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2013.02.02 想定外 10
【想定外】10


ピンポーン~♪


ハンギョンがマンションの玄関を開けると

ぶすっとした顔のヒチョルが立っていた

「悪りぃ・・・俺のスーツ取りに来た・・・」

ぼそっとヒチョルが言うと

「もうクリーニングは出来てますから大丈夫ですよ

どうぞ中に入って下さい」

ハンギョンがヒチョルを中に入るように促す

リビングのソファの上にヒチョルのスーツは置かれていた

「あ・・この今着ている服・・後でクリーニングして返すから」

ヒチョルの言葉にハンギョンはふわりとした笑顔を向ける

「その服・・・あなたに似合ってます・・

私には小さいからそのまま差し上げます・・・どうぞ座って下さい」


ドキン・・・

ハンギョンの笑顔に思わずヒチョルの胸は疼いた

な・・・なんだ・・・今のは・・

ヒチョルはその小さな疼きに気付かないふりをして椅子に座る

リビングのテーブルを見ると

ハンギョンは1人で飲んでいたようでワインが置かれていた

「いいワインを頂いたので、1人で飲んでました

ヒチョルさん・・・良かったら一緒にどうですか?」

ヒチョルはワインには興味はなかったが

流れ的に一緒にワインを飲む事になってしまった


ヒチョルが夕飯をまだ食べていないと聞くと

ハンギョンはキッチンに立って手際よくちょっとしたものを作ってきた


「うわっ・・・お前・・・魔法使いか?????」

ヒチョルの前にサラダとパスタが並べられる

「おほめ頂きありがとうございます」

ヒチョルが子供の様にはしゃいだのでハンギョンは嬉しそうに微笑んだ


「旨い!!!!お前すげーな!!!!パスタ・・・

カルボナーラなんて店で食うのと同じ味だ・・・・」

ヒチョルはすっかりくつろいでワインを飲みながら

ハンギョンといろいろな話をしてすっかり盛り上がった

「そう言えば・・江南のバーでもお前と話してて楽しかったな」

ヒチョルは急に思い出して笑顔を向ける

その笑顔が子供の様に無垢な感じでハンギョンは眩しく感じた

ワインから始まりいつの間にか2人でたくさんの酒びんを空にしていた


「まったく・・・・」

気付くとヒチョルはソファで眠りこんでいる

ハンギョンはテーブルの上を片づけると

ソファで眠りこんでいるヒチョルを横抱きにしてベットに運んだ

そっと寝かせると

すやすやと眠っているヒチョルの顔を辛そうに見つめる

「キム・ヒチョル・・・お前は俺を試しに来ているのか?

なんでいつもこうなるんだ・・・気持ち良さそうに眠りやがって・・

俺だっていつまでも我慢できる訳じゃない・・・・・」

壊れ物を扱うかのようにハンギョンは

ヒチョルの顔を優しく両手で包みこむ


そっとハンギョンはヒチョルの唇に自分の唇を重ねた

「今日の所は・・・キスだけで勘弁してやるよ」

そう言うとハンギョンはヒチョルの寝顔をいつまでも見つめていた
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