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【ボム事件その後~大学編 18】


ヒチョルはドラムセットを片付けながら

さっきのライブの余韻に浸っていた


いろんなライブに参戦して楽しんだりはしたが

自分が舞台で演奏したのは初めてだった

今でも信じられない気分で、

さっきの出来事は夢だったのではないかと思ってしまう

「ヒチョル・・・今日は初めてにしては合格点だな

まだまだ練習が必要だけど・・・客の受けも良かったぞ」

横で片づけをしていたジョンモが

ヒチョルの頭をガシガシとなで回しながら言った

「合格点? ずいぶん甘いな・・・俺・・ダメ出しくらうかと思った」

ヒチョルは頭に乗せられた手をどかしながら、笑顔で答えた

「ジョンモ~この後の打ち上げの前に、音楽事務所の人が話したいって・・」

ジェイの話を聞きながらジョンモは手際よくドラムセットを片付けていく

「了解!!!!ヒチョルも打ち上げに出る事!!!!今日はあいつは? ドーベルマンはどうすんだ?」


ドーベルマン??????

ヒチョルは一瞬誰の事を言っているのか分からなかったが

ジョンモがいたずらっ子のような笑顔を見せたので、ハンギョンの事だと理解した


「ドーベルマンで悪かったな・・・・・・」

ジョンモが声のする方に振り向くと

ハンギョンがドンヘ達とウィチョルと一緒に立っていた

ハンギョンと目が合ってジョンモは苦笑いをする


「あっ!!!!ハンギョン♪♪♪」

ハンギョンに気付いたヒチョルはパッと顔を輝かせながら、

ハンギョンに向かって一直線に走り出す

そしてハンギョンの胸に飛び込むと、ぎゅーっと抱きついた

「ヒチョル・・・」

ハンギョンの顔はもう嬉しさで緩みっぱなし・・・ドーベルマンのドの字もない

ウィチョルはハンギョンの様子を見て、必死で笑いをこらえながら

ジェイに向かって「今日のライブは最高によかったよ」と言った

「ウィチョル!!!!サンキュ」2人はハイタッチをする


「ヒチョル~今日のヒチョルすごくカッコ良かったよ」

ハンギョンに抱きついているヒチョルに向かってドンヘが言うと

ヒチョルは顔をあげて笑顔でドンヘに言った「ありがとう♪聞いてくれたんだ!!!」

そして抱きついているハンギョンを見上げると

「俺・・・頑張ったよ」可愛い顔で言う

ハンギョンはもうヒチョルが可愛くて仕方ないという顔をしている

「うん・・・ジョンモのギターやジェイの歌を邪魔しないように

うまーくドラム叩いてたな・・・まだまだ練習が必要だな・・でも良かったよ」


ヒチョルはハンギョンに褒められて顔をくしゃっとして嬉しさを表した

その場にいる誰もがあまりの可愛らしさに胸がドキドキするのを抑えられなくなっている

ハンギョンはその場でキスしたいのをぐっと堪えて

「俺達今からご飯食べに行くけど・・ヒチョル達は打ち上げだろう?

打ち上げが終わった頃に店に迎えに行くから・・・・それでもいい?」


「うん・・・必ず迎えに来てね」ハンギョンに抱きついたまま寂しそうに呟いた

「うん・・店が分かったらメールしてね」名残惜しそうにヒチョルを自分からひきはがすと

待っているドンヘ達と部屋を出ていった




ウィチョルは何度見てもハンギョンの様子がおかしくてたまらない

「ジョンフンってコサン高校だよね・・・ハンギョンのあの変わりよう・・どう思う」

ジョンフンに向かって尋ねてみた

「俺も・・・あんなになるとは思わなかった・・・別人だよね」

2人のやりとりが聞こえたハンギョンは振り返って

「悪かったな・・・変わりすぎてさ・・・別人と思ってくれ」と言い放った

そんな様子もウィチョルには可笑しくて仕方ない


本当の恋って・・・人間を変えてしまうものなんだな・・・

昔のハンギョンも好きだけど・・今のハンギョンの方が人間らしくて好きだな・・

ウィチョルはそんな事を考えながら店に向かって歩いていった


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