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シナワールドへようこそ から6年後の話となります

時のはざまの中で という本編から少し経った後の話です

ヒチョルがアクシデントで過去に飛ばされて・・・無事に現代に帰還できて・・の年代となります

時のはざまをまだ読まれてない方は、そちらをお読みになってからこちらをご覧ください


【思い出のシナ・ワールド】前編


ヒチョルとハンギョンがスペースアカデミーの研究員となって2年が過ぎた

アカデミー大学校時代も勉強に追われていたが

どちらかと言えばお気楽な学生時代と違い、

コツコツと研究をする日々が続いている

地味で報われないかもしれない研究に追われていても

2人はお互いの存在があればそれだけで幸せな日々が送れていた



「おーい!!!ヒチョル~ハンギョン~」

ヒチョルとハンギョンが研究室の入っている棟のカフェテリアで休憩していると

カンインとイトゥクが仲良く2人の元にやってきた


カンインは最初はヒチョル達と同じ時間軸の研究室に配属されていたが

もともと宇宙飛行士に憧れていたという事もあり

イトゥクの所属する宇宙班の研究室に昨年移って行った

理由はそれだけではないとヒチョルは感じていたが

異動してからのカンインはちゃくちゃくと実績を積み上げていた

絶対にイトゥクが原動力になっている・・・・とヒチョルは思っていた


「久しぶりだね~階が違うとなかなか会えないね」

ハンギョンがにこにこしながら2人を迎える


「あのね・・こんな写真が出て来たんだ~」

イトゥクは可愛いえくぼを見せながら優しく微笑み

手元のカバンから写真を1枚とりだした

「うわっ・・・こいつら誰だ~ ってカンインほっそ~い」

ヒチョルが写真を手にして、最近すこし貫録の出て来たカンインにむかって言った

「うるせぇ~」カンインもヒチョルを叩く真似をする

2人がハンギョンの周りをぐるぐると回りながらふざけていると

「これって・・・随分前にシナワールドに行った時のだね」

ハンギョンは静かにイトゥクに囁いた

「俺~このくまさんまだ持ってるよ~一緒に寝てる~」

ヒチョルは、写真の中の自分が手にしている

くまのぬいぐるみを指さして楽しそうに言った


「一緒に寝てる・・・って ハンギョンとお前とくまと3人で寝てんのか」

カンインがからかうとヒチョルは頬を染めながら

「おめーには関係ないだろ~」と唇を尖らせた

騒ぎがひと段落して静かになったところで

イトゥクが手に入れて来た情報を披露する


「シナ・ワールドが老朽化で改装中だったんだよね・・・

それでその改装が終わってリニューアルオープンするんだって

今回はなんと劇場まで作ってさ・・芝居やらライブやらも上映するらしいよ」


「昔行ったっきり・・・行ってないね」

ヒチョルが懐かしそうに呟く


水着を持ってなかったのに

そのままプールでスライダーで遊んだっけ・・・若気の至りだな・・

元アイドルのシナメンバーにすごく世話になったっけ・・・


ハンギョンも当時を懐かしく思い出していた

「そういえば・・・遊園地って・・この後一度も行かなかったね」

「お前達・・遊園地行かなかったのかよ」

「カンインは行ったの?」

「イトゥクは絶叫系がダメだから・・俺達も行ってないけど

ヒチョルは大好きだろう? なんでだ?」


なんでって言われても・・・ヒチョルは子供の頃に遊園地に行った事がなかったので

遊園地慣れしてなくて・・・なんとなく行きそびれていた・・・

それが理由かな・・・ヒチョルはぼんやりとそんなことを考えていた


「ヒチョル・・・今度の休みにリニューアルしたシナ・ワールドに行こうか?」

ハンギョンが聞いてきた

「え?」

ヒチョルが驚いてハンギョンの顔を見ると

ハンギョンはヒチョルにウィンクして言った

「この間・・・忘れていた事があったんだ・・だから行こう」


「うん・・俺・・行きたい」

ヒチョルが満面の笑みでハンギョンに抱きつくと

「ここは公共の場所なんで謹んでくれよ」とカンイン・・・

イトゥクは苦笑しながら2人を見つめていた



そうだよ・・・ヒチョル・・ずっと気になってたんだ

僕は遊園地でやり忘れていた事があったんだ・・・


ハンギョンは自分に抱きつくヒチョルの髪に顔を埋めると

今度は絶対に忘れない・・・と心に強く決心をするのだった
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