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「初恋」の話がまだ途中なのに

次々に違う話が出来てしまい・・・初恋忘れそうです

七夕の再会の話はハンギョンsideがありまして・・・

次の日に書こうと思ったら忙しくて・・・今頃になってしまいました

Eternalの続きも書くと宣言しておきながら煮詰まって書いてません

頭の中がぐちゃぐちゃですが

ぼちぼちと整理して行きたいとは思ってます・・・・


【七夕の再会】~ハンギョンside



うわっあの子・・・すごく可愛い・・あの子も今日の体験教室に来たのかな?


ハンギョンは「宇宙飛行士体験ツアー」に参加するために宇宙ステーションに来ていた

受付をした後で親たちとは離れて子どもたちだけ部屋に集められた

ハンギョンが座っている席から少し離れた斜め前に

絶世の美少女と言っても過言ではないとハンギョンが思う程の可愛い子が座っていた

もうすぐ10歳になるハンギョンは年齢の割にはマセた子供だった

スポーツ万能で背も高くイケメンで女の子にはモテモテ

自分を取り合っての女の子同士のけんかなど日常茶飯事

そんな環境で育ったハンギョンが初めて自分から気になる子を見つけたのだった



話しかけたいけど・・・ちょっと席が離れてるな・・・


ハンギョンはちょっと残念そうに説明の間ずーっとその子の顔ばかり眺めていた

座学が終わると次はいよいよ今日のメインの宇宙遊泳体験だった


「では宇宙服に着替えます。1人では着られないのでスタッフが手伝いますね」

「女の子は向うの部屋に移動してください~男の子はここの部屋に残ってここで着替えます」


ハンギョンがずっと眺めていた子は、スタッフに向こうの部屋に連れて行かれそうになって

小さな抵抗をしていた


?

ハンギョンが気になって眺めていると

その子は名札を指さしてスタッフに説明をしている

スタッフはその子に小さく謝るとハンギョン達がいる部屋の中心に連れて来た




うそ・・・あの子・・・俺達と同じおとこなの?


その場の男子がみんな驚愕した顔をしていたのをハンギョンは忘れない




スタッフに手伝ってもらい子供たちは宇宙服に着替えた

腰についている命綱についてもきちんと説明を受ける

ステーションの外に出て遊泳練習を始めてすぐに事件はおきた





ハンギョンは気になる子と一緒の班になれずにがっかりしていた

それでも気になって目は離せずにずっとその姿を追い続けている

体験教室が終わったら絶対に話しかけよう・・・そう決意した時だった



その子と隣の子の命綱が絡まり

あっと言う間にその子は宇宙空間に投げ出された状態になっていた


周囲を見回すとスタッフ達は気付いていない


やばい・・あの子・・どんどん流されて行く・・・


ハンギョンは自分でも驚く位、躊躇せずに自分の命綱を外していた

そして教わったばかりの「慣性の法則」に則って

ステーションの壁を思い切り蹴って流されて行く子に向かって泳ぎ出した

同じ班の仲間たちが驚いて「ハンギョーン」と叫ぶのが聞こえた





宇宙空間って泳ぐのが大変なんだな・・・・

スポーツ万能のハンギョンでさえ

流されていく子に追い付くのに大変な思いをした

やっと追い付いて「大丈夫?」と身振り手振りで聴いてみる


ヘルメット越しに見えた顔は涙でぬれていた

ハンギョンが助けに来た事で泣き笑いの顔でうなずいてくれる



ズキン・・・

ハンギョンの心が疼く・・・泣き笑いの顔もものすごく可愛い・・・


さっき習ったばかりのマイクの周波数をお互いに合わせて会話を出来るようにし

ハンギョンはやっとそこで気になる子の名前を聞きだす事ができた

「ヒチョル」

ああ・・・なんて素敵な響きの名前なんだろう・・・ハンギョンの心がキュンキュンする


しかしヒチョルは綺麗な顔には似つかわしくない

言葉遣いの乱暴な子だった


「お前・・・なんで来たんだよ・・・お前も一緒に流されているぞ」

泣きながらハンギョンに言う

「お前・・・俺なんか助けに来て一緒に遭難すんだ・・バカだろう」


ハンギョンは本当に自分はバカになったのではないかと思った

ヒチョルを助けるために命綱まで外して流されて

でも全く怖くない・・・バラバラにならないように抱き合って流されている

その事が心地よかったりしている


ハンギョンが面白い事を言ったらヒチョルが笑った

その笑顔がとても可愛くて愛おしくてハンギョンの胸を熱くする


ハンギョンはヒチョルを笑わせようといろんな話をたくさんする

ヒチョルも少し落ち着いてきて自分の話をするようになってきた


大人が救助に来てくれるまで酸素ボンベが持つかが不安だったけれど

1時間程2人だけの世界でいろんな話をして救助を待っていた


そしてハンギョンはヒチョルの事が好きになっていた




でも残念な事にハンギョンはいくらませた子供でも子供だったため

ヒチョルと再会の約束をしただけで連絡先の交換をすることに気付かないで別れてしまった




七夕の日に出会ったハンギョンの恋した男の子

相変わらずハンギョンは女の子にモテまくっていたが

自分が恋したのはヒチョルだけだった

大人になってからヒチョルの事を長い間探したが

見つけることは出来ないでいた

そしてヒチョルを忘れる事が出来ずに

今まで恋人も作らずに現在に至ってしまった




宇宙ステーションの談話室に無造作に置かれていた雑誌を

ハンギョンは何気なくめくっていた


!!!!!!!!!!!!!!!!


まさか・・・ハンギョンはそのページの写真を注意深く観察する

似ている・・・ヒチョルに似ている・・・でもあれから20年も経ってしまった・・まさか・・


記事は民間で初めて星間宅配便を始めた「開拓者」として紹介してあった

文章を読むとヒチョルの名前が載っている・・・


「やっと見つけた・・・ヒチョル・・・初恋の人・・・・」

ハンギョンはその雑誌を胸に抱くと目を閉じてしばらくそのままでいた


そして何かを決意するように小さく頷くと宅急便を頼むために通信室に向かった









おしまい

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