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[ハンチョルうぎょる ~新婚旅行~ ] 後編 下


「あーあ~せっかく俺様が早起きして

作ってやった愛の朝食が・・・すっかりさめちゃったじゃんか~!!!!!!」

ハンギョンの朝からのラブコールにすっかり負けて

今まで散々ラブラブしていたのを棚に上げて

シャワーで濡れた髪をタオルで拭きながらヒチョルは文句を言った


「うん大丈夫だよ~今から美味しくいただくからね」

ヒチョルを美味しくいただいた後なので

すっかり上機嫌のハンギョンはニコニコしながら

真っ黒なトーストサンドを見つめてからヒチョルを見つめる

「な・・なんだよ・・・文句あるのかよ・・・」

「ヒチョルは初めて作ったんでしょ・・・頑張ったね」

ハンギョンはやさしくヒチョルの頭をなでると

キッチンの棚の中からアルミホイルを取り出した

「こうするとね・・・あら不思議・・・また美味しくなるんだよ」

ハンギョンはそう言うとヒチョルのトーストサンドをアルミホイルで包む

???????

ヒチョルが不思議そうに見ている中で

ハンギョンは手慣れた様子で

フライパンにアルミホイルで包んだものをのせ

火をつける





「ハンギョン・・・お前って魔法使いみたいだな・・・」

ヒチョルはパンが蒸されて柔らかくなり

美味しさが増したトーストサンドをぱくつきながら感心する

「ふふふ・・・ヒチョルの愛がたくさん詰まってるから美味しいよ~」

ハンギョンは美味しそうに食べるヒチョルを愛おしそうに眺める

炭の様に焦げたパンでもハンギョンにとっては自分のために作られた

ヒチョルの手料理に嬉しすぎて胸がいっぱいだった

大事に一口ずつ味わって食べる

その様子をヒチョルは恥ずかしそうに、でも嬉しそうに見つめていた





2人は昼間はバギーで遠乗りを楽しんだ

朝食づくりに神経を使って疲れたヒチョルはポットにお湯を入れて

カップ麺を弁当だと言い張って2人で仲良く食べる

ポットにお湯を入れてまでのカップ麺にハンギョンは苦笑したが

外は寒かったのでラーメンの暖かさに心まで温かくなる

(遠乗りしてカップ麺食べるなんて・・・ヒチョルとじゃないとしないな・・)

これも良い思いでだとハンギョンはにやけてくる顔を止めることはできない

(本当に俺は・・・ヒチョルに甘いんだなぁ・・・) ハンギョンが胸の中で苦笑する

「帰りは俺の運転だよ~行くぜ~」 ヒチョルの笑顔にハンギョンの目じりが下がった




ホテルに戻って夕飯はBBQだと知らされてハンギョンは驚いた

「このホテルはバーベキューできる所があんだよ~

材料は手配ずみなんだ」

地図を見ながらBBQコーナーにやってきて

2人で協力して肉や野菜を焼いて食べた

「あ~俺の肉くうなよ~」

「ヒチョルお肉ならいっぱいあるから怒らないの」

2人であーだこーだと大騒ぎしながら

楽しいバーベキューの時間は終了した


「ハンギョン~ここにきて~」

後片付けをしていたハンギョンは

ヒチョルに呼ばれて側にあった長ブランコの所にやってくる

「ここに座って」

ヒチョルに無理やりブランコに座らされた

「これ・・見ろ」

ヒチョルがiPadをハンギョンに押し付けて

走ってどこかに消えて行った


「ヒチョル・・・なんだ?」

ハンギョンは手元のiPadを見ると

動画が再生されている

「ヒチョルのビデオメッセージ?」


『ハンギョン・・・忙しい中、スケジュール都合してくれてありがとう

俺の思いつきの新婚旅行に付きあってくれて感謝している

今はなかなか会えないけれど・・・

たまにはこんな旅行もいいかなって思ったんだ・・・お前はどうだった?』

恥ずかしそうに頬を染めながらカメラに向かって話すヒチョル


ああああ・・・本当に可愛いよ・・・ヒチョル・・・


ハンギョンはヒチョルの姿を探した

少し離れたところからこちらの様子を見ているヒチョルと目があった

ハンギョンはヒチョルの元に走っていくと思いっきり抱きしめる


「なんでビデオレターなの?

今は手の届くところにいるじゃん・・直接聞きたい」

ハンギョンはヒチョルの耳元でこうささやくと

ヒチョルは真っ赤になって大きな声で叫んだ

「ばかっ!!!!!目の前だと恥ずかしいだろう!!!!!」

もうハンギョンの目じりは下がりっぱなし

「もう本当に可愛いんだから・・・俺の奥さんは」

ハンギョンはそう言うと

ジタバタするヒチョルを抑え込んで自分の方を向かせる

「今は・・・寂しい思いをさせててごめんね・・・

でも俺の気持ちはヒチョルだけのものだから・・・愛している」

ヒチョルは恥ずかしさで真っ赤になったのを

隠すかのようにハンギョンを睨みつけながら答える

「そんなの知ってる!!!!!!俺様の方がお前よりも愛している」

こんな時にまで負けん気の出ているヒチョルがとても愛おしくて

ハンギョンは小さく笑いながら 「うん・・俺も知ってるよ」

2人は唇を重ねあいお互いの気持ちを再度確認しあった

長ブランコの所にもどって仲良く腰掛ける

ハンギョンはヒチョルの肩を抱くとブランコを少し揺らした

ヒチョルはハンギョンにもたれるように体を預ける

このまま・・・2人だけの世界に行けたらいいのに・・・

そんな言葉がヒチョルの脳裏をよこぎる

明日はソウルにもどってお互いに多忙な日常に戻る事になっている

自分がシンデレラでいられるのもあと少し・・・・


ヒチョルは残り少ない時間を惜しむようにハンギョンの手を掴むと

ハンギョンは優しく握り返してくれた


ハンギョンが耳元で歌ってくれる中国の子守歌に

包み込まれるようにヒチョルはハンギョンの胸に体を預けた



恋人たちの長くて短い夜は始まったばかりだった・・・・









おしまい




本物のうぎょるは結婚式でしたね・・・・

ここでのハンチョルはいつも結婚式してるので(笑)

今回は省略しました

あの結婚式はヒチョルの願望なのかなって思うと

恋に恋しているようなヒチョルが微笑ましく思いました


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