上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011.12.18 レラ姫様 ②
【レラ姫様】 その②


お城にもどってきたレラ姫と侍女のリョウクは

大急ぎでバスタブにお湯をはり始めました



「姫さま~あの龍をご自分のバスタブに入れるんですか?」



「うん・・・お気に入りのソープで洗ってあげるの♪ ってなんでそんな事聞くの?」



リョウクは道端で拾ってきた、とっても汚い龍を自分がいつも使っているお風呂で洗う・・・・

その行為に驚き・・・またその事を変とも思っていないレラ姫のあけっぴろげな性格に

とても好意を感じていました



姫さまはいつもそうだよね・・・困っている人を見るとほおっておけないし・・・・

王族も領民も同じ人間だって・・・・そんな姫さまが大好きだわ・・・・



お風呂の準備ができたころに

執事のドンヘと従者のウニョクが龍を運び入れてきました



「ありがと♪あとは私とリョウクでやるから~もういいよ~」



そういいながら姫さまはドレスを脱ぎ始めました



「うわぁ~姫さま何するんですか?」



びっくりしたドンヘが顔をそむけながらドアまで下がりました



「何って?今からドラゴンをお風呂に入れるから・・・ドレス濡れちゃうでしょ・・・

ドンヘいつまでいるのよ・・・私の下着姿が見たいの?????」



眉間にしわを寄せた顔で睨まれたドンヘはウニョクとともにあわてて部屋から出て行きました



レラ姫はリョウクの手を借りながら

泥だらけの龍をバスタブの中に入れました



びっくりした龍は、パシャパシャと大暴れします



姫はそれに負けじと抑え込みながら体を洗いました



「ドラゴン!!!静かにして・・・綺麗にしないと傷口からバイ菌はいっちゃうでしょ」



レラ姫の言葉が分かるのか龍は急に大人しくなりました



時間をかけてレラ姫は龍を綺麗にしました

真っ黒だったからだは、とても奇麗な銀色の鱗で包まれています

タオルで拭きながらレラ姫は、龍の体がキズだらけであることに気付きました



「リョウク・・・この怪我ひどいね・・・ドクターキボムを呼んできてくれる?」



「姫さま・・・その前に姫さまもお着替えを・・・・」



レラ姫は自分がずぶ濡れの下着姿なのに気付きあわてて着替えました





連れてこられたドクターキボムは

姫さまのベットに寝かされた龍におどろきましたが

言われるままに診察をしました



「ほとんどが擦り傷みたいなものだから・・・この薬を塗るといいよ・・・

でもバイ菌が入っていたら熱が出るかもしれないね・・・その時はこの薬を飲ませて」



「って・・・私は人間の医者なんだけど・・・薬は龍に効くか分からないよ」



レラ姫は大喜びしてキボムに抱きつきました・・・そしてキス!!!!!!



キボムは真っ赤になってあわてて部屋から出て行きました

可哀そうにここにもレラ姫さまへの恋の被害者が発生してしまいました



姫はリョウクに手伝ってもらって龍の体中の傷口に塗り薬をぬりました



やさしく龍の頭をなでると・・・「はやく治るといいね・・・ドラゴン」



そして疲れたレラ姫は龍の隣に入り込んで

一緒に寝てしまいました・・・・・



リョウクは・・・・とても怖い姿の龍に全く恐怖を感じることなく

その隣ですやすやと眠っている姫さまに微笑みながら、布団をかけてあげました





つづく

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://soubun485.blog119.fc2.com/tb.php/50-62ffc801

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。