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桃源郷の話が途中なんですけど

クリスマスの話があるのであげます

以前「七夕の再会」で書いた

星間宅急便・ヒボム便のヒチョルと

宇宙ステーション勤務のハンギョンのその後の話です


[初めてのクリスマス] 七夕の再会 番外編



「今度のクリスマスは特別にお休みだからね~

荷物は全部断ったからみんなデートしていいよ~」


星間宅配をしているヒボム便の代表であるイトゥクが

操縦中のソンミンとリョウクに向かって嬉しそうに言う



「てめえのデートの都合で仕事断りやがって・・・」

共同出資者のヒチョルが苦々しく浮かれまくりのイトゥクに悪態をついた


ヒボム便は民間企業としては初めて星間宅配を始めた古参の企業だ

従業員はイトゥクとヒチョルとソンミンとリョウクの4人

最近ではそこそこ仕事も増えて満足いく収入も得ることが出来ている


「クリスマスまであと3日ですね~イブの宇宙ステーションの配達がラストでーす」

リョウクが伝票をめくりながら楽しそうに言うと

宇宙ステーションという言葉にヒチョルが反応して頬を赤く染めた



七夕の日に20年間探していた初恋の人と再会したヒチョル

その彼が働いているのが宇宙ステーション

宇宙ステーションは今まで国際宅配便の担当なので

民間は入り込むことができなかった

個人の宅配物を届ける事は出来るので

ヒチョルに会いたいハンギョンが月に一度

「旨いものお取り寄せセレクション」を利用して

ヒボム便を呼び出すのだった


そしてお取り寄せした美味しいものを

ステーションのスタッフに惜しみなく分け与えて

ヒボム便のスタッフを一晩ステーションに滞在させる事に

暗黙の了解を得ている


どんなに頑張っても2人で一晩中話をする事しかできなかった

ハンギョンの宇宙ステーション勤務期間が終了しないかぎり

デートをする事すらできない状態だったが

それでも20年待った2人は幸せだった







~宇宙ステーション~


「ハンギョン・・やっとお前の後任が来たぞ・・勤務延長させて悪かったな」

ステーションの局長のウォンビンに声をかけられてハンギョンは笑顔で答えた

「お前・・後任のジョンシンの乗ってきた高速宇宙ハイヤーに乗らないのか?」

「はい・・明日はヒボム便のくる日です・・今回のお取り寄せ旨いものは

ジョンシンの歓迎パーティとして頼んであります」

ヒボム便と聞いてウォンビンはニヤリと笑う

「お前・・・あの初恋の君に再会してから沢山金使ってるよな・・・

他に楽しみのないステーションで月1での宴会・・みんな大喜びだけどな」

そういうとハンギョンの肩をたたいて去って行った




クリスマスイブの日

配達のラストとして宇宙ステーションに来たヒチョル達は

今日の荷物の多さにクリスマスパーティ用だと理解する

「ヒチョルには悪いけど~今日は即行地球にもどるからね!!!!」

「うるせいっ!!!!お前のその言葉何百回も聞いた!!!!!」


いつもなら一晩中ハンギョンと話ができるのに

今日は・・・顔を見てすぐに戻らなければならないなんて・・・

クリスマスなのに・・・

ハンギョンがステーション勤務期間が終わらない限り

俺たちは普通のデートすらできないんだ・・・


ヒチョルは少しテンションが下がったまま配達の荷物を持った


「ヒボム便~待ってました~」

ステーションのスタッフが待ちきれないと

ヒチョル達の配達を手伝って次々に荷物を運び出す

クリスマスパーティの準備の整っていた会場に料理が並べられた


「よしっ!!!みんな即行戻るぞ!!!!」イトゥクが急かすように言うと

「あれ? 今日は一晩いないんですか?」

「明日はクリスマスだから~即行地球に戻ります」

ハンギョンの姿が見当たらずに

キョロキョロしていたヒチョルは悲しそうな顔をしてその場に座り込んだ


「ヒボム便さん・・地球まで配達してもらいたいものがあるので

ちょっとこっちの部屋まで取りに来てくれない?」

ステーション局長のウォンビンに言われてヒチョルは荷物をとりに部屋に入った




え?


「あの・・・荷物って・・・これ・・・ですか?」

「うん・・・なまものだけど大丈夫だよね・・伝票これね」


え?

ヒチョルはもう一度荷物を確認する


そこには伝票を手にしたハンギョンが笑顔で立っている

「ハンギョンは昨日でステーション勤務期間が終了したんだ

明日からは地上勤務となる・・・高速ハイヤーを呼ぶよりも

君たちに配達してもらった方が早いかなって思ってね」

ウォンビンはそう言うとウィンクをして部屋から出て行った


「ハンギョン・・地上勤務って・・・」

「俺本当はとっくにステーション勤務期間終わってんだけど

後任者がけがしてこれなくて・・・延長してたんだ

やっと地球に戻れる」

そういうとハンギョンはヒチョルをやさしく抱きしめた


「俺たちの初めてのクリスマス・・・地球でお祝いしようね」

ハンギョンのキスが甘くヒチョルに注がれる



「ヒチョル~もう戻るよ~頼まれた荷物って何~」

イトゥクが大声でヒチョルを探す


2人は慌てて離れるとハンギョンの荷物を持ってヒボム便に乗り込んだ


「ヒチョル兄さん~荷物ってハンギョンさんだったんだ」

ソンミンが驚いた様子で2人を見つめる


「みんな席についてシートベルトしてね~

今からワープを繰り返して帰るからキツイからね」

リョウクの一言であわててみんな座席についた



地球までの飛行時間

ヒチョルとハンギョンは腕を組んだまま離れなかった


自動操縦になってリョウクが操縦席から離れると

ソンミンがお茶をリョウクたちに差し出した


「すっごくラブラブ~今日のクリスマスはどうすんだろうね」

イトゥクが2人の姿をちらちらと盗み見ながら言うと


「多分濃厚な恋人たちの時間を過ごすんじゃないですか?」

リョウクが小さく笑いながら2人にあるものを見せる


リョウクの手にあったのは送り状

送り主は宇宙ステーションになっていたが

送り先は・・・・


「ヒチョルの家」




恋人たちが過ごす初めてのクリスマス

ヒチョルにとってきっと素晴らしい時間になると

イトゥク達は優しくほほ笑んだのだった




おしまい


内容がなくてすみませんでした・・・

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