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【シナ・ワールドへようこそ】Last   時のはざま青春編 おバカver.


「本当にありがとうございました」

ハンギョンとヒチョルはヘソンに礼を述べると

仲良く手をつないで中央広場の方に去って行った


「若いっていいな・・・怖いもの何もなかったもんな」

ヘソンは去って行く2人に手を振りながら羨ましそうに呟いた

「そうか? 今でも十分若いつもりなんだけど・・・」

ヘソンの耳元で声がしたかと思うと後ろから抱きしめられる

「ただいま・・・やっと帰れたよ・・ピル・・」

耳元で聞こえる懐かしい優しい声にヘソンは少し拗ねたように

「寄り道ばっかりして・・・遅いんだよ・・いっつも・・・」と答えた


そうだよ・・・エリック・・お前はいっつも寄り道ばかりで・・・

でも最後は僕の所に帰って来てくれる・・・待ってれば必ず・・・・


ヘソンはこみ上げるものをぐっと堪えると

「おかえりなさい」と微笑んで

愛しい人の腕の中で優しい温もりを味わっていた







「ヒチョル~」

声のする方をふりむくとイトゥクとカンインが手を振っている

「あれ? お前ら焼けたんじゃねぇ?」

ヒチョルがイトゥクのTシャツの袖口をめくると

そこにははっきりと日焼けの跡がみてとれた

「うわっ!!!!カンイン~どうしよう!!!!シャツの跡がついたよ~」

「お前ら・・何してたんだよ」

「何って・・・プールの横で話してた」

ヒチョルは呆れたようにカンインの方をむくと

カンインは上半身裸だったようで小麦色に焼けている

「イトゥクは変な焼け方しちゃったんだね~」

ハンギョンが気の毒そうに言うと

「そういえばお前らずぶ濡れだったのに・・・どうやって乾かしたんだ?」

カンインが不思議そうに、ハンギョンの服を触って聞いてきた

「ここの管理人さん? シナだっけ? その人から乾燥機かりて乾かした」

ヒチョルが楽しそうに言うと

「え????誰だった?」とカンインが身を乗り出して聞いてくる


「ヘソンとかいう・・・綺麗なお兄さん」

「うわ~俺の母さんが大好きだった人だよ~俺も会いたかったな~」

カンインがすごく残念そうに言ったので

ヒチョルは可笑しくなってゲラゲラと笑った

つられて残りの2人も笑う

なんで笑われたのか分からないけどカンインまでつられて笑いだした

さんざん笑った後で

「そろそろ帰ろうか・・・」

カンインのひと言で4人は高速宇宙バスに乗って帰路に着いた



バスの中でヒチョルは

ジェットコースター乗り場で貰った

クマのぬいぐるみを抱きしめながら

「俺が・・・おじさんになっても・・・」と

ぽつりと呟いた


「ん? ヒチョル何?」

ハンギョンはヒチョルの声が良く聞き取れずに

ヒチョルの方へ体を近付けて聞き直す


「俺が・・・年取っておじさんになっても・・・

お前は俺の事好きでいてくれる?」

瞳は伏せたまま小さい声で

恥ずかしそうに聞くヒチョル・・・・


ハンギョンはヒチョルが愛おしくてたまらなくなり

「大丈夫だよ・・・ずっと一緒だから・・・」とヒチョルの頬に優しくキスをした


シナの人達・・みんな優しかったな・・・

人に夢を与える職業だからかな・・・俺もあんな大人になりたいな

ヒチョルはそう思うとハンギョンの腕をぎゅっと握って肩に頭を乗せた



シナワールドにカップルで行くと必ず恋は成就する

そんなうわさが広まるのはもう少し後の事


シナワールドはいつでも誰にでも夢を与えてくれる遊園地として

いつまでも子供たちの人気を得るのだった


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