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2014.06.15 ずるい男
前回書きました「打ち上げパーティ」の関連話があります

シウミンくんがヒチョルに話したハン様と会ったときの話です

ハンチョル記念日にハンチョル話があげられなくて・・・ちょっと凹んでます

今回はEXO-Mのメンバーも少しでます


[ずるい男]

EXO-Kが韓国の歌番組でデビューを遂げた同じ日に

EXO-Mは中国の音楽賞授賞式にゲストとして招かれ

事実上のデビューとなった

Mは中華圏を意味するMANDARINから名づけられたもので

先輩グループのスーパージュニア Mと同じ意味を示している

Mのメンバーは中国人4人と韓国人2人の6人で構成されていた

韓国人のシウミンとチェンは中国語がまだ拙いため

かなりの緊張を強いられていた・・・・


「あれ? あそこに座ってるのハンギョンさんじゃないの?」

クリスが最前列に座っているハンギョンの姿を見つけて

隣にいたシウミンに耳打ちしてきた

ああ・・・少しおでこが広くなった気がするけど・・

ハンギョンさんだ・・・・

シウミンはクリスに無言でうなずいた




東方神起に憧れて歌手を目指していたシウミン

友達の付き添いで行ったオーディションに当日参加して合格

晴れてSMエンターの練習生として入所した頃

大好きな東方神起は訴訟を起こして分裂

そしてその後

今度はスーパージュニアのハンギョンが

訴訟を起こして脱退する事が続いた

練習生だった自分達も衝撃が大きくて

その当時はいろんな噂を耳にして胸を痛めることが多かった


「ちょっとトイレに付きあって!!!」

ぼんやりと考え事をしていたシウミンはチェンの声で現実に戻る

中国メンバーは他のアーティスト達と話したり挨拶したりしていたので

2人だけでトイレに向かった


用を済ませてトイレから出てきたところ

シウミンとチェンは後ろから声をかけられた

「君たちEXOってSMの新人?」

流暢な韓国語で話しかけられて

シウミンたちはビックリして振り向くと

そこにはタキシードを粋に着こなしたハンギョンが

笑顔で立っていた


シウミンはまさか話しかけられると思ってなかったので

あまりの驚きで眼を見開いたまま言葉が出ない

チェンも驚いて息をのんだが、持ち前の人懐っこさで

ハンギョンの問いに答えた

「僕たちは韓国で活動するEXO-Kと中国で活動するEXO-Mの

双子のようなグループとしてデビューしました」

「いまここにいる君たちはMの方だね・・・

スジュと一緒でMANDARINのMなのかな?」

「はい・・・そう聞いてます」

「君たち2人だけが韓国人なんだね・・残りは中国人のようだけど・・

いろいろ大変な事多いけど・・・頑張ってね」

ハンギョンはそう言ってその場を去ろうとしたが

シウミンの顔を見て何かを思い出したかのように戻ってきた

シウミンの顔をまじまじと見つめると

「君・・・ヒチョルの好みの顔だね・・・ヒチョルに会ったことある?」

「いえ・・・お話したことはありません・・・それに今兵役中ですし・・」

「ああ・・そういえば今は区庁で働いてるね~」

ハンギョンはそうだった・・と苦笑した

たとえおでこの面積が広くなろうとハンサムはハンサムなんだな・・・

チェンはハンギョンの顔を見ながらそう思った

「君・・・本当にヒチョル好みだから気を付けた方がいいよ

そうそうSMタウンとかで一緒になったら襲われちゃうよ・・・

後ろから抱きつかれて~ポッポされちゃうね」

ハンギョンはそう言うと楽しそうに笑った

シウミンはそんなハンギョンを真面目な顔でじっと見つめ

「ハンギョンさんは・・・

まだヒチョルさんを好きなんですか?」と聞いてきた


突然のシウミンからの問いに

ハンギョンは驚いてシウミンを見つめる


「おーい!!!!シウミン~!!!!チェン~!!!!そんな所にいたの~?」

ルハンが大声をあげながら走ってくる

シウミンは黙ってハンギョンの顔を見つめたまま・・・

チェンは黙ったままのシウミンとハンギョンを気にしながら

ルハンに向かって手をふった


くすっ・・・

ハンギョンはシウミンに最高の笑顔を向ける


『ごめん・・・俺・・・韓国離れてだいぶ経つから

韓国語忘れちゃって・・・何て言われたか分かんないや・・・』

そう中国語で言うと走ってきたルハンにも笑顔を向けて

『頑張ってね』と声をかけて去って行った・・・・・

「ねえ・・・ルハン・・・今ハンギョンさんは何て言ったの?」

チェンがルハンに聞くと

「韓国離れてだいぶ経つから、韓国語忘れちゃって

言われたことわかんないって言ってたよ」

ルハンの訳を聞いてシウミンは、ふんと鼻を鳴らし

「ずるい男・・・」と呟いた

それを聞いたチェンは苦笑しながら「確かにね」と相槌をうった



シウミンは練習生の頃

精神的にダメージを受けているヒチョルを見かけたことがあった

仕事もできずに部屋に引きこもって酒ばかり飲んで

うつ病になっている・・・


そんな噂を聞いていた頃に事務所でヒチョルを見かけたのだった

何かの用事でマネージャーに連れてこられたヒチョルは

泣きはらした目をして頬がこけて

精気もなくかなり痩せて見えた

かなり遅い時間だったのでレッスン室には他に誰もいなくて

遅くまで自主練習で残っていたシウミンが

たまたまその姿を見てしまった

あまりの憔悴した姿をみて

シウミンの心も悲しみでいっぱいになった・・・

ヒチョルさんは・・ハンギョンさんを失った悲しみで

死んでしまうかもしれない・・・そんな風に感じた・・・

そんな事があった・・・・





そんなヒチョルの姿を思い出して

「まだヒチョルさんを好きなんですか?」と思わず聞いてしまった

思いっきりはぐらかされてしまったけど

シウミンを見つめるハンギョンの瞳はものすごく優しかった

その瞳をみてヒチョルへの想いを感じることができた


「中国人ってすっごくずるい所あるんだな・・・」

シウミンが思わず呟いた言葉にチェンが思わずドキっとする

「え~なんだよ~僕ミンソクを怒らせることした? それともタオがなんかした?」

ルハンがシウミンの言葉に即座に反応する・・・

少し悲しそうな顔をつくってシウミンの顔を見つめた

え?

シウミンが心の中で呟いたつもりで口に出してしまった事に気づいて

あわてて笑顔をつくる

「変な意味じゃなくて・・・

芸能界を成功するためには多少ずるい所がないとダメなのかなって」

「うん・・・いい子だけじゃ踏み台にされちゃいそうだね」


芸能界にデビューした記念すべき日

シウミンは中国で成功しつつある「ずるい男」と対面したのだった



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