上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【誕生日~おまけの話~】


久々にヒチョルと愛し合ったハンギョンは

自分の腕の中ですやすやと眠る愛する人を

優しく見つめていた


(無理してでも来て良かった・・・

相変わらず可愛い顔をして眠るんだな)


んんっ・・・

ヒチョルがハンギョンの胸に顔をこすりつけるようにして身動きをし

ぼんやりと目をあけてハンギョンを見つめた


「お前・・・いた・・・夢じゃなかったんだ・・・」

そう言うと子供の様に無邪気に微笑んだ


ハンギョンの胸に愛おしさがあふれてくる

「うん・・いたよ・・・ずっとヒチョルを見てた」

「・・・バ・・カ・・・お前・・今日はどうすんだ?」

「中国も正月だからね・・北京に戻るよ・・・親戚も集まってるし」

その言葉を聞いてヒチョルは少しさびしそうに瞳を伏せて

「うん・・・俺も・・実家に行くんだ・・・友達が迎えに来る」と呟いた


ハンギョンはヒチョルのおでこに優しくキスをすると

「もう起きないとね・・・」と自分に言い聞かせるように言った





2人が身支度をすませてソファに座っていると

ヒチョルの電話が鳴った

「おうっ・・・コンヒか? 今日は何時頃来るんだ?

お前の仕事はもうキリついたのかよ?」

「ああ・・・わかった・・・待ってるから・・・」

そう言うと電話を切る


ヒチョルはハンギョンに向かって

「江原道の友達と一緒に帰省するんだ・・・

あいつ仕事の関係で今日の帰省になって・・・

夜はそいつも一緒の中学のクラス会もあるんだ・・・」と申し訳なさそうに言った


「うん・・・俺も突然にきたから・・会えてよかったよ

ヒチョル達が出発する前に・・・もう仁川に行くよ・・」

ハンギョンの寂しそうな瞳にヒチョルは反応する

「やだ・・まだ一緒にいたい・・・」

「ヒチョル・・・・」

「次に会えるのはいつか分からないじゃないか・・・・」

そう言ってヒチョルはハンギョンの背中にしがみついた


「ごめん・・・・」ハンギョンは小さな声で謝る

「バカ!!!!!!謝るんじゃねぇ」

ヒチョルはそう言うとギュっとしがみついた



コンヒからの電話がくるまでぎりぎり2人は抱き合って

お互いの体温を感じあっていた





「コンヒ~悪ぃな~」

「おうっ!!!こっちこそ付きあわせて悪かったな」

マンションの前の道路に停まっていた車に向かって

ヒチョルは声をかけた


「でさぁ~ついでなんだけどさ~

仁川経由で江原道まで行ってくれない?」

「仁川・・・え゛????反対方向だろう!!!何考えてんだよ」

「俺の大事な人を仁川空港まで送りたいんだよ

いいよなっ!!!!!!」


コンヒはヒチョルの我儘に中学時代から振りまわされていたので

今回も仕方ないと諦め顔で、しぶしぶと承諾した


いつもは無理やりにでも助手席に乗るヒチョルが

今日はハンギョンと共に後部座席に乗っていた


見るとはなしに運転席からバックミラーで後ろを見てしまうと

ヒチョルはハンギョンと腕を組んで楽しそうに話をしている


(俺はタクシーの運転手か・・・・)

コンヒは自分達の知らないヒチョルの姿を見せつけられて

ハンギョンに対して軽い嫉妬を覚えていた


仁川空港に着くと

車から降りる時にハンギョンはヒチョルに軽く口づけをし


「このままでいいよ・・・ヒチョルが空港まできたらパニックになる」と言い残し


「反対方向なのに送ってくれてありがとう」とコンヒにお礼を述べて去って行った


後部座席のヒチョルは黙ってハンギョンの後ろ姿を見送っている


え???

ヒチョルの頬に一筋の涙を見つけてコンヒは戸惑った



しばらくヒチョルの方を見ないようにして運転席で煙草を吸っていると


「コンヒ・・・サンキュ」という声と共に助手席にヒチョルは移ってきた


それからはコンヒの知っているヒチョルで

江原道までの道のりはカラオケ大会で盛り上がり

コンヒも一緒になって車の中は大騒ぎだった




いつもと変わらない様子のヒチョルを見て

(俺の知らないヒチョル・・・初めて見たよ・・・)

「ん? 何だ? 俺の顔になんかついてるのか?」

ヒチョルが怪訝そうな顔をしてコンヒを睨む

「いいや・・・今日も絶好調だな~ってさ」


コンヒは辛い恋をしている幼馴染を

優しく見つめてそう言った






sakoさん・・こんな話になりましたけど~

どうでしょうか・・・



スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://soubun485.blog119.fc2.com/tb.php/349-8aa4e61b

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。