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2013.03.05 幼馴染 3
【幼馴染】3

コンヒは中学でヒチョルと同じクラスになった

ヒチョルはクラスのムードメーカー的な役割で

いつもいろんな意味で目立っていた


コンヒはどうしてもヒチョルと友達になりたくて

いつもヒチョルの横にいるジェオンと仲良くなり

そして教師たちが眉をひそめる「やんちゃ軍団」の仲間になったのだった




やんちゃ軍団は遊んでばかりで勉強はしない

たまに授業の邪魔となってきつくお灸をすえられたりするが

基本「楽しい事」を追求してばかり・・・

コンヒはヒチョルの我儘に振り回されても

側にいられるので楽しい毎日を過ごしていた



眞光中学の文化祭

クラスの出し物としてやんちゃ軍団は「ミスコン」を提案する

もちろんヒチョルを女装させてミス眞光にしようと

ジェオンが提案したのだった



クラスの女子も自分よりも綺麗な男の子の女装が見れるからと

衣装制作などに積極的に協力をしてくれた


文化祭当日

メイクは担任の女の先生がしてくれると言うので

ヒチョルは家庭科室に呼ばれて行った


だれよりもヒチョルの女装を楽しみにしていたコンヒは

最初にその姿を見ようとして抜け駆けをして家庭科室に向かった




途中の人気のない廊下に人影を見つけて

コンヒは物蔭に隠れて様子をみると

お姫様のドレスに綺麗にメイクをされたヒチョルと

王子の衣装を着たジェオンが話しをしている


うわっヒチョル・・綺麗だ・・・

その姿を見ているだけなのに

コンヒの心臓は破裂しそうなほどバクバクいっている


「お前・・本当に綺麗だな・・」

ジェオンはそう言うとヒチョルの唇にキスをした


「うわっ!!!!なんだよ!!!!」

ヒチョルは驚いてジェオンから数歩離れて口を押さえる


「ほんとに残念だよな~お前が女だったら

ぜーったいに俺の彼女にするんだけどなぁ・・・・

男なんだもん・・・もったいないなぁ・・・・」

ジェオンは残念そうな顔をして

「会場でみんな待ってるからいくよ」と声をかける


「あ・・あ・・ちょっと先に行っててくれ・・」

ヒチョルは下をむいたままそう言うとその場にしゃがみこんだ


(ほーんと残念だよな~お前が女だったら

ぜーったいに俺の彼女にするんだけどな・・・・もったいないな・・)

ジェオンの言った何気ない一言がヒチョルの心を傷つけた


「俺だって・・・好きでこの顔に生まれたんじゃない・・・」



物蔭から見ていたコンヒは泣いてるのかと思うくらい

ヒチョルは元気がなく見える


コンヒは離れた場所にそっと移動すると

わざとバタバタと足音を立てながら

「ヒチョル~もう支度出来た~?」と大声で叫んだ


コンヒに気付いたヒチョルは下唇をぐっと噛みしめると

「おうっ!!!!お前~俺超美人だぞ~驚くなよ~」と明るく返事をする


目の前で見たヒチョルは本当に美しかった

あまりの美しさにコンヒは口をあけたまま見とれてしまっていた


そんなコンヒの様子にヒチョルは笑いながら

「俺に惚れちゃ~いけねぇぜ~俺男だし~」と言う

「ヒチョルはヒチョルだよ世界で一番の美人だよ」

コンヒの言葉にヒチョルは満足し

「よし会場に行って俺の美しさでみんなをノーサツしてやるか」




ミスコンで優勝したのはもちろんヒチョル

初代ミス眞光に選ばれたヒチョルは凄く輝いていた

笑顔で手をふるヒチョルの心は

たくさん傷ついていて涙を流しているんだと

コンヒは今日気付いてしまった



ずっとヒチョルの側にいて支えてあげたい

コンヒは心に強く誓ったのだった






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