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【中秋節のまぼろし】おバカver.


中秋節の休みを利用してハンギョンは韓国に来ていた

今回はある目的があっての秘密の渡韓だった


仁川に着いてどこかにメールをすると

見つからないように帽子を深くかぶりなおし

顔のサングラスを確認する



♪~♪~♪

メール着信の音を聞くとハンギョンはポケットから携帯を取り出す

メールを確認すると地下の駐車場に向かって歩いて行った







「今日はVIP連れてくるから店貸し切りにしろよ」

数日前にヒチョルから突然電話をもらったコンヒ

貸し切りにしろって言っても予約の客はたくさんいる

自分の美容院をオープンして数カ月

ヒチョルの友達と言う事で宣伝をしなくても客はたくさんやってくる

それはすごくありがたい事だとコンヒは思う

なので予約客を切ってまで貸し切りにすることは出来なかった


仕方ないのでスタッフの休息室を

今日だけは特別にVIPルームとして改造し

ヒチョルの到着を待っていたのだった


「オーナーヒチョルさんが来ましたよ」

スタッフの1人が扉の向こうから声をかけた


「コンヒ~貸し切りにしろって言ったのに・・・」

ヒチョルが文句を言いながら入ってきた

「お前・・突然そんな事言ったって

無理なものは無理なんだよ」

コンヒは苦笑いしながらヒチョルをむかえる

「おうっ入れよ・・特別室作ってくれたってさ」


ヒチョルの後から入ってきた人物をみて

コンヒは息が止まるほど驚いた・・・


「ハンギョン・・・」


SJを脱退して中国でソロ活動をしているはずのハンギョンがそこにいた


「コンヒ~お前初めてだっけ・・こいつと会うの」

「は・・初めまして・・コンヒです・・・」

「ハンギョンです・・今日はヨロシクお願いします」

ハンギョンは、13億の奇跡といわれたその美貌でコンヒに微笑む

(うわっ・・ヒチョルも美人だけど・・生のハンギョンも綺麗な人だ)

ヒチョルはハンギョンを鏡の前の椅子にすわらせると

「コンヒ~こいつさ・・中国に帰ったとたんに超ダサくなってさ

もう俺・・・耐えられないくらい・・お前の腕で昔みたいにカッコ良くしてよ」

そう言ってハンギョンの帽子をとる


中途半端な刈上げ風な金髪の頭がそこに現れた

「すみません・・ヒチョルがこのままだと絶交するって言うから

仕事を調整して・・なんとかソウルにきました・・

ヒチョルに絶交されると困るので、なんとかしてください」

ぽわぽわした韓国語でニコニコしながらハンギョンが話す


(へえ・・・この人って歌っている時と全く違って・・ほっこりしてる人なんだ)


「お前ほんとにダッせ―な!!!!!なんでこの髪型で金髪なんだよ」

「ヒチョル仕方ないだろ・・あっちでは後ろ刈上げが流行りなんだから」

ヒチョル達が長年連れ添った夫婦の様に口げんかし合っている間

コンヒは真剣に髪型を考えていた・・・


!!!!!


「俺に任せてもらえるんだろうな」

「俺のハンギョンをカッコ良くしなかったらコンヒ殺す」

ヒチョルの物騒な言葉に苦笑しながらコンヒは仕事にとりかかった






外出していたヒチョルが戻った頃

コンヒの仕事も終わり近くとなっていて

ドライヤーで最後の仕上げをしていた



「ハンギョン~♪♪♪」

ヒチョルの嬉しそうな声が聞こえてハンギョンは顔を上げる

鏡越しに見えるヒチョルの笑顔をみて

ハンギョンは無理してソウルまで来てよかったと思った


「コンヒ~サンキュ・・俺のハンギョンが戻ってきた~」

ヒチョルはあまりの嬉しさにコンヒに抱きつく

その瞬間コンヒは背中に殺意を感じて恐る恐る振り向いた

そこには今までとは別人のような

怖い形相のハンギョンがコンヒを睨んでいる

「ひ・・ヒチョル・・睨んでるから離れて・・」

ヒチョルの耳元でコンヒが囁くと

ヒチョルはニヤリと笑いながら

「ふん・・少しは焼きもちやかせてやるんだ」と答える


(うわっ・・やっぱヒチョルの恋人って大変だ・・友達で十分だ)


「ヒチョル・・」

ハンギョンがヒチョルの腕を掴んで自分の方に引き寄せた

「どうだ・・お前の好みになったか」低い声でささやく

その怒った様子をみてヒチョルは楽しそうに微笑んだ

「ハンギョン・・カッコいいよ・・カッコ良すぎて中国に戻したくない」

そう言うとハンギョンの胸に顔を埋める

その言葉を聞いてハンギョンは満足げに微笑んで

ヒチョルの唇に自分の唇を重ねた

遠距離恋愛中の恋人たちはすぐに2人の世界に入り込む



コンヒは幼馴染の見た事のない姿にどぎまぎしながら


「しばらくここはお前らの貸し切りにしてやるから・・・

用事おわったら下の店に言いに来いよな」


そう言い残すと静かに部屋をあとにした・・・
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