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2013.01.20 想定外 4
【想定外】4


住十里駅のそばの城東警察の前にタクシーが停まった

「運転手さんサンキュ♪ 釣りはいらねーから

スピード違反も見なかった事にしてやるから・・・」

タクシーから降りながらヒチョルが言うと

「お客さん・・・あんた警察官のくせに

スピード出させたんじゃないですか・・・」

タクシーの運転手はぶつぶつと文句を言ったが

渡された紙幣の額に顔を綻ばせて

「またどうぞ~」と笑顔を見せて走り去って行った



「ヒチョルさんが来た~!!!」

玄関から交通課のソンミンとリョウクが飛びだして来る


「うわっ・・・なんだ・・・おめーら・・交通課のミンウクか?」

「ヒチョルさん!!!ホンギさんに頼まれました

今日は本店からシウォン警視が来てるので

見つからないように裏に回って下さい」


げっ・・・

リョウク達に手を引かれてヒチョルは裏口から二階に上がる

そのまま会議室の隣の部屋へはいりこんだ


「ヒチョル兄さん・・待ってました・・・間に合ってよかった」

泣きそうな顔をしたホンギがヒチョルを出迎える

「本当にハラハラさせないでくれ~」

刑事課長のイトゥクも半分涙眼になっている



何事もなかったかのようにノートPCを操って

ヒチョルは会議で発表を終わらせると

椅子に座ってぼんやりと昨夜のことを思い出そうとしていた



ドンヘに声をかけられて・・・

みんなを送り出して・・・

1人で飲んでいたはずだった・・・・


誰か声をかけた来たな・・・

そいつはハンギョンとか言う奴だったのか?

あいつと飲んだのか?

なんかすごく楽しかった気がする・・・


あれ?


思いっきりリバースしたのに髪とか身体とか臭くない・・・


ヒチョルは断片的に記憶を呼び戻す事に力を注いでいて

会議中ずっとうわのそらだった

そんなヒチョルの姿をじっと見つめている人物がいる事に

気付いていない・・・・




あっ!!!!!!!


ヒチョルの脳裏に突然ある風景がよみがえって顔が真っ赤になる



俺・・・

俺・・・


あいつに風呂場で・・・・




「ヒチョル兄さん!!!!どうしたんですか?

具合悪いんですか?二日酔いですか?」


隣に座っていたホンギがヒチョルの様子に気付いて

小声で声をかけてきた


「いや・・・大丈夫だ・・」


ヒチョルはハンギョンの事を思い出して1人で胸をドキドキさせていた
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