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【ボム事件その後~大学編 10】



「あら・・ヒチョル!!!もう学校に行くの? 今日は早くない?」

姉のヒジンが身支度をしているとヒチョルが玄関に立っていた・・・

「・・・・」

やな予感がしてヒジンがヒチョルの顔を覗き込むと

泣きはらした顔をしている・・・元気もない・・・


「もしかして・・ハンギョンくんと喧嘩でもしたの?」

「うるせーな・・姉ちゃんには関係ないだろう」

ヒチョルは不貞腐れた様子で玄関から出て行った・・・・


見ているこっちが恥ずかしくなるほど、仲が良かったのに・・・

「ハンギョンくん・・・浮気するような子には見えなかったけどなぁ・・・」


「いってきまーす」

ヒジンが玄関から外に出ると、ハンギョンが思いつめた顔をして立っていた


「おはようございます・・あの・・ヒチョルはいますか?」


「あれ? ハンギョンくん・・ヒチョルはもう学校に行ったわよ」

「・・・・・」

「私、会社行くから駅まで一緒に行きましょう」


ヒジンはハンギョンの腕を掴んでどんどん駅の方に向かって歩き出した


「ねえ・・あなたたち喧嘩でもしたの? ヒチョル泣きはらした顔してたけど」

「喧嘩・・・喧嘩はしてないです・・・昨日電話に出てくれなかった・・・

俺・・・ヒチョルが心配で眠れなかった・・・理由は分からないです・・」


ハンギョンの顔も寝不足で精彩を欠いている

ハンギョンは自分が高校時代の先輩に頼まれて、期間限定でバスケに復帰した事

そのために毎朝迎えに来られなくなった事

ヒチョルがバンドに入って練習に忙しくなった事・・・などをヒジンに説明した


「ふーん・・・すれ違いかぁ・・・電話では話してたんでしょ?」

「はい・・・でも・・昨日出てくれなかった・・・どうしたんだろう」

ハンギョンは涙目になっている・・・本当に原因が分からないらしい

「ヒチョルが傷つくなんかあったんじゃないの?

ヒチョルは・・ハンギョンくんが初恋なんだよ・・・

初恋の時って・・本当に些細なことで喜んだり落ち込んだりあるんじゃない?」


ハンギョンがギクリとする

ハンギョンがバスケに復帰してから、どこからその話を聞いてきたのか

昔関係のあった女性たちがよりを戻そうと

最近ハンギョンにまとわりついてきている・・・・もしかしたら・・・


「しばらく距離とるのもいいかもね~本当に何が大事かが分かるから」

ヒジンはそれだけ言うと手を振って改札に消えていった



俺にはヒチョルだけなのに・・・

昔、自分の仕出かしたことに今しっぺ返しを食らってるのか・・・

ヒチョルから連絡くるまでは無理に会うのはやめよう・・・

今はバスケに専念しよう・・・ヒチョルも自分の試合を見たがっていたじゃないか

女ったらしと言われても何も感じなかった昔・・・

その行いのせいで・・・大事な人を傷つけている・・・・

本当に好きなのはヒチョルだけなのに・・・・俺は・・・



ハンギョンはあまりの辛さにその場からしばらく動けなかった・・・
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