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SJ創作話

【神様のいたずら 5】


ヒチョル達がタクシーから降りると

子供たちがたくさん並んでいた

「今日って? 平日の昼間だよな・・なんだこのガキの集団は?」ヒチョルが驚いて周囲をながめる

「ミミヒョン♪なんかみんな可愛い~幼稚園くらいかな?」リョウクが言うと

「そうだね・・ロッテワールドの入り口があそこだから・・・遠足で来たのかな?」

同じ黄色いスモックを着た幼稚園児が楽しそうに並んでいる

(こいつら・・・ひよこみたいだな・・ジョンスが見たら喜びそうだ・・・)

ヒチョルが茫然と見つめていると


「お姉ちゃん・・・ママになるの?」急に声をかけられた

振り返ると胸に「ソルリ」と名札を付けた女の子が立っていた

「う・・うん・・そうだよ・・ソルリちゃん・・なんで分かるの?」

ソンミンがソルリに笑顔で答えると

「私のママもお姉ちゃんみたいにお腹大きいの・・・お腹の中に赤ちゃんいるの・・

ソルリもうすぐおねえちゃんになるんだよ」

ちょっと得意げに話す姿が可愛い・・・

(そう言えば・・俺がこんなになってからソルリとはメールだけで会ってないな・・・

あいつにも秘密だからな・・・あいつも幼稚園の時はこんな感じだったのかな・・)

ヒチョルは妹同然に可愛がっているソルリを思い出していた


「今日はいまからロッテワールドに遠足なの・・ママ達はあっちの門の所で待ってるんだ」

「楽しんできてね」リョウクが言うとソルリは笑顔で手を振って走って行った・・

ヒチョルも思わず笑顔になって幼稚園児の集団に手を振っている


このお腹の子も何年かすると・・あんな感じになるのかな・・・

知らず知らず顔が笑顔になってくる


「さてと・・デパートはこっちだからね~行きましょ・・」

チョウミが皆の先頭に立って歩き始めた途端・・・・・


「きゃあ~」女性の悲鳴が響き渡った

「うわーん」

「ママ~」


ヒチョル達が驚いて振り返ると、幼稚園児の集団の中に男が一人立っている

よく見ると手には刃物のようなものを持っている

「あいつ・・・薬中か? なんか目つきが変だぞ」ヒチョルが呟くと

4人は子供たちの方に向かって走って行った


男は何かぶつぶつ言いながら刃物を振り回している

恐怖のあまり子供たちはその場から動けないでいた

ヒチョルはチョウミに目くばせすると子供たちを男から遠ざける

「くそっ・・・こんな体が重いと上手く立ち回りできないじゃんかっ!!!」

ヒチョルは吐き捨てるように言った

リョウクは引率の幼稚園教諭に警察を呼ぶように頼み

ソンミンは泣き叫ぶ子供たちを抱きしめる



「ママ~!!!!!!」声のする方を見ると

男の側で女の子がしゃがみこんだまま泣いている

恐怖で足が動かなくなっているようだった

見ると、さっき声をかけてきたソルリだった

その泣き声がきっかけとなり男がソルリに向かって刃物を振りかざした



「やめろーっ!!!!!!!!!」


ヒチョルが飛び出してソルリを自分の胸に抱きしめる



「死ね~!!!!!!」

男の持った刃物がヒチョルの背中を刺した・・・

「ヒチョル~!!!!!!」

「ヒチョル兄さ~ん!!!!!!」

「ひょーん!!!!!!!!!」



ヒチョルはソルリに微笑むと「大丈夫だから・・ママがすぐに来てくれるから」

と言って意識を失った



チョウミはその様子を見ながら怒りで顔が赤くなっていた

「あたしはね・・地主に頼まれてるの・・大事な公主を守ってほしいって・・・

大事な公主になにしてくれたのよっ!!!!!!!!」

チョウミが男に向かって行く・・・体全体から怒りのオーラが出ている

男はヒチョルの背中を刺した刃物を振り回して攻撃してきた

チョウミはその長い足で男に回し蹴りをくらわす・・・手加減なんて関係ない

手に持っていた刃物が中に舞うと、ハイヒールのかかとで思いっきり男の腹を蹴飛ばした



ソンミンはヒチョルに守られていたソルリをそっと腕から抱き取ると

「もう大丈夫だよ・・泣かなくていいからね」と優しく話しかける

「ミミヒョン・・ヒチョル兄さんの出血が半端ないよ・・・」

「誰か!!!!救急車を呼んで下さい!!!!!」

「ミーミオンニ~ヒチョル兄さんの出血が・・・ヒチョル兄さん~」

リョウクが半べそでチョウミに叫んだ

刃物男を蹴飛ばして気絶させたチョウミは、

ヒチョルのあまりの出血の多さに顔色を変えた

「リョウク!!!!!まずいわ・・・緊急輸血が必要になりそうだわ・・・

ホンギに連絡して!!!!そこからチョコボールのメンバーを病院に呼びつけて」

ようやく来た救急車にチョウミが付き添ってヒチョルを乗せる

「ヒチョル兄さん・・・」


ソンミンとリョウクはその場に残ることになった


その場の誰もがヒチョルの無事を祈るかのように救急車を見送った
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