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☆パールサファイアの登場人物と

cafe 賛美歌の登場人物が同じ名前で別人となっております(ソンミンとリョウクなど)

非常にややこしいですが頭を切り替えてお読みください・・・

年齢はギャルソン達の方がホスト達よりも年下になっています

cafe 賛美歌のヒチョルとハンギョンはアメリカに行ってていません


【cafe 賛美歌×パールサファイアの夜】 後編


「ここだ♪ さすがリョウク~♪ちゃんと到着したよ」

ヒチョルが嬉しそうにハンギョンの腕をひっぱって

cafe の前までやってくる


春とはいえ、まだまだ寒いソウル

cafe 賛美歌の外のテーブル席には誰も座っていない

店の中の席は混雑しているのでヒチョル達は外の席に座る事にした


「へえ・・教会風な建物なのに・・流れている曲はシャンソンだよ」

ハンギョンが不思議そうに周囲を見回す


「いらっしゃいませ」

2人のもとに白いシャツに黒のベスト

黒いパンツにハーフエプロンを付けたギャルソンが注文をとりにきた


「うーんどうしょっかな~」ヒチョルはメニューを見ながら真剣に悩んでいた

「俺はキリマンで・・・」

ハンギョンはメニューも見ずに注文する

「俺は~カフェオレとこのお勧めワッフル」ヒチョルも続いて注文して

ギャルソンにニッコリと微笑みかけた





ヒチョル達の所に注文をとりに来たイトゥクは

ニッコリと微笑む美人の客に思わず見とれる

(この笑顔・・誰かに似てんだよな・・・)

しばらくヒチョルの顔を見つめながら考えていると

「おいっ・・注文聞こえてないのか・・・」と

ドスのきいた低い声と共に背中に殺気を感じた

ゆっくりと自分の背後を振り向くと

黒いレザージャケットを着たチャイニーズマフィアの様な

端正だが凄みのある笑顔をむけた男性が自分を睨んでいる

イトゥクはそのまま眼力で殺されるのではないかという恐怖を感じた


「は・・は・・はい・・

キリマンジャロとカフェオレと特製ワッフルですね

す・・すぐ・・お持ちしますので・・」

ひきつった笑顔であわててカウンターへ向かって走り去っていく





「なんだ・・あのチャラチャラしたえくぼ野郎・・・」

ハンギョンが不機嫌極まりないという顔で、

走り去っていくイトゥクの後ろ姿を見つめて呟く

そんなハンギョンの様子を見ていてヒチョルは

「お前・・ギャルソンにまで焼きもちやくの?」と意地悪そうに笑う

「ああ・・・お前に色目使う奴はその場で抹殺してやりたいくらいだ」

ハンギョンの素直な言葉にヒチョルは思わず

「バーカ」と恥ずかしそうに笑った




カウンターで注文をしたイトゥクは

恐怖のあまりに笑顔がひきつったままだった

カウンターの中のソンミンが驚いてイトゥクに声をかける

「何かお客さんに失礼な態度でもとったの?」

「いや・・・あの美人さん・・誰かに似てるなって考えていたら

男性客に殺されるかと思うくらい睨まれた」

「イトゥク兄さん・・自分好みだとかでじろじろと凝視してたんじゃないの?」

リョウクがコーヒーを入れながら外のカップルを眺める


「あ・・・あの帽子の人・・雰囲気がヒチョル兄さんに似てない?」

リョウクのひと言でソンミンも外を見つめて

「そう言えば・・そうだね・・

ヒチョル兄さんを少し年上にして女性にしたら・・

あんな感じになるのかな? ヒチョル兄さんのお姉さんでも通じるかも」と答えた



「そっか・・ヒチョルに似ていたんだ・・・納得したよ

でも俺・・あのマフィアみたいな客に殺されそうだから

出来た品物は持っていかないからね!!!!リョウク頼むよ」と言い残して

イトゥクは新しく入ってきた客の方へ行ってしまった



「お待たせしました」

リョウクが注文品を持ってヒチョル達の所にくる

ハンギョンがまだ不機嫌そうにしているので

お節介かなと思いながらもイトゥクのフォローをする

「すみません・・先ほどのギャルソンがお客様に失礼な態度で

不愉快な思いをされたと思います」

ヒチョルはキョトンとしてリョウクの顔を見つめた

(ああ・・こんな顔も似ているなぁ・・)リョウクは話を続ける

「実は私どもの所で働いていたギャルソンが

こちらのお客様にすごく似ていたので・・

もしかして親せき筋じゃないかって

先ほどの者は気になっていたようです」

「そんなに似ている?」ヒチョルが不思議そうに尋ねると

「はい・・雑誌にも取り上げられていたので

見て頂くと納得すると思います」

リョウクはそれだけを言うと

「ごゆっくりどうぞ」と笑顔を残して戻っていった



「ハンギョン・・お前体中から殺気が溢れているよ

せっかくデートしてんのに・・いつまでもそんなんじゃ楽しくないなぁ~」

ヒチョルのひと言でハンギョンは少しムッとする

「ほらっこのワッフル旨そうだよ・・お前甘いの食べるだろう?

俺が食わせてやるから・・・あーんして」

ヒチョルがワッフルを一口大にして

楽しそうにハンギョンに食べさせる


あーん


口いっぱいにワッフルを詰め込まれたハンギョンは

先ほどの不快感オーラはみじんも出さずに

嬉しそうに目じりを下げて美味しそうに食べている


甘いものが苦手なヒチョルは

生クリームとチョコのかかっていない場所のワッフルを食べた

「旨い・・・あまり甘くなくて外がカリっと中がふわっとしてる」

「生クリームもフルーツも美味しいぞ」

「リョウクに買っていってあげたいけど・・これはテイクアウトは無理だな」


2人であっという間にワッフルを完食し、最後にイチゴが一粒残った

ヒチョルはそのイチゴを自分の口に放り込むと

ハンギョンの腕を掴んで自分の方をむかせ唇を重ねた

ハンギョンの口の中にイチゴが一粒押し込められる

ヒチョルはニヤリと笑うと唇を離した

突然のヒチョルの行動にハンギョンは完全に骨抜き状態となり

顔がゆるまったままだった

あわててサングラスを取り出してかけて誤魔化す・・・が口元も綻んだままだ




カウンターから一部始終を見ていたソンミンとリョウクは

「まるで映画のようだね・・」

「あのお姉さん・・すごいね」

2人でウットリと眺めている



スイーツのテイクアウトのコーナーを見つけたヒチョルは

家で待っているリョウクにお土産として

かぼちゃプリンと賛美歌サブレを購入した

会計の時にレジにいるソンミンが自分の事を見つめているので

どうしたのかと尋ねると

「その帽子・・可愛いです・・どこで買ったんですか?」と尋ねてくる


「これ? 何年も前に買ったやつだよ・・たしか・・

カロスキルのスタバの二件隣の路地を入った突きあたりの

外階段のぼるピンクの店・・・値段は覚えてないな」


ソンミンとリョウクがずっと帽子を見つめているので

ヒチョルは笑いながら

「それにもう昔に買ったから・・似たようなのないと思うよ

そんなに気にいったの?」2人に尋ねる


2人はコクリと頷く


するとヒチョルは被っていた白くてふわふわのニット帽を脱ぐと

「あげる・・・流行遅れかもしれないけど・・・

美味しいワッフルのお礼」と言って帽子をリョウクに渡した


「お客様・・そんな・・」

渡されたリョウクはどうしたらよいか分からずに戸惑っていた


「だいじょーぶ 代わりの帽子はいくらでもコイツが買ってくれるから」

ヒチョルはハンギョンを指さすとニッコリほほ笑んで

渡されたスイーツの紙袋をハンギョンに渡し、

自分はその腕をとって手を振りながら去っていった





「なんか・・カッコいいね」

「うん男前のお姉さんだったね」

2人はもらった帽子を握りしめながら

しばらくヒチョルの去っていった方向を見つめていた






パールサファイアのナンバー1ホストは

どこに行ってもその魅力で人々をとりこにしてしまうのだった
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