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【ボム事件その後 6】

キボムの教室は3階にあり、彼の席は一番窓側にある

今日も彼は授業中に何となく外を眺めていた・・・・


ん?


ちょうど学校の校門の所に人影が見える

あの制服って・・・・

詰襟の学生服って・・・ここら辺ではコサン高校しかない

コサンもまだ授業中だろうに・・・何しに来たんだろう・・・・

不思議に思ったがすぐに授業に集中して問題を解き始めた





放課後ドンヘがキボムに話しかけてきた

「今日お前時間ある?」

「塾あるけど・・・少しならいいよ」

「じゃあ~ちょっとマックに寄るから一緒に行こう」ドンヘが笑って答えた

「そういえば・・・・さっき授業中に・・校門の所にコサンの制服姿の奴を見たよ

なんかウチの生徒やらかしたのかな・・・・お礼参りかな・・・・」

コサン高校はここら辺では気性の荒い男子が多いとの噂がある・・・

「コサン??????」

キボムの話を聞いてドンヘは顔をしかめると「あいつか?」と呟いた・・・



「ドンヘ~行くぞ!!!!!!」ヒチョルがいつもの調子でやってきて

教室のドアから顔をのぞかせて声をかける

ドンヘは今朝のヒチョルの様子が いつもと同じだったのでホッとしていた

いくら初恋がまだだといえ、キスされて気を失うほど純情だったとはドンヘも驚きだった

「なんだよ~俺の顔に何かついてるか?」ドンヘが黙ってヒチョルの顔を見ていたので

ヒチョルは眉間に皺を寄せて文句を言う

その様子を見ていたキボムは耐えきれず吹き出した

「キボマー何だよ~お前まで笑うのか?」

「フフフ・・・ヒチョル元気だね・・俺もマック行くよ♪」

「おうっ!!!!シンドンが先に行ってるからもう行くぞ~」



「なんでマックに集合なの?」キボムがドンヘに聞くと

「進路の説明でさ・・大学のなんか書類に書いて出すじゃん・・・

俺達よく分かんね~からさ・・キボムに教わって書こうとおもって・・・・

お前学年トップだもんな・・・ソウル大学に行くんだろうけどさ」

「一応目指してるけど・・・目指すのは誰でもできるし」

キボムは恥ずかしそうに笑う

「キボマーお前ほんとーに謙虚だな~中学時代と変わってね~し」

ヒチョルはニッコリと微笑んでキボムを褒める

「そんなトコ俺好きだよ~」ヒチョルに好きと言われてドキンとするキボム

3人で大騒ぎしながら校門を出ると・・・・・

「あ゛ーっ」ドンヘが大きい声を出した

ヒチョルとキボムがその声につられて顔を向けると

辛そうな表情のハンギョンが立っていた・・・・・・



「ハンギョン・・・お前~昨日は何してくれたんだよっ!!!!

どの面下げてここに出てこれるんだよっ!!!!」

ドンヘは昨日の事を思い出して文句を言う

ハンギョンは黙ってドンヘからの非難を浴びている・・・・・

「ドンヘ・・・黙って」ヒチョルがドンヘを黙らせると


「ハンギョン・・・昨日・・家までおぶってくれてありがとう

そして俺の事好きだって言ったよね」

ヒチョルはハンギョンをまっすぐに見つめながら言葉を続ける

ハンギョンもヒチョルを見つめながら次の言葉を待っている・・・・

「お前・・・俺の事なんも知らないだろ?

俺も・・・お前の事なんも知らない・・・・・・

誕生日も好きなものも趣味もなにもかも・・・・知らない・・・」

「だから・・・・」

「だから?」

「これから・・・友達になろう・・・まずはそこから始めよう」

ヒチョルはニッコリと微笑んで話を続ける

「俺・・・・お前の事・・・いろいろ知りたいし・・・俺の事知ってほしいし・・・」

最後は頬を赤らめながら告白とも言える言葉を紡ぎ出した


キボムは昨日の事を知らなかったが、ハンギョンがヒチョルに告白をして

ヒチョルがそれを受けた・・・と判断して

「俺達いまからマックに行くんだけど・・・ハンギョンも行こう・・

俺・・キボム・・ヒチョルとは中学時代からの友達なんだ・・ヨロシク」


嫌われたと思って昨夜は一睡もできず・・・今日も授業を途中で抜け出して

ヒチョルの学校の前で待っていたハンギョン・・・・

ヒチョルの言葉とキボムの言葉に思わず目がうるんでしまう・・・・・


「けっ・・・コサン高校のたらしのハンギョンがこんな事で泣きべそかいてるぞ

ヒチョルが許可したから俺も友達になってやってもいいけど・・・俺・・ドンヘだから」


ドンヘの偉そうな言い方に思わずみんなで笑ってしまった




そうだ・・・・・まだ何も知らないんだよな・・・俺達・・・・

まずはお互いの事を知る事から始めないと・・・ヒチョルの言うとおりだ

ヒチョル・・・・君は友達に愛されているんだね・・・・

俺も彼らに負けない位・・・ヒチョルの事たくさん知りたい・・・・・




マックに着くと

みんなを待てなかったシンドンが1人でプルコギバーガーにパクついていた

それを見てまたみんなで笑い、ハンギョンも仲間に入れてもらえた喜びで笑顔になっていた
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