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[湖畔の囚われ人]Last



天上界に着いてから

ソンミンは驚きの連続だった

龍に変化して空を登って行ったヒチョル達も

ここに戻ったら湖の底にいた時のように人間の姿に戻っている


リョウクやチョウミにいろんな事を教わりながら

少しずつ天上界の暮らしにも慣れてきた

湖の底での暮らしと違って

天上界ではいろんな人たちが館にやってくる

ソンミンも毎日あわただしい生活を送っていた



「ヒチョル達ってまだ部屋から出てこないの~?」

天上界に戻って数日たってからイトゥクが訪ねて来た

ソンミン達に自分の服のおさがりをもってきたのだった


「まあ・・・200年会えなかった分の埋め合わせしてるんでしょう」

リョウクが苦笑しながらイトゥクにお茶を出す


「ほんとに韓将軍はあっちの方は衰え知らずだねぇ~」

お持たせの「魔界おこし」をぱくつきながら好き勝手な事を言ってると


「ありがたいことに本当に衰え知らずで困ってる」

イトゥクの耳元で急に声がして、おこしがのどに詰まりそうになった


ゲボゲボ


むせながらイトゥクが振り向くとヒチョルが立っていた

頬をほんのりと上気させてすごく色っぽいオーラが漂っている

「うわ~たっぷり愛してもらったんだね~」

イトゥクの言葉にヒチョルは恥ずかしそうにほほ笑んでから

イトゥクの頭を一回叩いた

「うっせ~!!!!」


「昔のヒチョルに戻った~もっと殴って~」

イトゥクは親友の幸せそうな姿に涙を流しながら冗談を言う


「ソンミン・・・お前の恋人見つかったぞ

お前への未練がすごくあって魔界に落ちそうになってた

天帝さまにお願いして天上界の方へ連れてきてもらっている」


え?


ヒチョルはソンミンをやさしく抱きしめると


「あの館で俺の世話をしてくれてありがとう

お前もこの天上界に住む権利はもっているんだ

だから愛する人と幸せに暮らしてほしい」と言った


ソンミンの心にヒチョルのやさしさがしみこんでいく


「いいなぁ~僕もそんな人欲しいなぁ~」

リョウクが羨ましそうにつぶやくと

「あれ~リョウクに夢中な詩人がいたような気がするけど」

イトゥクが意味深な笑顔で聞いてくる


「あれは・・・関係ないです!!!!ただの先輩ですっ」

必死で否定するリョウクが面白いとイトゥクが吹き出す

ヒチョルも笑いながら

「その詩人さんが200年ぶりの逢瀬をお願いしてきたぞ」と言う

「え゛ーっ!!!!!!」

リョウクがうざいという顔をしたのがまた可笑しくてみんなで笑いあう


「みんなで幸せになろうね~」

イトゥクがえくぼの出る笑顔をむけて言うと

ソンミンは「幸せ」って本当に日常のささやかな事なんだな・・・と感じたのだった




おわり







夢でみたシーンは白い龍と銀色の大きな龍が寄り添って天へ昇って行く・・・所です

そのシーンからこの話を創り上げるのに・・・ちょっと辛かったです

話が収集つかなくてすみません・・・いつもの事ですけど・・・

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