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【時のはざまの中で~青春編 チキチキレース争奪戦】後編


今日はチキチキチキンレースの日

アカデミー大学校が協賛となっているので

学校の宇宙船を利用して学校のエアポートを使っての競技スタートとなった


ヒチョル達4人も宇宙船に乗り組みスタートした

カンインの操縦は安定していてみんなリラックスをしている

「ヒチョル・・・持って帰るものってなんだと思う?」

イトゥクは心配そうにヒチョルに尋ねる

「うーん全くわかんない~!!!!イトゥクに聞くからさ指示して」

「俺も分かんないからヒチョルのひらめきで持ってきてよ」

2人で話をしているとハンギョンが

「エントリーって結局30組くらいあったみたいだね」と言う

「え? ルナのあの地点で30人と争奪戦すんの~めんどくさ~」とヒチョルは眉をちょっとしかめて言った


「おいっ!!!!今からワープ入るから・・いいか」

カンインのひと言で他のメンバーはシートベルトを付けて

かかってくるGに耐えるべく椅子に深くすわった




「もうすぐつくよ・・・ヒチョル準備して」ハンギョンの言葉に

「うんもうOKだよ♪ イトゥク補助よろしくね」

ヒチョルはハッチのほうに向かっていく

宇宙服の最終チェックをイトゥクにしてもらって外に出た

『うわ~なんだ~ぐっちゃぐっちゃ人がいるぞ』

ハンギョン達がモニターを見ると

だいたいの宇宙船がルナに到着してその周囲に浮かんでいる

そしてハッチがあいてそれぞれの船から人が出てきていた

ヒチョルは遊泳が得意なので、もたもたしている他の人達を

あざ笑うかのようにスイスイと泳いでいく


『へへへ~ん俺いっちばーん』

ヒチョルが目的地に着くと

『そうはさせないぞ』とヒョクチェが背中を掴んできた

『お前~それって反則じゃん』ヒチョルはその手をかわして逃げる

ここで背中なんて掴まれたら遠くまで投げ飛ばされそうだ・・・

次々に宇宙服の学生たちがやってくる

ヒチョルがふと見ると小柄でよたよたしている子がいた

『あーああんなんじゃとばされちゃうよ・・・命綱ついてなさそうだな

なんかあぶないな・・・』

『おいっ!!!!ヒチョルそれよりもお宝を探して!!!!』

イトゥクの声が聞こえたがヒチョルはその子の近くまで行こうとする


あ!!!!!


その小柄な生徒は後から押し寄せてきた学生に体を押されてしまった


『あぶない!!!!飛ばされる!!!!!』

ヒチョルはその子にこっちから体当たりでぶつかり、抱え込んで地面に倒れ込んだ

ヒチョルが抱え込んでぶつからなかったら、宇宙空間に飛ばされていただろう

『ヒチョル大丈夫か!!!!!』

ハンギョンの絶叫が聞こえてヒチョルは顔をしかめた

抱え込んだ子にインカムの周波数を手話で教えて、会話できるようにする

『すみません・・・ありがとうございました』

助けた子は半べそをかきながらお礼をいう

『それより・・君・・・怪我してない?』

『はい大丈夫です・・・僕はリョウクといいます・・イェソン教室の院生です』

『補助はいないの? 』イトゥクがインカムで質問をする

『急にイェソン教授が出場するって言って・・教授の運転で僕と2人のエントリーです』

『それって無理じゃん・・・本当に危なかったな』

ヒチョルが呟くとカンインが大声で

『ヒチョル!!!お宝はゲットしたのか?』


あっ・・・忘れてた・・・

あわててヒチョルがその場所まで行ったが

もうそれらしきものはすっかり無くなっている

『なんもない・・・悪い・・』

『ごめんなさい・・・ヒチョルさんっていうんですね・・僕のせいで・・』

リョウクがまた泣きそうになっているので

『お前が宇宙空間とばされなくてよかったよ』と笑って言った

ふと足元を見ると・・・・真っ白で丸くて綺麗な石が落ちている

ヒチョルはそれを拾うと・・・イトゥクが白いものに異常に執着してたな・・・と

その綺麗な石をポケットに入れた

リョウクを教授の運転している宇宙船まで届けると

『気を付けて戻ってね・・・操縦の補助はちゃんとやるんだよ』と言って

リョウクが船内に入るまで見送っていた

それから自分の船に戻ると・・・

「お前!!!!!!一番に到着しててなんでお宝とってこないんだよ!!!!!」とカンインに怒鳴られた

「そんな事言ったって・・・お前らだって見えてただろう? あのままだったらリョウクは

宇宙空間に飛ばされて・・・下手すればそのまま塵になったんだよ」

ヒチョルは口を尖らせながら文句を言う

「ヒチョルが体当たりで飛びだした時には寿命が縮んだよ・・・・

本当にムチャばかりするんだから・・・君は・・・」

ハンギョンがヒチョルの顔を両手で覆う・・・今にも泣きそうな顔をしている


あ・・・

ヒチョルはハンギョンに見つめられて胸がドキドキしてとまらない

ハンギョンの唇がヒチョルの唇に重なった・・・やさしい口づけだった

「よかった・・・ヒチョルはここにいる・・・」ハンギョンはそう呟くと

ヒチョルを思いっきり抱きしめる

そのまま2人の世界に入ってしまったために

イトゥクが「帰りは俺が操縦の補助作業するから・・カンイン戻ろう・・」と言って

地球に帰還する準備に入って行った





無事に大学校のエアポートに戻ったヒチョル達を待ちうけていたのは

意外な優勝結果だった・・・


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