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ハンチョルSF話

【時のはざまの中で 12】

~研究所~

「ハンギョン!!!!!何か思いだしたか?」

カンインに肩を叩かれて、ハッとして振り向くと

心配そうな顔のイトゥクと目があった・・・・・


「問題は・・・迎えが来て帰って行った日なんだよな・・・

何か大きな出来事でもなかったか?」

ハンギョンは一生懸命に思いだそうとするが

お姉さんとの別れの悲しさしか覚えてない・・・・


室長のテギョンが当時の出来事の一覧を打ちだしてきてハンギョンに見せる

「お前が7歳の頃の世界の動きを表にしてみた・・・なんかひっかかる所あるか?」


あの日・・・お姉さんが帰った日・・・・

いつもの通り食堂に働きに行って・・・2人で手をつないで帰ってくる時・・・・

たしかに街中はざわついていた

子供心に何かあったのか・・と思ったけど・・・

お姉さんとの帰り路・・・道の向こうに人が立っていた

気付いたお姉さんは・・・・僕の手をふりほどき・・・その人の腕の中に飛び込んで行った


悲しかった・・・・


「初恋の人と別れる時に何か言われなかった?」


何か?????????


ハンギョンは拙い記憶を一生懸命に紡ぎだして言葉にした


「別れる時に何か・・・渡された・・・・

大人になって・・・大好きな人が困った時に開けて・・・って言われた・・」


「それだ!!!!!ヒチョルが残したヒントじゃないか?」

「なに渡されたの?」

周囲の声にハンギョンはぼんやりと答える

「お守り袋・・・」
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