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ただ何となく思い浮かんだ一場面を

ひとつの話にしてみました・・・っていつもそうやって話書いてますけど・・・

ここのブログにはハンチョルカップルいろいろいますが

想定外の2人に演じてもらう(笑)事にしました←え?

想定外の無鉄砲な警察官のヒチョルとやくざエリートのハン様(やくざ廃業計画中)の

とある日常のヒトコマとなります

想定外をまだ読んでない方は先に読んでからこちらをどうぞ


[想定外 ある日の出来事]



『今日はミンウク達と映画を観てから帰ります』

ハンギョンはスマホに表示されたヒチョルからのメールを読んで

夕食のために沸かしていた鍋のお湯をとめた


ヒチョルがいつもハンギョンの料理を美味しそうに食べるので

いつの間にか夕食作りはハンギョンの仕事となっていた


「一人だったらあるものでいいかな・・ヒチョルがおなかすいたと言ったら

パスタでも作ればいいか・・・」


冷蔵庫の中の残り物とビールで簡単に夕食を済ませたハンギョンは

韓国語のビジネス関係の本を読むためにソファに移動した

中国出身のハンギョンは日常生活には困らない程韓国語が上達してきたが

(ヒチョルとの恋愛が必然的に韓国語の上達に関わっていた)

ビジネス用語とかなかなか難しく時間があれば勉強しながら本を読むことにしていた


しばらく読書に没頭していたら

ガチャリと玄関が開いた音がした


いつもにぎやかに帰ってくるヒチョルの声がしなくて静かだった

ハンギョンは不思議に思って顔をあげると

すぐ目の前にヒチョルが黙ったまま立っている


「ヒチョル・・・どうしたんですか? 脅かさないでください」

ハンギョンがおどけたような顔をしてヒチョルを見つめると・・


「うわっ」

突然ヒチョルがハンギョンの背中にしがみついてきた

ぎゆ~っとしがみついたまま黙っている


「何かあったんですか? あの子達と喧嘩しましたか?」

背中のヒチョルは頭を横にふって否定する

「黙っていたらわからないですよ・・何があったんですか?」


ハンギョンが包み込むような優しい声でヒチョルに問いかけてくる


「ハンギョン・・・」

ヒチョルが小さい声で呟いた

ハンギョンの背中を通して聞こえるヒチョルの声は泣いているようだった


「何で・・・お前の事が好きなんだろう・・お前の事好きにならなければ

こんな思いしなかったのに・・・」


?

ハンギョンはヒチョルの言わんとする意味が理解できず

必死で頭の中で思考回路をフル回転させていた



突然なんだ・・・?

ヒチョルはソンミンとリョウクと映画を観ると言っていた・・それか?

そういえばキボムが雑誌を見ながら

今女子に流行っている映画が悲恋ものだって言ってたな・・・それか?

ヨジャ系のソンミンとリョウクと行った・・多分そうだ・・


ハンギョンはヒチョルの涙の原因がミンウクと見た映画だと結論づける


「ヒチョル・・こっちを向いてください」

ハンギョンは背中にへばり付いているヒチョルの手をとると

自分の方を向かせる


「突然どうしたんですか? 見に行った映画が怖かったんですか?」

ヒチョルは上目づかいにハンギョンを見つめると

今度はハンギョンの胸にぎゅ~っと抱き着いた


「うん・・・お前を失う事を考えたら怖い・・・」

ヒチョルの言葉にハンギョンは小さく笑う

「私が浮気するかもしれないとでも?」

「違う・・・」

ハンギョンは黙ってヒチョルの髪をやさしくなでる

「お前が好きだ・・・愛している・・・

お前が死んだら生きていけない位・・・愛している」


「私はまだ死にませんよ・・あなたのためにタバコもやめました

定期的に健康診断も受けるようにしました・・・だから大丈夫です」


ハンギョンの言葉にヒチョルは顔をあげてハンギョンを見つめる

瞳から涙があふれ出ている・・・

大粒の涙は真珠のように綺麗だな・・とハンギョンは思った


「映画を観て、私を失う事を想像して悲しんでいたのですか?」

ヒチョルは小さな子供のようにコクンとうなずく

ハンギョンはふーっと息を吐くと

ヒチョルの涙を指でやさしく拭った



「私はあなたの体当たりの捜査で毎回死ぬ思いをしているんですよ」

ハンギョンの言葉にヒチョルははっとする


犯人を捕まえるのに夢中になって

周囲の事がまるで見えなくなる・・・前まではそれでも良かったが

今は・・・ハンギョンがいる・・・殉職なんてとんでもない事なんだ


ヒチョルは今まで何度もハンギョンにつらい思いをさせていたのかと

ようやく自覚する事ができた


「ごめん・・・」

「謝らなくていいです・・・そんなあなたを好きになったのは私ですから」

「ごめん・・」

「前にも言いましたよね・・私は刑事をしているあなたの姿が好きだから

刑事をやめろとは言わないと・・」

「お前・・・バカだ・・俺なんかを好きになって・・・」

「そうですよ・・バカですよ・・あなたのために転職準備中ですから」

ヒチョルは涙をぬぐうとニッコリとほほ笑んだ

ハンギョンの腕に優しく抱かれながら幸せだと実感する


「ハンギョン・・・」

「まだ何かありますか?」

「おなかすいた・・・」

ハンギョンはクスッと笑うと

ヒチョルのおでこに優しくキスをしてキッチンに向かう


「夕食は食べなかったんですか? パスタでいいですか?」

「うん・・・あいつらと3人で大泣きしちゃって・・店に入らずに帰ってきた」


ハンギョンは3人で大泣きしている様子を想像してくすくすと笑う


「お前・・何笑ってんだよ!!!!!俺が映画みて泣いちゃいけないのかよっ」

恥ずかしさを隠すようにヒチョルは怒ったふりをする


あああ何てあなたはこんなに可愛いんだろう

ハンギョンはヒチョルへの愛おしさがあふれ出てきて止まらない



私こそあなたを失ったら生きていけません・・・

あなたが逝ったらすぐその場で後を追いかけるでしょう


ハンギョンの心の中を読み取ったかのように

ヒチョルがキッチンに立つハンギョンの横にやってきた


「たまには俺も手伝う・・・今は1秒でもお前から離れたくない気分だ」


そんなヒチョルを見てハンギョンは

「今頃ソンミンさんとリョウクさんも

恋人にぴったりと寄り添っているんでしょうね」とほほ笑んだ


この夜恋人たちは

いつもよりも何倍も甘い時間を共有する事となった・・・・





おしまい





ソファで読書中のハン様に後ろからしがみつくひちょ

その一場面が思い浮かんで書いた話でした・・・






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