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【Eternal~丘の上の洋館】4


「今度一週間ほど留守にするから・・ヒチョルいい子で待ってるんだよ」

愛し合った後で、ベットの中でヒチョルを腕枕しながらハンギョンが囁いた

ヒチョルはちょっと寂しそうな顔をしたが、すぐに笑顔を作って

「最近ね・・リョウクが遊びに来てくれるから・・大丈夫だよ」

「そうだな・・リョウクとは『友達』になったんだろう? 良かったな」

ハンギョンは優しい瞳でヒチョルを見つめる

ヒチョルはその瞳に蕩けそうになってハンギョンに抱きついた


「そう言えば・・・ヒチョルは甘いお菓子って苦手だったのに・・・

リョウクのは良く食べるよな・・・」

ハンギョンは意外そうな顔をして聞いてきた

ヒチョルはふふっと小さく笑うと

「あの子の作るお菓子は・・・愛が溢れているんだ・・

だから食べると気持ちが暖かくなるんだよ・・・こんな俺でも・・・」

「でも半分以上は俺が食べてるんじゃないか・・俺達は食事しなくてもいいのに」

ハンギョンが自虐的に笑うとヒチョルは

「俺達も人間みたいに太るの? 太ったハンギョンは嫌だ・・・・」と真面目に聞いてきたので

「どうだろうな・・・せいぜい太らないように頑張るよ」

ハンギョンは苦笑しながらヒチョルを抱き寄せる


(ハンギョンの心臓の音が聞こえる・・・こんな俺達でも生きているのは同じなんだ・・)

ハンギョンの胸に頭をのせたヒチョルは、規則正しい音を聞きながら

涙を流していた・・・・

胸に冷たい気配を感じたハンギョンは

「ヒチョル・・・どうしたの? 何が悲しいの?」と優しく聞いてきた

「悲しくないよ・・・嬉しいんだ・・・ハンギョンとずっと一緒にいられて

あのままだったら・・俺・・ハンギョンに愛されずに死んでたもん・・・

愛して愛されて・・・幸せすぎて涙が止まらないんだ・・・・」


ハンギョンは黙ってヒチョルの頭をなでる

「俺も・・・ヒチョルに出会わなかったら一生涯愛を知らないままだったな」


(うん・・・俺達は神様に見捨てられた存在かもしれないけど

ハンギョンに出会えたのは・・・神様に感謝したいくらいだ・・・)


ヒチョルは嬉しそうにハンギョンの胸で微笑んでいた・・・


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