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【時のはざまの中で~青春編 チキチキレース争奪戦】前編


「ハンギョンのその肉旨そう~一口くれる?!!!」

アカデミー大学校の学食でヒチョルとハンギョンは仲良くランチを食べている

ヒチョルは今日はパスタな気分だと言って、自分はパスタを選んだのに

ハンギョンの焼肉定食の骨付きカルビに目が釘付け状態で

可愛い笑顔でおねだりしてきた・・・

ハンギョンはヒチョルにそんな風におねだりされたら

あげないわけにはいかない・・・

「はい・・・あーんして」

「あーん」ヒチョルの口に肉を詰め込んでやるハンギョン・・・

なんか・・・親鳥になった気分だ・・・とハンギョンは思う

すごくおいしそうに食べているヒチョルを見つめると

胸の中がキュンキュンと疼いてたまらない


はたから見ているとデレデレのパカップル全開の2人のもとに

カンインとイトゥクがやってきた


「相変わらず仲のいい事で・・・」あきれ顔のカンインに

「お前~そんな呆れた顔すんなら俺らのトコに来なきゃいいだろ?」

ヒチョルが嫌そうな顔をして言う

「そりゃそうだね」イトゥクがえくぼを見せながら微笑む

「カンイン・・僕たちに何か用があるんでしょ? 何?」

ハンギョンの問いかけにカンインは慌てて

「お前らこれ知ってるか?」

手に持っていたチラシを2人に見せた



『アカデミー大学校の生徒さん限定!!!

BHCチキン創立50周年記念!!!!チキチキチキンレース開催決定!!!!

優勝者には当店で1年間チキン食べ放題のフリーパスを発行!!!!』

チラシの中央にはオーナーの太めの男性がにこやかに微笑んでいる写真があった


「えーっ!!!!!チキン1年間食べ放題だって~!!!!!」

「このオーナー見た事ある・・・最近いろんな事業に手を出している

シン・ドンヒさんじゃないか・・・・」ハンギョンがチラシを手に呟くと

「俺~ここのチキン好き~!!!!!ハンギョン!!!!なんか知らないけどレース出ようよ~」

ヒチョルが1人で盛り上がって騒いでいる

その様子を見て、カンインはニヤリとしながら

「俺達と一緒にチームを作って出場しないか?」と言ってきた

「レースってどんなの?」ヒチョルが乗り気で聞いてくる

「宇宙船で月の周りをまわっている小惑星ルナに置いてあるモノを取ってきて

早く地球に帰還した組が勝ち・・・だって・・・」イトゥクが説明をする

「宇宙船? 宇宙船なんて俺持ってないよ~学校の借りられるのかな?」

ヒチョルが心配そうに言うと

「学校が協賛しているらしい・・・さっき教授に貸し出し許可もらってきた」とカンイン

「じゃあ・・宇宙船と宇宙服は借りられるわけだな・・・・

協賛ってことは・・・優勝すると成績にも加味されるのかな?」

ハンギョンが冷静に分析すると・・・

「俺・・・宇宙船操縦・・・赤点なんだ・・・取り返せるなら取り返したい!!!」

ヒチョルが騒ぐ・・・ハンギョンはそんなヒチョルを愛おしそうに眺めると

「優勝して加点がつくなら参加するよ」とカンインに向かって返事をした

「ハンギョン・・・サンキュ♪実はイトゥクなんて宇宙船操縦の禁止を教授から言われててさ」

「なんで~」ヒチョルが驚いて聞くと

「教授を横に載せた状態で・・・他のとぶつかって大破しそうになったんだ・・・

それ以来俺は操縦の実地訓練は禁止なの・・・」

苦笑いでイトゥクは答えた

「じゃあ・・また授業が終わったら相談しようぜ」

「ああ・・・教授に聞いておいて」

「了解~」

「またあとでね~」

カンインとイトゥクは学食から出ていった





「ヒチョル・・・約束してくれる?」

スパゲティを口いっぱいにほおばっていたヒチョルは

何事かと言う感じでハンギョンの顔を見つめた

「今回このレースに参加しても・・君は絶対に宇宙船を操縦しないって」

ハンギョンの言いたい事が分かってヒチョルは少し顔をゆがめた

「ヒチョルが赤点補講の時に、隣に補助で乗ったけど・・・寿命が縮んだ

君は本当に注意力が散漫で危なくて見ていられないよ」

ヒチョルはぶすっとした顔でハンギョンを睨んでいる

「そんな顔してもダメだからね・・・僕は・・君に何かあったら生きていけないんだから」

突然のハンギョンの台詞にヒチョルは顔を赤くしながら視線をそらす・・・

「・・・わかった・・・お前がそんなに言うなら・・運転しなくてもいい」

ハンギョンはヒチョルの手を握ると

「外の遊泳は得意だろう?飛行船の外に出て何かを持ってくるのはヒチョルの仕事にすればいいよ」

ヒチョルはハンギョンに手を握られ瞳を見つめられて・・胸が早鐘のようになっている

「ヒチョル・・・」ハンギョンに名前を呼ばれて

次は・・・キス? と心の準備をしていたら

「口の周りが生クリームだらけだよ・・・カルボナーラ食べたでしょ・・って皆に言われるよ」

あわててヒチョルはテーブルの上の紙ナプキンで口の周りを拭くと

「ハンギョンのバカ!!!!!!」と叫んで

怒って授業のある教室に行ってしまった・・・

残されたハンギョンは、どうして急にヒチョルが怒り出したのか分からないまま

2人分の食器を片づけて、ヒチョルの後を追っていった





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