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2012.01.04 初夢
【初夢】


「ほらっヒチョル起きなさいっ」

ん?

母さんの声がする・・・・

「こら~っ!!!!!!今日は何の日か分かってんの?遅刻よっ」

姉ちゃん???????

ぼんやりしていると突然頭を殴られる・・・・


「痛って~っ・・・姉ちゃん何すんだよ・・・頭と顔は事務所的NGだからなっ」

俺は殴られた頭を押さえながら・・・しぶしぶ起きる・・・

ん?

ここは江原道の実家?

ぼんやりしたまま手をひかれ車に乗せられた・・・・


「運転手さん急いで下さい!!!!!!遅刻しちゃうから」

遅刻??????

俺は何だか分からないまま母親と姉に拉致られて車で移動している・・・


どこへ???????


「着いた~ヒチョルここから走るわよっ」

「ちょっと待って・・・どこに行くの????何なのいったい????」

姉に無理やり手をひかれて走る俺・・・・

気付くとどこかの建物の中にいる


「キム・ヒチョル様お待ちしておりました」

営業スマイルの中年女性が出迎える中

俺達は部屋に通された


「ねえ・・・姉ちゃん・・・ここどこ?  今日なんかあんの?」

姉のヒジンは目を大きく見開いて、呆れたように言った

「あんた!!!!!まさか自分の結婚式を忘れたんじゃないでしょうねっ!!!!!」


ええええええええっ??????????

けっ・・・結婚式・・・俺の??????????

何それ・・・・知らない・・・・


茫然としている中

母親と姉とで係の人達と打ち合わせをしている

俺はスタッフの人達に無理やり着ているものを脱がされて

上半身裸にされた・・・・

あわてて胸を隠す俺に対して母親は・・・


「せっかくの美しいドレス姿を完ぺきにするために

ハリウッドから特殊メイクの方をお願いしたから・・・ちょっと違和感あるけど

美しさのためだから我慢しなさい・・・ヒチョル分かってるわよね」と

凄みのある笑顔で俺に言った


ハリウッド?????特殊メイク?????なんだそれ?????


俺は抵抗するすべもなく・・・なされるままになっていた・・・・


いつ俺のサイズを測ったのか知らないが

俺にぴったりの作りもののバストがいつの間にか置いてある・・・

これ・・・ハリウッド技術って・・・こいつ?????

バストを装着されて肩の開いたドレスを着せられる・・・・

胸の谷間が少し見えて・・・全く違和感がない・・・最初から俺の胸のように溶け込んでいる


「ヒチョルはデコルテ(鎖骨)が美しいから、やっぱりその肩のあいたドレスが似合うわね~」

母親が満足そうに俺を見つめながら呟いた

「それにしても本当に自然な胸だわね・・・私はいらないけどさ」

姉も作りもののバストの自然さに驚きながら眺めている


化粧をされ・・・こちらは俺の美貌のおかげでほとんどいじる事もなく

ナチュラルメイクで十分に美しくなった・・・

髪の毛は短いのでウイッグを着用したが、あっという間に美しい花嫁が出来上がった


「これ・・・が・・俺?????」

今まで番組などで女装をする機会は多かったけれど

今回は女性と同じ胸のふくらみもあり純白のウェディングドレスを来ている自分に

思わず見とれてしまった・・・・本当に俺・・綺麗だ・・・



「きゃ~ヒチョル君ほんとうに綺麗だわ~」

「女として悔しいっ」

気付くと周囲にヒョクやギュやジョンスの姉さん達が俺を囲んでいる

「お色直しはどのドレスなの????」

「きゃ~私が着たいくらい素敵~」

姉さん達はドレスに夢中になって騒いでいる・・・


「ヒチョル~悔しいけどアンタ今日は女神さまのように綺麗だよ」

いつの間にか俺の横にソン・ダンビがいて俺を褒めた


「げーお前からそんな言葉聞くなんて・・・今日は大雪降るんじゃねぇ~?」

「ヒチョル~あまりにも美しすぎてアンチは叩く事できないね」

 BOAもニコニコしながら俺の顔を見つめている

「ヒチョルあっぱー綺麗です~」

ソルリが泣きながら俺に言った

「俺いつからお前の『あっぱ』になったんだ?」 *『あっぱ』はパパの事

気付くと俺の女友達が俺の周囲を囲んで口ぐちにドレス姿を褒めてくれている


なんか気分が良くなってきた

俺の結婚式だって言ってたな・・・みんな俺の式に出席してくれるって事か?


「ヒチョル兄さん・・・支度できましたか?」

ホンギが控室の扉を開けた

「うわぁ~っ・・・・・兄さん・・・綺麗です・・・」


俺の姿を見てホンギは泣きだした

「お前・・・なんで泣くんだよ」

「だって・・・・俺の兄さんが・・・今日で花婿さんのものになっちゃうから

もう俺と遊んでくれないのかと思ったら・・・それにあまりにも綺麗だし」

言ってる事が良く分かんね~奴だな・・・

「結婚したって・・・ホンギは俺の弟だからな・・・泣くな」

「ヒチョル兄さん~花婿さんが外で待ってますよ」

リョウクが俺を呼びに来た・・・・

「きゃあ~」

俺の姿を見たリョウクも「綺麗です・・・ドレス似合ってます・・・

兄さん・・・良かったね・・・」とボロボロ泣きだす・・・

「リョウガ・・・ありがと・・・お前のおかげだよ」

リョウクの頭をなでると外へ出た


あれ???

ここは・・・・見た事ある場所・・・

昔写真集を撮りに来た・・・マレーシア・・・そこの教会だ・・・


教会の前によく知っている人物が立っている

ああ・・・

ハンギョン・・・・


俺の・・・愛する人・・・


ハンギョンは俺に気付くとニッコリ微笑んで両手を広げる


俺はドレスの裾を持ってハンギョンに向かって走り出す・・・


ハンギョンは俺を抱きしめると

「ヒチョル・・・綺麗だよ・・・俺の花嫁さん・・愛している・・もう離さない」


ああ・・・幸せだ・・・ハンギョンと結婚するんだ・・・

みんな俺達を祝ってくれているんだ・・・


ハンギョン・・・愛している・・・一生離れないから・・・



***********************************************************************


「あれ? ヒチョルこんなトコで寝ている・・・風邪ひくわよ」

実家のリビングのソファーで眠ってしまったヒチョルを見つけて母親は言った


「ヒチョルの顔・・・何このヘラヘラ顔・・よだれたれてるし

すっごい間抜けな顔して寝てるけど・・・夢でも見てんのかしら」

姉のヒジンの言葉に母親はクスクスと笑って

「この顔はたぶん・・・・すごく幸せな夢だわね・・・今日みる夢は『初夢』だから

よかったわね・・・きっとその夢は叶うわよ・・・ヒチョル・・・・」

母親はそう言うと毛布をヒチョルに優しくかけた





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