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今日はヒチョルのお誕生日です・・(日付変わってしまったので昨日ですね)


リアルヒチョルはお友達のゴニさんと仲良しのインスタをあげてましたね

ますますハンチョル妄想が萎えてしまいます・・・ちなみにゴニさんは

私の幼馴染という話に出てきます・・・

(当時はコンヒだと思ってたのでコンヒという名前で出てきます)

今日はヒチョルお誕生日おめでとう~という事でお話をあげます

今回のハンチョルはパールサファイアの2人です


[誕生日] パールサファイア番外編


クリスマスイブの日に

遊園地の前で母親に捨てられたヒチョルは

自分の誕生日が一番嫌いな日だった

どうしても母親の事を思い出してしまう・・・

誕生日はこの世から抹消したいくらいの気持ちだった・・・・



「ヒチョルのお誕生日っていつなの?」

最近ヒチョルの面倒を見てくれるハンギョンが

テレビのニュースをみながら何気なく聞いてきた

え?

「施設で育ったって言ってたけど・・・まさか知らないの?」

ヒチョルの返事がなかったので

ハンギョンは余計な事を言ったかなと

不安そうにヒチョルの顔を覗き込む・・・・・


いろいろあって施設を飛び出したヒチョルは

生きていくために体を売って日々の糧にしていて

何の希望も持てずにただ生きているだけの毎日を過ごしていた

そんなどん底の生活を送っていた時にハンギョンと出会った


変態なサディストの客にいたぶられ

耐え切れずに外に逃げ出した時にハンギョンに助けてもらったのだ

ハンギョンは警察を呼んでいろいろな手続きをしてくれて

ヒチョルの身元引受人にまでなってくれた

それから自分の家に住まわせてくれて

あれこれと世話を焼いてくれている


ヒチョルは最初戸惑ったが

ハンギョンの親切心に偽りがないことに気づき

今では少しずつ心を開いてきていた

ハンギョンが不安そうな顔をして自分を見ていたので

ヒチョルは笑顔を作ってこたえることにする

「誕生日は知ってる・・・7月10日・・・・

残された母子手帳に書いてあった・・・・」

「7月10日・・・明後日だね」

ハンギョンはそういうとその話題を打ち切った






「ただいま~」

ハンギョンが仕事から帰宅するとヒチョルは大きな箱を渡された

「え? なにこれ?」

「今夕飯の支度するからね~その箱をテーブルに置いておいてね」

料理のできないヒチョルはハンギョンが夕食の支度をし始めると

箱をながめながら黙って待っていた




「今日はヒチョルの誕生日でしょう? ケーキ買ってきたよ」

食事が済んでからハンギョンは箱をあけて中からケーキを取り出した



うわっ・・・・

生クリームと苺の飾られたホールケーキ

中央には「Happybirthday ヒチョル」と書かれたプレートが飾ってある

ヒチョルは誕生日を祝ってもらったことがない

施設で集団での誕生日会はあったけど・・・・

ましてや自分ひとりのバースディケーキなんて初めてだった


初めての事に戸惑っていると

ハンギョンが手早くロウソクに火をつける

誕生日の歌を歌ってくれた

「願い事を心に思ってロウソクの火を吹き消すんだよ」

ヒチョルはロウソクを眺めながら涙をながす

「ヒチョル・・・どうしたの?」

「俺・・・自分の誕生日が一番嫌いだった・・・・

自分を捨てた母親を思い出すから・・・・

捨てるんだったらなんで俺を生んだんだろうって

俺はずっといらない子だったんだ・・・・」

ハンギョンはヒチョルを優しく見つめると

テーブルの上に置いてあったその手をやさしく握った


「俺は・・・ヒチョルと出会って・・・君のお母さんに感謝している

たとえ捨ててしまったとしても生んでくれたことに感謝しているんだよ」

ヒチョルは黙ってハンギョンの顔をみつめる

「ヒチョルがおなかにいた時に生まないという選択肢もあったはずだよ

でもヒチョルを生んでこの世に設けてくれた・・・・」

「そして今俺たちは出会うことができた」

ヒチョルはハンギョンの言わんとする事が分からず不思議そうな顔をする


「俺は・・・初めて会ったあの時からヒチョルの事が好きみたいだ」

「え? うそだ・・・俺・・・変態から逃げ出して・・・あの時・・・」

「今までの俺だったら・・・あの場面では知らないふりをして

見捨てていた・・・だけどあの時ヒチョルと目があって助けたいって思ったんだよ」

「お前・・・こんな俺でも好きだって・・言ってくれるの?」

「一緒に住んでからますます好きが増えていく・・・不思議だね」

あ・・・・・

ヒチョルの胸がキュンと締め付けられた

今ハンギョンに言われたことそのままヒチョルも感じていたのだ

心を開くようになってからハンギョンの事が好きになっていた

そして1日1日ハンギョンを好きという気持ちが膨らんでいく・・・


「ほら・・・はやく願い事をしてロウソクを吹き消さないと」

ハンギョンに言われてヒチョルは慌ててロウソクの火を吹き消した


「俺・・・お前にふさわしくないほど汚れている・・・

でも・・・お前が好き・・・これからも一緒にいたい・・・・」

ヒチョルの告白にハンギョンは少し驚きながらも嬉しそうに目じりをさげた



ヒチョルは自分の誕生日が一番嫌いだった

でも今この瞬間から一番好きな日に変わった


「これから少しずつお互いの事を分かり合えるようにしていこうね」

この日からハンギョンの見返りを求めない愛情がヒチョルにたくさん注がれる

そしてヒチョルは今までの自分と違う生命体として生まれかわることができた







「ヒチョル兄さん~♪今年のケーキは頑張りましたよ」

リョウクが通っている料理教室の

特別レッスンでバースディケーキを作ってきた

「おおうまそうだな・・・リョウクもずいぶん上達したね」

ハンギョンがリョウクの頭をやさしくなでる

「ヒチョル兄さんは生クリームの苺が一番好きですよね」

リョウクに言われてヒチョルは嬉しそうにほほ笑む

「生クリーム苺がケーキの王道だろうがぁ~」

そう言ってハンギョンに最高の笑顔を向けた


今では自分を捨てた母親に生んでくれてありがとうと

感謝の気持ちを述べることが出来る

今どこで何をしているのか知らないけど

生んでくれたからハンギョンと出会うことができたと素直に喜べるようになった

「誕生日は親に感謝する日でもあるんだな」

ヒチョルがぽつりとつぶやくと

リョウクもハンギョンも優しくほほ笑んでくれた・・・・・





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