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飛行機に関してよくわかってないので内容的におかしい事があっても

妄想空想話としてスルーをお願いします



[恋するフライト SJ航空] 4


「ちよっと~すっちーじゃなかった・・・CAさん~」

日本のJAの団体客の1人が手にしたタブレット端末を見ながら

近くを歩いていたドンヘを呼んだ

「はい・・・何かご用でしょうか・・・」

女性なら誰でもが虜にされてしまう甘い笑顔でドンヘは答える


「これさぁ・・・今の茨城空港なんだよ~完全に雪に埋もれてるよな

本当に着陸できんの? 他空港への目的地変更って・・俺いやだからな!!!!」


SJ航空はサービスの一環として

飛行中のWi-Fiサービスを行っていたので

離陸時と着陸時以外だったらいくらでもネットができた

今もタブレット端末で茨城空港の現在の様子を検索していた乗客が

あまりにも積雪のすごさに不安になってドンヘにその動画を見せたのだった


「うわっ!!!!!お客様・・ちょっと貸してください」

ドンヘはタブレットを乗客から預かると大急ぎでバックヤードに入り込んだ


「チーフ!!!!これ見てください!!!!絶対に無理ですよ」

イトゥクは茨城空港は現在除雪作業中という情報を得たばかりだったので

ドンヘに見せられた動画に眉をしかめ

「管制官の指示待ちになるだろうね・・・しばらく上空待機か・・・」

近くにいたドンヘ達にそう説明するとコックピットに入って行った



「こいつは・・・すごい悪天候だ・・・」

ハンギョンが管制官とやりとりをした後に小さく呟いた

「揺れてる~揺れてる~日本の遊園地のすごいコースター思い出すね~」

ヒチョルが楽しそうに言うとハンギョンが優しくほほ笑んだ

「どどんぱー」

「どどんぱー何かのおまじないみたい・・・」



その様子を見ていたイトゥクは

どんなに最悪な状況下になっても

その状況を楽しんでいる

この機長と副操縦士に何とも言えない信頼を感じていた



こいつら・・・絶対になんとかしてくれるよ・・悪運強そうだし・・・


「イトゥク~茨城空港に着陸予定で上空待機だって~

羽田は閉鎖だし成田もダメだって・・・」

ヒチョルの声がしてイトゥクはすぐに答える

「乗客の方はまかせてくれ・・今から説明してくる」




「お客様にご案内いたします

当機は茨城空港に着陸予定の時刻となりましたが

悪天候のためにただいま上空待機命令が出ております

お急ぎの所まことに申し訳ございませんが

もうしばらくお待ちください」


イトゥクの流暢な日本語に団体客がざわざわと騒ぎ出した

スマホのラインやTwitterで関東地方の大雪の事を知っているので

もしかしたら名古屋とか北海道とかに連れていかれてしまうのかと

乗客から不安の声が出始めてきていた



ファーストクラスに1人だけ乗っていたオーナーのシウォンは

自分で持っていたノートPCを広げて現在の茨城の様子を検索していた


「オーナー大丈夫ですか? 」ウニョクがコーヒーを差し出しながら不安げに訪ねてくる


「ちょっとラインで連絡とれるかな? 例のもの納品されていればいいんだけど」

シウォンは渡されたコーヒーを一口飲むと

いそいでどこかに連絡を取り始める





「ミミヒョン・・・・なんか気持ち悪くなってきた」

「さっきから揺れがひどいからね・・・リョウク少し座ってなよ」

「大雪だけど・・・大丈夫かな・・・最悪どっかに迂回するのかな」

顔色の悪いリョウクを心配してソンミンはやさしく抱きしめ頭をなでる


「僕たちのやるべきことをやるだけだよ・・・お客様を不安にさせないように

リョウクもちゃんと笑顔を作って!!!!」

「うん・・・」

「ここでちゃんと着陸しないと・・・そしたら楽しいデートが僕たちを待ってるんだ~」

「ミミヒョン・・・・本当に久しぶりに会うんだよね」

「そうだよ!!!!!大雪なんかに負けてたまるか!!!!!」

ソンミンの勇ましい顔をみてリョウクが小さくほほ笑んだ

「そうだね・・僕たちの最善をつくさなくちゃ・・僕たちはプロだもんね」


茨城空港では唯一の滑走路の除雪作業が急ピッチで行われていた

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