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【ボム事件その後~大学編 8】

漢陽大学のバスケット部の部室に連れて来られたハンギョンは

高校時代に対戦したメンバー達に囲まれていた


「うわぁ~ハンギョン!!!!お前久しぶりだな~俺の事覚えてるか?」

「ナダム高校のウィチョル~!!!!!!お前・・ここにいたのか?」

「ハンギョン!!!!!懐かしいなぁ~」 

ベシッ!!!!!!

後ろから頭を叩いてきたのは

ハンギョンが1年生の時のキャプテンだったガンホだった

「ガンホ先輩!!!!ご無沙汰してます」

ハンギョンはみんなと近況報告などをして和気あいあいと盛り上がっていた

すると突然ガンホが

「お前大学でバスケやる気はないのか?」と聞いてきた

この部室に連れて来られた時に

この話題が出ると予想していたハンギョンは

「高校で全国制覇して完全燃焼しました・・・なので・・・」

「そうか・・・残念だな・・・だけど期間限定で頼みたい事があるんだ」

ハンギョンが不思議そうな顔をしてガンホを見ると

「夏の大会の予選でいいから出て欲しい・・・ここにきてけが人が続出して・・

選手登録するから早めに返事が欲しいんだ・・・・」


「俺・・・受験から何もしてないので体鈍ってますよ・・・」

「お前の事だから大丈夫だ・・・頼む・・・本戦には復帰できる見込みなんだ」

尊敬するキャプテンから頭を下げられて、ハンギョンは断る事が出来なかった

「期間限定なら・・・それ以上引き延ばす事をしないって約束してくれるなら・・」





バスケットは今でも大好きだ・・だけど・・それよりも大事なものが出来てしまった

ヒチョルともっと一緒にいたい・・・ただそれだけで部活動としてのバスケはあきらめられた

なんか勝手だな俺・・・

これからまたあのハードな練習の日々が始まるんだ・・・・どうしよう・・・ヒチョルに話さないと

期間限定だから許してくれるかな・・・・

毎朝の学校までの2人の時間もなくなるし・・・放課後の2人の時間もなくなるんだ・・・はぁ・・・



ハンギョンはどうやってヒチョルに話を持っていったらいいか

頭を悩ませながらいつものカフェテラスに向かっていった・・・・・・





さっきは楽しかったな・・・・

ヒチョルはカフェテラスの椅子に座りながらリズムをとっている

いつも1人で自己満足のドラムだった

ヒチョルのリズムにギターを寄り添うようにして奏でたジョンモ・・・

本当に俺でいいのかな・・・・ジェイが言うには来月ライブがあるから

そこでお披露目になるといいね・・・・って


「ヒチョル・・・ごめん・・待った?」

「ううん・・ドンヘから連絡貰ってたから・・ちょっと前にきた」

ヒチョルがハンギョンに向かってニッコリ微笑んだ


あああああ・・・この笑顔が全て自分のものなんだと思うと

バスケなんて二の次になる・・・・ハンギョンは完全にノックアウト状況だった

ハンギョンは顔が緩んでそうになるのを我慢してヒチョルに話しをする・・・・


ヒチョルは話しを聞くとハンギョンに向かって

「先輩に頭下げられちゃったのか・・・仕方ないね・・・・

でも俺も・・・お前の試合見たいと思っていたんだ・・・応援にいくね」

「しばらく練習三昧で会う時間が減るぞ・・・寂しくないか?」

ヒチョルは思いつめたようにハンギョンの瞳を見つめて・・・

「実は・・・俺・・・この間のライブのメンバーにスカウトされた・・・・さっき・・

ドラムがいないから・・・一緒にやろうって・・・やってもいい?」


え?


あまりの唐突な話しにハンギョンは驚きのあまり声が出なかった

「俺・・・どこまでできるか分からないけど・・やってみたいんだ・・・ダメ?」

ヒチョルに上目遣いにお願いされたらハンギョンは何も言えない・・・・

「会えない時間が増えても・・・俺は・・お前だけだから・・・

俺が好きな奴は・・・ハンギョンだけだから・・・」

ヒチョルはハンギョンの胸に顔を埋めて囁く

「あ・・ああ・・・ヒチョル・・・分かってるよ・・」

ハンギョンは優しく微笑む・・・・

ヒチョルはにっこり微笑むとハンギョンに口づけをした・・・


(ヒチョルには・・・逆らえないな・・・今でも・・これからも・・

何があっても離さない・・・俺だけのヒチョル・・・)


ヒチョルの柔らかい唇を味わいながらハンギョンは思った・・・
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