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【Eternal Ⅱ~海辺のまち】6


にやぁ~~

にやぁぁぁぁ~

猫の鳴き声が夜の街に響き渡る


その鳴き声を聞きながらヒチョルは猫のソックスに話しかける

「4人で武器もって来てるって・・・みんなが教えてくれたよ」

ヒチョルは屋根の上でどうしようか悩んでいた

ソックスはヒチョルに抱かれて、じっとヒチョルを見つめていた


このまま屋根の上で隠れていようかとも思う

でも自分目当ての輩は絶対に何度も襲ってくるはずだ

二度と自分に手を出せないように・・・お仕置きする位はしないとダメかな・・・


「ハンギョンがいたら・・そいつら殺されるだろうな・・・」

ヒチョルは空に輝く満月を見上げると

「俺・・・強くなったから・・自分の身は自分で守れるから・・・・

ハンギョン・・・お前の足手まといにならないように・・・」

そう呟くと涙を流す


にやぁ~

猫のソックスはヒチョルの頬を濡らした涙を舌でなめた


「ソックスありがとう・・・・」

ヒチョルはそう言うと涙を手の甲でぐいっと拭って

戦闘モードにスイッチを入れ、今から来る敵に向かい精神を集中した





「おい・・・ここか?」

「明かりが消えてるから・・寝てるのかな?」

1人が玄関の鍵穴に針金を差し込んでがちゃがちゃしだした

残りの3人は窓のガラスに穴をあけて鍵をこわす

玄関の鍵が開くのと窓を開けるのとほとんど同時だった

4人はそれぞれの進入口から中に入り込んで

明かりを付けてベットに寝ているだろう獲物を探す


「おいこっちだ」

ナイフを持った男が先にベットの上の人影に飛びついた

「いないぞっ!!!!」

人が寝ていると思ったらもぬけの殻状態のベットに

男たちは悪態をついてヒチョルを探しまくる

クローゼットやトイレに風呂場まで探してもヒチョルの姿は見当たらない


「逃げたのか?」

「まさか・・・」

「どっかに隠れているはずだ!!!!さがせ!!!」








ヒチョルは屋根の上から寝室での騒ぎを静かに見つめていた


そのうち怒りを抑えられない男たちがヒチョルの物に八つ当たりを始める

ヒチョルのかわいいワンピースにナイフを突き刺して切り刻む

ヒチョルのお気に入りの象さんのポシェットもその被害にあった



あっ・・・俺のお気に入りのワンピース・・・お気に入りの象さんのポシェット・・・・

インドでハンギョンに買ってもらった大事な思い出のポシェット・・・・

絶対にあいつら許さない!!!!!!!


「お前ら何してんだっ!!!!!」

家の中で暴れていた男たちは突然怒鳴られてビックリする

そして声のする方を振り向くと

目当てのヒチョルが怒りに満ちた顔をして窓の外に立っているのが見えた


「いたぞっ!!!!外だ!!!」






ドンヘは何だか胸がもやもやしていた

母親に言われた事

ドンヨルが言った事

そして今日はやたらと猫の鳴き声がする事


何かが起きそうな気がする・・・・


綺麗なヒチョルを狙う男たちがいる・・・

あれだけ綺麗だと力ずくでも自分で征服したいと思うんだろうか


俺には分からない・・・・・


ドンヘはヒチョルの笑顔を思い出し

あの笑顔を曇らせないようにしたいと思った

せめてハンギョンの仕事が終わって戻ってくるまでは・・・・


「とりあえずパトロールをしに行ってくるか・・・」

ドンヘはそう言うと、海岸沿いに建っている家に向かって歩いて行った
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