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【パールサファイアの夜 Ⅱ】~見習い 2~


「・・・という訳で キボムは2週間ここでホスト見習いをします」

支配人のカンタが開店前のミーティングでみんなの前で告げた

黙って聞いていたホスト達は、

あのギュリの一存で、ここに送り込まれてきたキボムを

興味津々で見つめていた


キボムは居心地の悪そうな表情で店の隅で小さくなっている

「とりあえずリョウクとギュヒョン・・仕事を教えてやってくれ」

「はーい」リョウクはキボムの横にきて

「僕がリョウクです・・・ヨロシクお願いします」と笑顔で挨拶をする

「お願いします・・・」キボムが営業スマイルで答えると

「僕・・・根の腐った木・・見てました・・・ファンです」と

リョウクは小さく囁くと、恥ずかしそうにバックヤードに走り去った

キボムは意外な場所で自分のファンにあって、少し嬉しくなって

リョウクの後ろ姿に微笑んでいた


その後、昨日の売り上げ順位の発表があり

キボムはパールサファイアのホストの位置づけが分かるようで

興味深くその話を聞いていた


「1位はヒチョル・・・」

名前が呼ばれると白いスーツを着ているヒチョルが立ちあがった


え?

キボムはさっき店の前で会った

ロックアーティスト風の美少女と

同一人物とはすぐには分からなかった


ヒチョルがキボムの方をみてニヤリと笑ったので

その笑顔をみて、ようやく店の前で会った人物と同じだと分かったのだった



「さあ・・今日も1日頑張って下さい」

パンパンとカンタが手を鳴らすと、ホスト達はそれぞれの持ち場に散って行った


「キボムさん・・・俺ギュヒョンです」

おっとりした顔の青年がキボムの元にやってきて挨拶をした

「俺・・・一番下っ端なので・・・一緒に仕事やっていきましょう」

「ああ・・・よろしくお願いします・・それからキボムでいいから」

ギュヒョンはニコッと笑い

「じゃあ・・・キボム・・今日も1日頑張ろう」と握手をしてきた




これからどんな1日が過ぎるのか

キボムは不安で胸が押しつぶされそうになっていたが

そんな顔はおくびにも出さず

国民の弟と呼ばれる笑顔を作り

ギュヒョンの後をついてバックヤードに向かっていった
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