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【恋人は侵略者】2


「なんで俺がこんな偏狭な地に飛ばされるんだ・・くそっ」

1人乗りの宇宙船を操縦しながらハンギョンは悪態をついていた


ハンギョンの星は他の星を侵略し植民地にして領土を広げていっていた

今までハンギョンはエリートとして

現場に出る事なく戦略を考えればいい身分だったが

ハンギョンを良く思わない一派からハメられて失脚し

今では侵略予定の星に調査に行かされるという屈辱を味わされていた


「くそっ・・計器までおかしい・・・ついてねーな」


今まで飛ぶ鳥を落とす勢いで

エリート街道をまっしぐらだったハンギョンは

侵略予定の星の調査なんてやってられない気分だった

用意されていた宇宙船も中古のもので調子もイマイチ

ボタンがうまく動かなくてムカついたハンギョンは

足でおもいっきり蹴り飛ばした


ボン!!!!!!


すごい音がしたかと思ったら煙が吹き出して来る

警報が慌ただしく鳴りだして

ハンギョンはあわてて操縦席でハンドルを握るが全く動かない


「うそだろ~」

宇宙船はある星に向かってどんどん落ちていった

「この星はどこだ? 星の形成組織はなんだ?」

直前まで機械で調べる

「地球???酸素があるのか? マスクはいらないか・・」


警報が鳴り響くなかハンギョンは墜落を覚悟した

「とりあえずシートベルトだ」


ダーン!!!!!!






ハンギョンが気付くと誰かが自分をゆすっていた


(だれだ?この星の原住民か?)


耳の中に仕込んでいた星間同時通訳機を

始動させてから目をあける





ハンギョンの星にも「神様」と言われる存在はあった

そして今彼は「神様」が自分の目の前にいると思った

何かを自分に向かって話しかけている

同時通訳機から言っている言葉を理解した

どうやら自分の事を心配しているようだ


この神様はとても美しい顔をしている

そしてハンギョンの心をしっかりと捕えてしまった


その日ハンギョンは辺境の星である地球で

こともあろうか原住民の1人に一目ぼれをしてしまったのだった
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