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[恋人は侵略者]Last


記録的な猛暑や熱帯夜の続いた夏は峠をこえた

残暑はまだ残るけど秋を思わせる涼しい風が時折吹いてくる


ハンギョンとヒチョルは家から少し離れた丘の上の公園にやってきている

芝生の上にシートを敷いてヒチョルはハンギョンの膝枕で横になっていた

ハンギョンはヒチョルの髪をやさしくなでながら微笑んでいる

「お前って料理の才能あんだなぁ~今日のサンドイッチも旨かった・・・」

ヒチョルがハンギョンを見上げて楽しそうに言う

「ありがとう~ヒチョルのために腕磨くよ」

ハンギョンはそう言うとヒチョルのおでこにキスをする

満足そうにヒチョルが微笑んだ



ヒチョルを「愛している」と自覚したハンギョンは

ヒチョルとこの星で生きていく事を選んだ

ハンギョンの星のように

地球を侵略しようとしている輩が現れる可能性もある

その時はヒチョルを守るために戦う覚悟をしている


「ハンギョン」

いつの間にか起き上がったヒチョルが

ハンギョンの胸に抱きついてきた

ハンギョンは優しくその髪をなでる




お互いの気持ちが通じ合った夜

ヒチョルはハンギョンに抱かれた

今まで男として生きてきた自分が

女のように抱かれることに不思議と抵抗は感じなかった


二人が結ばれたときに

ハンギョンは自分でも知らないうちに涙を流していた

そんなハンギョンを見て

ヒチョルは愛おしさで胸が潰れそうになった

こんな気持ちになったのは初めてのことだ


愛している・・・こんなに人を愛するときが来ようとは・・


ヒチョルの瞳からも涙が流れる

ハンギョンはヒチョルの涙を唇ですくい取る・・・

その夜

何があっても離れることはない・・

一緒に生きていこうと二人は誓いあった


ヒチョルの恋人ハンギョンは異星人だ

でもそんなことは恋する二人にとって何の障害にならなかった


「傷・・・だいぶ治ってきたね」

ハンギョンの左腕の傷にヒチョルはそっとキスをした




「ああ・・・なんて静かに時間は流れるんだ・・・

地球って本当に空が青いんだな・・・・」


空を見上げてハンギョンは呟く

「うん・・・」

ヒチョルはハンギョンの肩に頭を預ける



二人は寄り添ったまま

飽きることなく空を眺めていた・・・・








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