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SJ創作話

【神様のいたずら 2】


あれからヒチョルは、シウォンの父親の知り合いの病院で検査を受けていた

政財界のトップの御用達の病院なので、秘密厳守は徹底している

何日にもわたり徹底的に検査をされてヒチョルはげんなりしていた・・・


「あ゛ーっいつまで入院してるんだよ~俺もう病室飽きたよ~」

特別室に入院しているヒチョルは見舞いに来たリョウクに文句を言う

「ヒチョル兄さん!!!!ミミヒョンのケーキ食べますか?」

リョウクがニコニコしながら紙袋を開けてケーキを取り出す

今まで甘いものなの苦手だったヒチョルが、最近甘いものを食べるようになって

ソンミンが張り切っていろいろ作るようになった

今日もヒチョルのお世話係をしているリョウクに

持っていくように頼んだのだった

「おう・・・今日はなんだ? かぼちゃケーキか?」

紅茶を飲みながらすごくおいしそうに食べるヒチョルを見て


「検査結果って・・・いつ出るんですか?」リョウクが聞いてきた


「ん~今日の午後あたりに結果でるって・・・看護師さんが言ってたな

旨い~♪かぼちゃケーキも旨いなぁ~」


2人でまったりしていると突然病室の扉がバタンと開いて


「ヒチョル!!!!!!緊急入院って???????どこが悪いんだ?」


チョウミに連れられたハンギョンが病室に飛び込んできた


「あ♪ ハンギョン~」

ケーキを食べながらヒチョルが嬉しそうに微笑む・・・・

「ヒ・・・ヒチョル・・・無事なのか?」

詳細を知らされてなかったハンギョンは拍子抜けしてその場に座り込んだ


「めんどくさいからこの人には詳細明かしてないからね

とりあえずヒチョルが緊急入院したって言って仕事キャンセルして連れて来たわ」

チョウミはヒチョルに向かって説明をすると

ヒチョルは小さく笑った・・・(なんか綺麗になったわね~ヒチョル・・・)チョウミはドキンとする


ハンギョンは理由が良く分からずにヒチョルを見つめていたが

とりあえず元気そうだと言う事で安心してヒチョルに向かって微笑む・・


ドキン・・・

4か月ぶりに間近に見るハンギョンの笑顔に

胸がドキドキしたヒチョルは頬をそめて目をそらした


その時

「キム・ヒチョルさん・・先生がおよびですよ・・検査結果が出たそうです

こちらは? ご主人? ご主人も検査結果を一緒に聞いて下さいね」

看護師が病室に入ってきてハンギョンに向かって言った


え?

ご主人?

何だ?


わけのわからないままハンギョンは、ヒチョルに手をひかれて病室を出る

リョウクとチョウミも後をついていく・・・・




診察室に入ると40代の医師がPCを操作しながら待っていた

「ヒチョルさん・・検査結果が出ましたので説明します

そちらはご主人ですか? ご主人も一緒に聞いて下さい」


へ?

「検査結果ですが・・・現在妊娠4カ月になってますね

まことに不思議な事なんですが・・・胎児はたしかにお腹の中にいて

ヒチョルさんとへその緒でつながってます

ヒチョルさんのお腹の中には「育児嚢」があって、その育児嚢つまり

育児用の袋が子宮の代わりをしていますね・・・・

とにかくどうしてこのような状況になったのかは分かりませんが

お腹のお子さんは順調に育っているのは確かです」



ハンギョンはビックリして言葉も出ずにヒチョルの顔を見る

ヒチョルは嬉しそうにハンギョンに向かって微笑んだ


その後、エコー画像や超音波画像で胎児の姿を見せられたハンギョンは

ようやく何が起きているのか理解することができた


「当病院では男性の自然妊娠は初めてなので戸惑うばかりですが

とりあえず通常の妊婦さんと同じような生活を続けて下さい・・・

出産は帝王切開という事になるかと思いますが子宮口がないので覚悟して下さいね」

「ありがとうございます・・・もう退院できるんですね」

「あとは定期的に検査に来て下さい・・・これはお腹のお子さんのエコー画像です」

ハンギョンは医師からプリントアウトされた胎児の写真を渡されて

ぼうとしたまま病室に戻った


「こども・・・ヒチョルと俺の子供????? 本当に???ドッキリじゃなくて?」

「うん・・・俺も驚いたけど・・・本当に妊娠してた・・・」

恥ずかしそうに下を向いてヒチョルはそっとお腹をさわる


少しお腹が出てきている・・・・ハンギョンはそのお腹をおそるおそる触って


「ヒチョル・・・お前・・・体は大丈夫なのか? 産むのか?」

2人の様子を見ていたリョウクがヒチョルに向かって

「ヒチョル兄さん・・・あの夢の話をしてよ・・ハンギョン兄さんに説明してあげて」と言った


ヒチョルは頷くとハンギョンに不思議な夢の話をした



夢の中で小さな男の子と出会った

その子は俺を見るとニッコリ笑って

「会いたかった」という

そして「僕のママになって」と言うので

「俺は男だからお前のママにはなれないよ」

「でもパパの一番好きな人だからママだよ

僕はママとパパの子供になりたくて来たの」

よく見るとハンギョンに面影が似ていたので

てっきり浮気して他の女に産ませた子供かと思って

その子に冷たく当たってしまった

でもその子は「パパが一番愛してるのはママなんだよ

僕もママの子供になりたくて見てたんだ」

とても悲しそうな顔をしたので

「俺男だけどママになってやるよ」というと

この子はすごく嬉しそうに笑って俺の腕の中に飛び込んできた・・・・


そして数日後に妊娠しているのが判明した・・・


その話を黙って聞いていたハンギョンは優しく微笑むと

ヒチョルを愛おしそうに抱きしめた


「神様のいたずらかもしれないけれど・・・俺はヒチョルとの子供が出来て嬉しいよ」

ハンギョンの胸の中でヒチョルは何とも言えない喜びを噛みしめていた・・・・・









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