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【時のはざまの中で~青春編 チキチキレース争奪戦】おまけ


エアポートに着いたヒチョル達は、

他のチームが主催者側が用意した

いろんなお宝を手にしているのを見て、

優勝はもう出来ないと思っていた・・・

「あっそうだ・・・イトゥクにいいもんあげる~

さっきルナで拾って来たんだ!!!!はいっ」


イトゥクの手のひらに白くて丸い綺麗な石が置かれた

「うわぁ・・・なんか綺麗だね」

イトゥクが嬉しそうにえくぼを見せて微笑むと

カンインが覗きこんでぽつりと・・・

「あれ? お前・・これいつ手に入れた?」

ハンギョンも覗きこんでびっくりする

「これって・・まさか・・・・」

イトゥクの手のひらから石を取り上げると

空にかざしていろいろ眺める

カンインも一緒になって石を眺めている

「2人とも・・・どうかしたの?」

イトゥクが不思議そうに尋ねると

「これは・・・多分・・ルナの涙だ」

「ルナの涙・・・初めてみるぞ・・」

ヒチョルが怪訝そうな顔をして

「そのなんとかの涙ってなんだよ!!!!!」

2人に向かって尋ねると・・・


「めったに発掘されない貴重な月の宝石だよ」


へ?

「俺・・そんな貴重なもの拾って来たの?すっげー」

その宝石をこれからどうしようかと4人で相談が始まった


こうなるとチキチキチキンレースの勝敗なんて関係なくなっている

どこが優勝しようと関係ない状態で盛り上がっていると


「あの・・・ヒチョルさん・・」急に声をかけられてヒチョルは振り向いた

「あーっさっきの・・・リョウク・・だっけ?」

ヒチョルがルナで助けたリョウクが立っている

「無事に戻ったこれたんだ~良かったね~」

ヒチョルがにこにこ笑いながらリョウクに抱きつくと

リョウクの後ろに立っていた人達が笑顔で話しかけてきた


「君がヒチョルくんかい? 宇宙で遭難事故になりそうな所を

体を張って助けてくれた・・・」

体の大きな男性がヒチョルに話しかける

「?」

ヒチョルはわけが分からないと、キョトンとした顔をしていると


「あっ・・・大学校長だ・・・」ハンギョンが呟く

ヒチョルに話しかけているのはアカデミー大学校の校長だった


「君たちのチームは優勝をのがしてしまったかもしれないが

とても大切な事をしてくれたんだよ」

話を聞いているヒチョルはますます首をかしげる・・・

リョウクが可笑しそうに微笑みながら

「実は・・・僕はやらせだったんです・・あのような状況下で

僕がよたよたしているのを助けてくれる人がいるかどうか・・って」

「えーっそうなの?」ヒチョルは驚いてリョウクの顔を見つめる

「自分達の利益を度外視して人命救助にあたった行動は

とても素晴らしいものだったと思います

なので君たちに大学側から『特別賞』を差し上げたいと思います」

校長がヒチョル達に向かって笑顔で言った


チキチキチキンレースそのものの優勝者は

チャンミン教室のヒョクチェ達だったが

ヒチョル達は「特別賞」を取る事ができ大喜びだった



そしてその大学側の用意した「特別賞」の景品が

「成績のポイントアップ」だった


赤点を抱えていたヒチョルが一番喜んだのは言うまでもない




そして・・・その夜・・


「ヒチョル・・・お願いだ・・・

もうあんな無理しないでほしい・・・・僕は命がいくつあっても足りないよ」

ハンギョンはベットの中でヒチョルに切なそうに哀願する・・・・

ハンギョンに抱きしめられてヒチョルは嬉しそうに笑いながら

「悪かったと思うけど・・・体が勝手に動いちゃったんだよ・・・ゴメン」

「全然悪いって思ってないでしょ・・・その顔・・・」

「・・・・」

ヒチョルはただ笑っている

ハンギョンは少しムッとしながらもヒチョルに熱い口づけを落とす

「今日はもう・・・寝かさないからね・・覚悟して」

ハンギョンの真剣な瞳をみつめたまま

「俺は・・・お前だけのものだよ・・・」ヒチョルは笑顔で囁く



恋人達の長くて熱い夜は始まったばかりだった


Fin
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