないんだ・・行くあてないし・・お金ないし」

「狭いけど・・ウチに来ませんか? 母がちょっと寝込んでいるけど

お姉さん1人くらいなら大丈夫だと思うし・・・外だとまだ寒いですよ」

少年は頬を赤く染めながらヒチョルに向かって言った


あれ?

なんかこの恥ずかしそうな顔ってどこかで見た事あるぞ・・・・

ヒチョルはちょっと気になったけど少年の家に行く事にした

「君・・いくつになるの?名前はなんていうの?」

「僕は・・クンです・・7歳になります」

「7歳にしては・・・すごくしっかりしているね」

ヒチョルがニッコリと微笑むたびに少年は顔を真っ赤にして恥ずかしがる


うわ~可愛いっ♪

ヒチョルが少年の手を握ると少年も恥ずかしそうに握り返した

2人は手をつないでクンと名乗った少年の家に向かって歩いて行った
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