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ハンチョルSF話

【時のはざまの中で Last】

(『お姉さん・・・お姉さん・・・』クンの泣き顔が離れない・・・

クンごめんね・・・さよなら・・・

小さなお前を残して行く俺を許して・・・・)

ヒチョルはずっと泣き続けていた

研究所に無事にたどり着いた時もずっと泣いている姿を見て

研究所のみんなはハンギョンと喧嘩でもしたのかと心配になった・・・・

見るとハンギョンも泣いている


「ヒチョル?どうした? なんで泣いてる?」

イトゥクが心配して事情を聞いてきた

ハンギョンが7歳の時にとても過酷な生活をしていた事

健気にも家事労働や双子の世話をして学校に行けなかった事

さまざまな事をイトゥクに話して

そんな子供を見捨てて帰ってきたとヒチョルは涙が止まらない


隣のハンギョンもずっと泣いているので

カンインが原因を聞きだすと

お姉さんと別れた当時を思い出して泣いているらしかった


2人の様子を見ていた室長のテギョンは苦笑いをしながら

「ヒチョルお疲れ。そろそろ泣きやんだらどうだ?

お前が過酷な環境で生活していた子供を見捨てて帰ってきたって

泣いているけど・・・その見捨てた子供は今どうなってる?」

「?」

ヒチョルはテギョンの言っている意味を理解できずにイトゥクを見た

「あのね~ヒチョル・・・ヒチョルが今まで一緒だった子って

この子だよね」とイトゥクはハンギョンを指さした

「当時は過酷な生活をしてたかもしれないけど

ちゃんと立派な大人になってるよ・・・だからもう泣かないでいいんだよ」

「!!!!!!!!!!!!!!」

ヒチョルは涙を拭くと泣いているハンギョンを見つめた

「ハンギョン・・・お前・・・なんで泣いてんの?????」

「僕・・・ずっとお姉さんを連れ去った男が憎くて悔しくて・・・

お姉さんに見捨てられたと思っていたから・・ヒチョルの気持ちを知って

今は嬉しくて・・・涙が止まらない・・・」

「ハンギョン・・・」

「ヒチョル・・・」


2人はお互いの顔を見つめて抱き合い、再度涙をながす

やれやれ・・・テギョンはため息をひとつつくと

「ほらっ!!!!!いつまでもビービー泣いているんじゃない!!!!!!!

ヒチョルもハンギョンも無事に戻ってきたから、今から飲みに行くぞっ!!!!」


「室長の奢りですよね~」

「ああ・・・俺のおごりだ!!!!!みんな行くぞ」

「やった~!!!!!!!!」


みんなが大喜びしている中

ぴったりと寄り添っているヒチョル達を見ながら

「不思議だよね・・・あの二人って本当に運命の糸で結ばれている

そしてお互いすごく思いあってる・・・羨ましいな・・・」

イトゥクがカンインに言った・・・・


「俺達もこれからだよ」

カンインがウィンクをしながら

イトゥクの手をとって先に行った仲間達を追いかけて行った・・・・




さよならは別れの言葉じゃなくて

再び逢うための遠い約束・・・・*


ヒチョルとハンギョンは不思議な運命で別れと出会いを繰り返したのだった



The end


* 来生えつこ作詞「セーラー服と機関銃」の一部を使用させて頂きました
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