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【恋人は侵略者】 5


ヒチョルが熱帯夜にひろったハンギョンは

不思議な人物だった


完ぺきではないが韓国語を話すことができるので

意思の疎通はできるから良かったが

普通なら知っている知識がなかったり

かと思うとPCや化学の知識が専門家のように詳しかったりする


特に自然界の事を知らなかったりして

ヒチョルは休みの度に郊外にハンギョンを連れ出してあれこれ教えていた



こいつって・・・どんな所に住んでいたんだろう・・・

地球上のどんな国でも似たような自然がある・・・

こいつはあまりにも知らなすぎる・・・・

もしかして幽閉されて勉強ばかり強制されてたのかな?


ヒチョルはそんな事を考えながら

小さい子に教えるようにいろんな事を教えてあげていた



にゃあ~


「こいつは・・・ねこ・・・だな」

ハンギョンは近寄ってきた野良猫に手をのばす

猫はするりとその手をすり抜けてヒチョルの元にやってきた

「お前・・・動物に嫌われているようだな」

ヒチョルは野良猫を抱き上げて頭をなでながら

ハンギョンに向かって笑いながら言う


ふふふ

「まあ仕方ない・・動物にも動物の感性があるからな」


ハンギョンは小さく笑いながらヒチョルを見つめる


ドキン


ヒチョルの心臓が早鐘を打ち始める

ハンギョンへの恋心を自覚してから一ヶ月

ヒチョルは仕事に行きながら

いつの間にか居着いた居候の世話をしている

男なのに男が好きだなんて・・・絶対に引かれると

ヒチョルは必死にその気持ちを隠していた

恋愛経験もあまりないヒチョルは

ハンギョンが自分を見つめる瞳の中に

自分と同じ思いが込められいるなんて知る由もなかった



ハンギョンはハンギョンで

初めて感じる感情に戸惑っていた


2人とも自分の事で手いっぱいだったので

相手の気持ちに気付いていなかったのだ


2人で生活する日常にも慣れ始めた頃

ハンギョンの持っていた通信機に通信信号が送られてきた

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